こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

小さな食育

2006-01-15 21:43:11 | きょうのひと言
昨日「ニッポン食育フェア」へ行ったことは昨日書きましたが、その時「カゴメ」のブースでうちの2人の子供が
”エプロン”をもらってきました。

そして今夜は、そのエプロンをして2人が夕食を作りました。
ご飯、みそ汁、ハンバーグの比較的簡単なものでしたが、エプロンをして必死に作っていました。
味もまずます、それよりも自分たちで作ったものだからなのか、すべて「完食」。
いつもなら、たいがい何かしら残す2人なのですが、きょうは残しなしです。

最後は使った鍋やフライパン、食器類を洗って2人の夕飯作りは無事終了しました。

たった1枚のエプロンから、献立を考え、包丁や火を使って調理(簡単なものですが・・・)、片付けまでやってしまった2人の子供たち。
よっぽどエプロンを使ってみたかったのでしょう。
でも、動機は何であれ、このエプロンのお陰で「小さな食育」が出来たことは事実です。
「カゴメさん、ありがとう」と、親として感謝致します。

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初出荷

2006-01-15 20:50:19 | きょうのひと言
今年最初の”究極の直売!”から注文をいただいた方々への「出荷」をしました。

今年のスタートは、越谷市、東京都、大阪府の3ヶ所への出荷です。

ここ埼玉県越谷市も、年末から寒さが厳しく、野菜の生育には最悪の条件が続いています。
でもこのような状況の中から、値段が高いと報道されている「葉もの野菜」を中心に「こだわりセット」を組みました。

確かに、お店では値上げされた野菜が目立ちますし、生育が良くないのはわが家も同じです。でもだからといって、値段を上げるのは”便乗値上げ”のような気がしています。だからうちの野菜の値段は、収穫開始から終了までほとんど変化させません。
コスト計算をして、それに見合った価格設定をしているからです。
もしかしたら、もっと高くても売れるかも知れません。でも価格設定を不安定にせず、安定化させることによって”安心感”が得られれるような気がします。目先の利益ばかりを追い求めず、常に安定した野菜の提供を私はしたいのです。

だいたい、契約栽培をしているスーパーあたりが、なぜ値上げをする必要があるのでしょうか?私から見れば、これはまさに”便乗値上げ”です。

農家も販売店も、価格を一定に保つ努力をもっとすべきだと思います。
信用第一ですよ、やっぱ。
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こんなものか・・・

2006-01-14 23:57:19 | きょうのひと言


ニッポン食育フェア
へ行ってきました。
正直な感想を述べると・・・
非常に書きづらいことなのですが、ひと言で言えば「こんなものか」という印象でした。

国の機関や業界団体、企業の取り組みは、さすがというか食育と企業(業界)のPRが
両立されている良いものだと思いました。
体験も多くあり、食を学ぶという意識を持たずに知識を身につけられる工夫が
多くあったと思います。

うちの息子と娘は、生まれて初めて”そば打ち”を体験させてもらったり、バナナのDNAを抽出する実験をさせてもらったりで、かなり興奮状態(大喜び!)。
子供たちの好奇心をうまく使った学習だったのではと、感心しました。

それに対して、食育の一翼を担うはずの「学校給食」と「生産団体」の出展は驚くほどお粗末!!
全国の給食の中から”珍しいもの”を集めて展示していたり、食材のレプリカを展示しているのはいいのですが、説明はほとんど無し。あげく、栄養士もしくは食育担当の教師らしき人たちは、試食コーナーばかりにいる!!国や行政機関、業界団体(企業)の頑張りとは裏腹に、本当に頑張るべき方々が、遊びに来ているという感じ。

さらに生産団体の方は、食育ではなく、”地産地消”というコンセプトなんでしょうが、
単なる農産物の即売会をやってるし・・・。生産者は、売ることしか考えてないのではないかと本気で思ってしまうほど情けなく思いました。
せめて、生産の様子や美味しい食べ方の展示くらいはあっても良いのではないでしょうか?そういえば、何か催事があると必ず”農産物即売会”が開催されているような気がします。単なる人寄せイベントばかりしていて、食育や食の安全などあるはずもないと思います。

いい試みと、考えのない”今まで通り”のブースが混在している不思議な空間でした。
それにしても子供たちよりも、おじさん、おばさんの来場が多かった(午前中は)ということは、もしかして、関係者の来場が多かったということなのでしょうか?

食育と声高におっしゃる関係各位の皆様。ぜひもっと仕掛けのある”こだわりのある”出展を来年は是非お考えください。現場の方々の意識の低さが際だつだけで、しらけしゃいますから・・・。何なら、来年協力しますよ!

すみません、別に他意はありませんが本当にがっかりだったんです。

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気晴らしかねて

2006-01-14 08:38:29 | きょうのひと言
きょうは1日雨の予報。
昨夜も少し降ったみたいで、この週末予定していた作業はちょっと難しそうです。
明日は朝から晴れるようなので、朝からみっちり作業をやるつもり。

そんなわけで、きょうは潔く作業を止めて、有楽町で今日と明日開催される「ニッポン食育フェア  -第3回食育総合展-」へ
これから家族で出かけてみようと思います。

最近「食育」という言葉があちこちで使われていますが、私にとってはどれも「?」。
言葉に踊らされているような気がしてなりません。自分が考える「食育」と主催者側が考える「食育」のギャップを知ることができればいいと思います。

食をはじめ、いろいろなものが多様化している今、1つの考え方ですべてをまとめてしまうのにはかなりムリがあると思います。
いろいろな考え方やニーズを知り、新しい発想を取り入れたりすることは、これからの農業経営には絶対不可欠なものだと思います。
そして結果的に、自分たちの考えがより強固なものとなれば、それが経営方針という大きな柱になるし、
またそれが「こだわり」にも通じて来る。

多くの情報の手にして、その中からできることとできないことを区別すればいいわけなので、展示会や展覧会は私にとってすごく魅力的な情報収集の場となっています。

それでは、行ってきます。これから行けば、10時の開演に充分間に合います。
混む前に会場内を見てしまうつもりです。
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畑が凍った!

2006-01-13 23:48:17 | 農作業のこと
最近の寒さのため、うちの大根の葉っぱも霜でだいぶやられてしまいました。
ほとんど枯れているような状態です。
ほうれん草は、相変わらず生育が悪く、霜にやられていないのが唯一の救いといったところです。

最近は、畑の土が凍っています。氷河などに見られる”凍土”ってもっとすごいんだろうな・・・なんてくだらないことを考えています。

露地栽培の宿命ですが、こんな状態が続くと冬野菜の栽培が難しくなってきます。
何か対策を考える必要性を強く感じたこの冬は、たくさんの教訓を示してくれたような気がしています。

諦めずに、次につながる何かを見つけないとねっ!
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ちょっと困るなぁ

2006-01-12 22:28:38 | 農作業のこと
週末の天気がちょっと心配。
予報では、土曜日が曇りのち雨、日曜日が雨のち曇りです。
かなり乾燥をしているので、湿り気は大歓迎なのですが・・・。

今週末は、乾燥させた雑草を小さくカットして堆肥を作る予定なのですが、
雨が降ってしまったら、雑草がまた乾くまでこの作業は延期です。

仕事の予定が天候に左右されるのも、露地栽培をしているのですからある程度は仕方のないことです。
天気とにらめっこの日々が今年もいよいよ始まったという感じです。

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確定申告

2006-01-10 20:29:20 | 営農のこと
今年も確定申告のシーズンになりました。
申告自体には難しいことはないのですが、
これをすると1年間の足跡が数字でハッキリとあらわれるので、
何が良くて、何が悪かったのかが一目瞭然です。

これから当分の間、入力したデータの見直しです。ふぅ・・・。
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今年は約50種類

2006-01-09 21:57:09 | 営農のこと
新年を迎えてもう1週間。
寒さ厳しい時期ではありますが、春からの栽培計画が何とかまとまってきました。

今年は野菜、果実、ハーブ、花卉でおおよそ約50種類の栽培を予定しました。
種から育てるものがほとんどですが、一部苗を導入するものもあります。

すべてがうまく行けばよいのですが失敗するものも、もしかしたらあるかも知れません。

栽培計画は、これから検討を重ねて2月中に確定させます。
土作りは共通の作業としてできるので、これから順次始めます。


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がんばれ!ほうれん草

2006-01-09 19:16:03 | 農作業のこと
今朝畑に行き、「ほうれん草」に寒さ対策をしました。
ポリプロピレン素材の連続長繊維不織布を使った”べたがけ”というものです。
この連続長繊維不織布は、透光率が90%で保温性・通気性・防霜性に優れています。

昨年は暖冬であったこともあり、完全露地栽培で収穫を終えられたのですが、
今年はそうも行きそうにありません。”遅ればせながら”という感も否めないのですが、
少しでも生育しやすい環境を作ってやろうとの思いで、きょうの作業となりました。

これからの気温にもよりますが、うまくいけば今月下旬くらいには食べ頃を迎えることができるのではないかと思います。
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家内安全!

2006-01-08 22:17:25 | 地域の出来事
うちの菩提寺で新年の護摩法要がありました。
毎年新年の3が日を除く最初の日曜日(今年は8日)に執り行われます。

今年も「家内安全」の護摩札をいただいてきました。
家族が「安全に健康に」過ごせてこそ、仕事をはじめとするいろいろなことができると思っています。
だから家内安全は、基本中のキホン。

いい1年になるよう、あとは努力するだけです。
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