こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

使うか使わないか?買うか買わないかはお客さんが決めること。

2016-02-28 21:17:23 | きょうのひと言
  


本日「げんきの市場」へ出荷した、小さな「ニンジン」と「赤かぶ」。

小さいけれど、味と香りは一人前。
見た目があまりにも小さいだけで、
ほんの少し工夫をしてもらえれば間違いなく美味しく召し上がってもらえます。

通常このように小さいものは世に出すことなく処分してしまうのですが、
ふと思ったんです。
「何か使い途があるのではないか?」と。

小さいからと言って販売をしないのは、言えば作り手の「自主規制」。
「これじゃ売れない」と勝手に決めつけて販売を取りやめてしまっているのですが、
「もしかしたら使い途があるかも?」との思いだけで、
本日の出荷分にあえて「小さすぎる」ニンジンと赤かぶを加えてみました。

結果はというと・・・
完売でした。

うれしい反面、売れないと思っていた事に対する自己嫌悪。

大切なことを忘れていたんです。

「使うか使わないか?買うか買わないかはお客さんが決めること」

そう、出す側が勝手な判断をし、お客さんのニーズを掴み切れていなかったんです。

当たり前のことをすっかり忘れていました、「売る努力」。

いままで自己判断で処分していた野菜たちに心の底から謝らなくてはいけませんね。
大きさじゃない野菜の持つポテンシャル。
私が思っていたほど低いものではありませんでした。


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風土にあった小松菜。そうだ、種採りしよう!

2016-02-28 21:14:32 | きょうのひと言


直径30cmを超える巨大な小松菜。
昨年の種がこぼれて、畑の隅でひっそりと発芽そして生長。
虫の食害ほとんどなし。

いくら今冬が暖冬だとはいえ、
あまりにも元気に育ち続けています。

この畑で虫の食害や細菌による病気になることなく
元気に育ったわけですから、この地の環境にあった小松菜であるはず。
花を咲かせた後は、もちろん種を採ります。
環境に順化した小松菜は、いまとう立ちが始まりもう少しで花を咲かせます。



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あすの出荷情報。

2016-02-27 20:32:31 | 直売情報
あす(2/28)のげんきの市場への出荷情報。

茎ブロッコリー<スティックセニョール> <無農薬・無肥料>
・・・葉もおいしく食べられます。

コールラビ <無農薬・無肥料>
・・・皮をむいてスライスしてサラダの材料に向いています。

チンゲン菜花 <無農薬・無肥料>
・・・煮ても、炒めても、茹でても美味しいです。

赤かぶ <無農薬・無肥料>
・・・彩りに最適です。今回はかなり小さめも用意しました。
   どう使うかは工夫次第です。

にんじん <無農薬・無肥料>
・・・小指以下の大きさのものを試験的に用意しました。
   付け合わせなどに向いていると思います。
   小さくても味と香りは一人前です。  

紅心大根 <無農薬・無肥料>
・・・甘くて、断然生で食べるのがオススメです。

ビーツ <無農薬・無肥料>
・・・スープの材料としてオススメです。

小松菜 <無農薬・無肥料>
・・・小さな小松菜です。でも味と香りで自己主張してます。

ルッコラ <無農薬・無肥料>
・・・ほぼ野生化したものを収獲しました。
   寒さで大きくなれない分、
   香りと風味がギュッと凝縮されています。


明日もどうぞよろしくお願いいたします。

  


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じっくり、ゆっくり。

2016-02-21 23:06:04 | きょうのひと言


ほうれん草です。
この2週間でここまで大きくなりました。
とは言うものの、まだまだ手のひらの半分位の大きさです。
あと1ヶ月位は収穫にかかります。
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あすの出荷情報。

2016-02-20 20:50:57 | 直売情報
         

あす(2/21)のげんきの市場への出荷情報。

茎ブロッコリー<スティックセニョール> <無農薬・無肥料>
コールラビ <無農薬・無肥料>
チンゲン菜花 <無農薬・無肥料>
赤かぶ <無農薬・無肥料>
にんじん <無農薬・無肥料>
紅心大根 <無農薬・無肥料>
ビーツ <無農薬・無肥料>
切り干し大根 <無農薬・無肥料>

あすは寒風に耐え育った「小松菜」と
「チンゲン菜花」を初出荷します。

見た目はブサイク。
でも食べるとその優しい美味しさにきっと癒されるはず。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。


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いろいろ乾燥させてます。

2016-02-18 20:01:43 | 野菜の実力
  

紅心大根とニンジンを千切りにしてみました。
どちらも今が食べ頃で、
生で食べるととっても甘くて美味しいです。
そんな食べ頃を狙って「切り干し」を作っています。
生のままだと旬という食べ頃がありますが、
切り干しにしてしまえばいつでも旬が手軽に味わえます。


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<お知らせ>

2016-02-13 21:33:35 | 直売情報

都合により、
あす(14日)は「げんきの市場」への出荷を
休ませていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、
よろしくお願い申し上げます。



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定番とマイナーの間で。

2016-02-12 21:54:15 | 営農のこと
立春を迎えて、
そろそろ今年の春の作付けを確定しなければならない時期になりました。

ほぼ例年通りの作物を作付けする予定ですが、
今年は収益性の高い作物の作付けを増やして
インパクトの割には収益性が低い作物は面積を抑えようと
考えています。

この考え方は経営を考えたら当然と言えば当然のことで、
今まで珍しい作物を多くの人に知ってもらいたいと言う気持ちで
定番作物と同じようにやってきたこと自体が問題だったと反省しています。

食に関して消費者の方々の多くは驚くほど保守的です。
見たことがない、だからどんな味がするのかはもちろん食べ方が判らない。
よって冒険せず見るだけにしよう。
このスパイラルから抜け出して実際に買っていただけるのは本当に少ないのです。

そうは言っても少数派ながらその作物のファンになってくださっている方もいらっしゃるので、
栽培は続けます。ただし作付面積は昨年の販売実績プラスアルファ程度に縮小します。
逆に昨年の販売実績から今年はさらに販売量を増やせる見込みのある作物は作付けを増やします。

前年と変化のない作物ももちろんありますし、
いくつか試験的に新たに取り組もうと考えている作物もあります。

一定の収益を確保しながら、新しい物にも挑戦。

けして守りに入ったわけではありません。
農業という事業を継続して行くための当然の判断だと思っています。

さて昨年の実績をもとに、
具体的な計画を立てるとしましょうか。



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生きる力をおすそ分け。

2016-02-11 11:34:38 | きょうのひと言


鳥に摘まれたり虫に食われたりして収獲を見合わせていたチンゲンサイが蕾をつけ始めました。

この蕾の風味はチンゲンサイそのもので、
いわゆる菜花の中で美味しさランキングがあったとしたら間違いなく上位にランクインする逸品です。

ともすると次の作付けのために潰してしまうこのような作物も、
そのままにしておいてやると生きようと必死に生長を続けます。

見た目がどんなにボロボロになってしまってもその命が続く限り生長を止めることはありません。
私はこのようなところに生命力を感じます。

だからこそ必死に生き抜いているこいつらを「チンゲンサイ花」として再び世に送り出します。
その生命力に敬意を表して。



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