これは笑い話だろう。
<北京「人類の居住に適さぬレベル」 大気汚染、シンクタンク報告書>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140215/chn14021518460002-n1.htm
■中国北京市周辺でここ数日、深刻な大気汚染が続いている。米大使館サイトによると、15日未明には微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染指数が、最悪レベル(危険)の値の範囲を超える600近くとなった。
政府系シンクタンク、上海社会科学院などがこのほどまとめた報告書は、北京の大気汚染状況を「人類の居住に適さないレベル」と指摘。呼吸器系疾患などの健康被害も相次いでおり、当局の対応の遅れに対する市民の不満が高まっている。
北京市周辺では春節(旧正月)から15日目の元宵節を迎えた14日、大量の花火が打ち上げられ、汚染が深刻化した。15日も有害物質を含む濃霧が発生し、数十メートル先の建物が白くかすんだ。■
「人類の居住に適さないレベル」というのは、大気汚染のことだけではないだろう。独裁政治、人権抑圧、貧富の格差、民族弾圧…どれをとっても、近代国家以前のレベルだ。中国は人権を保障された人間の住む場所ではないのである。
安倍首相の靖国参拝に対し、「失望」を表明した米民主党政権だが、中韓を歴訪したケリー長官は、「過去より現在がもっと重要だ。現代の多くの人々の命がかかる安保問題に焦点を合わせるべきだ」と強調し、日韓関係の改善に向けては「米国は、(日韓という)二つの同盟国が歴史問題を後回しにし、関係を改善する方法を見つける手助けをする」と表明した。日韓関係改善の仲介を申し出たのだ。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140213-OYT1T01467.htm
オバマ民主党政権の「失望」表明は、日本国内の反安倍勢力を勢いづかせ、日韓の離間、中韓の連携を促した。だが、同じ米国でも共和党はまったく立場が違うのだという。
<【あめりかノート】「失望」していない共和党>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140216/amr14021608140001-n1.htm
■米国上院共和党のマルコ・ルビオ議員が、オバマ政権の安倍晋三首相靖国参拝への「失望」表明にはっきりと反対したことは、日本側でも注視されるべきだろう。
ルビオ議員が共和党側で人気上昇中の若手スター政治家で、次回の大統領選の候補の一人に目されているからだけではない。上院外交委員会の東アジア太平洋問題小委員会の共和党側筆頭議員で、日本やアジアへの政策を動かしうる立場にあるからだけでもない。
米国の連邦議会上院という国政の最高の場で野党側とはいえ、オバマ政権の姿勢に明らかに反する対日政策が宣言されたことの意味が最も大きいといえよう。オバマ政権の対日姿勢の象徴としての「失望」は決して米国全体の反応ではないことも証されたわけだ。ルビオ議員は韓国訪問中の1月24日、ソウルの大手研究所での演説の際、質疑応答でその主張を明確に述べた。靖国参拝など歴史問題で日本の態度を変えさせる必要があるかという、韓国記者からの問いへの答えだった。
「米国政府の政策担当者たちがこの種の問題に関与し、日本側にどうすべきかを告げることは生産的ではない」
オバマ政権の失望声明はもちろん「関与」である。「どうすべきかを告げる」ことでもある。ルビオ議員はそれを排したわけだ。韓国ではこの発言はまったく報道されなかったようだが、ワシントンで明らかとなった。
同議員はその直前の訪日では安倍首相と会談したが、靖国には一言も触れなかった。中国の冒険主義的な軍事拡張を非難し、首相の安全保障強化策を礼賛した。訪日前のNHKのインタビューでは靖国問題を具体的に問われ、「アジア諸国の歴史を克服しての前進」を強調した。いずれもオバマ政権の安倍批判には背を向けたわけだ。■
ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏の記事だ。安倍政権とオバマ政権は、どうも相性が悪い。もしかすると、キャロライン・ケネディ駐日大使とはもっと悪いのかもしれない。
ケリー長官の仲介の申し出に対しても、韓国は聞く耳を持たなかった。尹外相は「日本の政治指導者による歴史修正的な言動が繰り返される限り、両国の信頼構築は難しい。(政治指導者たちは)歴史を直視し、周辺国の信頼を得られる誠意ある態度を取るべきだ」と、相変わらずの主張を繰り返しただけだった。
韓国の「言いつけ外交」はどこから来るのか?こんな記事があった。
<【ソウルから 倭人の眼】韓国の「言いつけ外交」は民族的習性のせい?>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140215/kor14021518010002-n1.htm
■この「言いつけ外交」の様子を見て「70年前の朝鮮半島の庶民と全く変わっていない」と日本の北関東に住む知人から、電話で興味深い話を聞いた。日本の敗戦前に、現在の北朝鮮北東部、咸鏡北道の会寧(フェリョン)に14歳まで住んでいたというこの知人は「会寧にかつていたころ、よく目にした朝鮮人の夫婦げんかを見ているようだ」と言う。
「自分の側にいかに正義があるのかを強く主張して、第三者に同意を求め、自分の主張を正当化する」。現地での少年時代の体験から、知人は「言いつけ外交」はコリアン(韓国・朝鮮人)の口げんかの手法であり、コリアンの習性だと説明してくれた。
時代はずっと後になるが、筆者も似たような光景に出くわしたことがある。1990年代の初めごろ、ソウルの郊外で初老夫婦のげんかを見た。「亭主が毎朝、散歩だといって裏山に行くんだけど、実はよその女とあいびきをしていた」とおばちゃんが旦那さんを非難していた。近所の人が数人取り巻いていたのいたのだが、おばちゃんは「いかに悪い亭主か」という主張を近所の知人に分かってほしいかのようだった。
あいびきの真偽はともかく、おばちゃんは「あんたのために私は朝ご飯作っているのに!」と人前であえて、必死に夫をなじり続けていた。■
「言いつけ外交」「告げ口外交」は、朝鮮流のけんかの仕方であるらしい。「家の恥は外に出さない」という日本とは大違いだ。こんな恥知らずで、しつこいお隣さんと付き合っていくのはやはり容易ではない。
<北京「人類の居住に適さぬレベル」 大気汚染、シンクタンク報告書>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140215/chn14021518460002-n1.htm
■中国北京市周辺でここ数日、深刻な大気汚染が続いている。米大使館サイトによると、15日未明には微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染指数が、最悪レベル(危険)の値の範囲を超える600近くとなった。
政府系シンクタンク、上海社会科学院などがこのほどまとめた報告書は、北京の大気汚染状況を「人類の居住に適さないレベル」と指摘。呼吸器系疾患などの健康被害も相次いでおり、当局の対応の遅れに対する市民の不満が高まっている。
北京市周辺では春節(旧正月)から15日目の元宵節を迎えた14日、大量の花火が打ち上げられ、汚染が深刻化した。15日も有害物質を含む濃霧が発生し、数十メートル先の建物が白くかすんだ。■
「人類の居住に適さないレベル」というのは、大気汚染のことだけではないだろう。独裁政治、人権抑圧、貧富の格差、民族弾圧…どれをとっても、近代国家以前のレベルだ。中国は人権を保障された人間の住む場所ではないのである。
安倍首相の靖国参拝に対し、「失望」を表明した米民主党政権だが、中韓を歴訪したケリー長官は、「過去より現在がもっと重要だ。現代の多くの人々の命がかかる安保問題に焦点を合わせるべきだ」と強調し、日韓関係の改善に向けては「米国は、(日韓という)二つの同盟国が歴史問題を後回しにし、関係を改善する方法を見つける手助けをする」と表明した。日韓関係改善の仲介を申し出たのだ。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140213-OYT1T01467.htm
オバマ民主党政権の「失望」表明は、日本国内の反安倍勢力を勢いづかせ、日韓の離間、中韓の連携を促した。だが、同じ米国でも共和党はまったく立場が違うのだという。
<【あめりかノート】「失望」していない共和党>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140216/amr14021608140001-n1.htm
■米国上院共和党のマルコ・ルビオ議員が、オバマ政権の安倍晋三首相靖国参拝への「失望」表明にはっきりと反対したことは、日本側でも注視されるべきだろう。
ルビオ議員が共和党側で人気上昇中の若手スター政治家で、次回の大統領選の候補の一人に目されているからだけではない。上院外交委員会の東アジア太平洋問題小委員会の共和党側筆頭議員で、日本やアジアへの政策を動かしうる立場にあるからだけでもない。
米国の連邦議会上院という国政の最高の場で野党側とはいえ、オバマ政権の姿勢に明らかに反する対日政策が宣言されたことの意味が最も大きいといえよう。オバマ政権の対日姿勢の象徴としての「失望」は決して米国全体の反応ではないことも証されたわけだ。ルビオ議員は韓国訪問中の1月24日、ソウルの大手研究所での演説の際、質疑応答でその主張を明確に述べた。靖国参拝など歴史問題で日本の態度を変えさせる必要があるかという、韓国記者からの問いへの答えだった。
「米国政府の政策担当者たちがこの種の問題に関与し、日本側にどうすべきかを告げることは生産的ではない」
オバマ政権の失望声明はもちろん「関与」である。「どうすべきかを告げる」ことでもある。ルビオ議員はそれを排したわけだ。韓国ではこの発言はまったく報道されなかったようだが、ワシントンで明らかとなった。
同議員はその直前の訪日では安倍首相と会談したが、靖国には一言も触れなかった。中国の冒険主義的な軍事拡張を非難し、首相の安全保障強化策を礼賛した。訪日前のNHKのインタビューでは靖国問題を具体的に問われ、「アジア諸国の歴史を克服しての前進」を強調した。いずれもオバマ政権の安倍批判には背を向けたわけだ。■
ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏の記事だ。安倍政権とオバマ政権は、どうも相性が悪い。もしかすると、キャロライン・ケネディ駐日大使とはもっと悪いのかもしれない。
ケリー長官の仲介の申し出に対しても、韓国は聞く耳を持たなかった。尹外相は「日本の政治指導者による歴史修正的な言動が繰り返される限り、両国の信頼構築は難しい。(政治指導者たちは)歴史を直視し、周辺国の信頼を得られる誠意ある態度を取るべきだ」と、相変わらずの主張を繰り返しただけだった。
韓国の「言いつけ外交」はどこから来るのか?こんな記事があった。
<【ソウルから 倭人の眼】韓国の「言いつけ外交」は民族的習性のせい?>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140215/kor14021518010002-n1.htm
■この「言いつけ外交」の様子を見て「70年前の朝鮮半島の庶民と全く変わっていない」と日本の北関東に住む知人から、電話で興味深い話を聞いた。日本の敗戦前に、現在の北朝鮮北東部、咸鏡北道の会寧(フェリョン)に14歳まで住んでいたというこの知人は「会寧にかつていたころ、よく目にした朝鮮人の夫婦げんかを見ているようだ」と言う。
「自分の側にいかに正義があるのかを強く主張して、第三者に同意を求め、自分の主張を正当化する」。現地での少年時代の体験から、知人は「言いつけ外交」はコリアン(韓国・朝鮮人)の口げんかの手法であり、コリアンの習性だと説明してくれた。
時代はずっと後になるが、筆者も似たような光景に出くわしたことがある。1990年代の初めごろ、ソウルの郊外で初老夫婦のげんかを見た。「亭主が毎朝、散歩だといって裏山に行くんだけど、実はよその女とあいびきをしていた」とおばちゃんが旦那さんを非難していた。近所の人が数人取り巻いていたのいたのだが、おばちゃんは「いかに悪い亭主か」という主張を近所の知人に分かってほしいかのようだった。
あいびきの真偽はともかく、おばちゃんは「あんたのために私は朝ご飯作っているのに!」と人前であえて、必死に夫をなじり続けていた。■
「言いつけ外交」「告げ口外交」は、朝鮮流のけんかの仕方であるらしい。「家の恥は外に出さない」という日本とは大違いだ。こんな恥知らずで、しつこいお隣さんと付き合っていくのはやはり容易ではない。