スズラン(鈴蘭)、君影草、谷間の姫百合の別名もある。
強心配糖体のコンバラトキシン、コンバラマリン、コンバロシドなどを含む有毒植物。
有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。
摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
植え替えや植え付けなど長時間触るときは、ゴム手袋をつけて、直接触れないように。
また、小さな子供やペットが周りにいないときに作業をした方が安全です。触れてしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、
誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。
コンバラトキシンは強心配糖体の一種。スズランやドイツスズランに含まれる。
スズランの全草に、コンバラマリンとともに含まれる。水1Lに対し500mgの水溶性があり、スズランの全草を浸した液はジギタリスの10ないし15倍の強心作用がある。
大量に摂取すると呼吸停止や心不全を引き起こし、スズランを挿した花瓶の水を飲んだ子どもが死亡した事例がある。
山菜のオオアマドコロやギョウジャニンニクと誤認されることがあり、おひたしおよび油炒めにした場合の調理品への残留量は、それぞれ74%と40%であった。
脂溶性であるため、一部は調理油に溶出した。250℃程度までは、加熱に対し安定している
~Wikipedia~
2017-07-05の再掲