「神は本当に気遣ってくださる」
まず,助けが得られることを知る必要があります。
わたしたちを助けることのできる方,助けたいと思っている方がおられます。
それは,神です。
神はご自分の預言者イザヤを通してこう言っておられます。
「周りを見回すな。わたしはあなたの神だからである。わたしはあなたを強くする。
わたしはあなたを本当に助ける。わたしはわたしの義の右手であなたを本当にしっかりととらえておく」。
(イザヤ 41:10,13)
なんと心強いことでしょう。
神はわたしたちの手をしっかり握るかのようにして助けたいと思っておられます。
ですから,不安を感じて「周りを見回す」必要はないのです。
天の父(神)に頼ることを学ぶ。
男性が聖書を読んで,その内容について考えている
イエスは,天の父である「唯一まことの神」を知るよう勧めています。
(ヨハネ 17:3)
使徒パウロは,
「神は,わたしたちひとりひとりから遠く離れておられるわけではありません」とはっきり述べています。
(使徒 17:27)
またヤコブは,「神に近づきなさい。そうすれば,神はあなた方に近づいてくださいます」と書いています。
(ヤコブ 4:8)
不安な気持ちを乗り越えるのに肝要な一歩は,天の父が愛し気遣ってくださる,という事実を認識することです。
もちろん,天の父(神)に対する信頼を築くには時間がかかるかもしれませんが。
「一切の考えに勝る神の平和」
歴史を通じて,神の忠実な僕たちは甚だしい感情的な苦しみを経験してきました。
わたしたちは「対処しにくい危機の時代」に住んでいるので,今は特にそう言えます。
(テモテ第二 3:1)
使徒パウロはクリスチャンに,祈りを通して思い煩いをエホバに委ねるよう助言しました。
どんな結果がもたらされるのでしょうか。
「そうすれば,あらゆる人知を超える神の平和が,あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」。
(ピリピ・ フィリピ 4:7)