感想文:第28話「炎のライバル！ケンちゃんV.S.勇之助君」

4連休の為、投稿率あがってます。笑

前回とはうってかわり、今回はスポーツの秋！男の友情！なんとも素敵な回でございます

いつものように野球をコーチした後、だいずを満塁軒へ連れてくるケンちゃん。

すっかりだいずの兄貴ですね。

ケン兄ちゃんのコーチのおかげです！なんて言われてとっても嬉しそう

満塁軒ではなにやらお父さんがインテリアがどうのこうのと言って壁にケンちゃんが過去のマラソン大会で優勝した表彰状を立て掛けているではありませんか。

親バカ…。笑


なんでそんなもん飾るんだと恥ずかしそうにするケンちゃん。

そりゃそうだよねー。笑

3年、4年と2年連続優勝だなんて、ケンちゃんも本当に運動神経がいいのですね！！

小学生で足の速い子はモテるとよく言われますが…もしかしたらかおるちゃん以外にもケンちゃんの密かな隠れファンとかいるのかも…なーんて

今年も優勝するの？！というだいずにケンちゃんは、
今回は手強いライバルがいるから…と、なにやら自信無さげな様子。

あぁ…おがわさらさらさんの事？

だいずwww
でたサラサラw

「バカ野郎！！足が速えぇのだけがお前の取り柄なんだぞ？！そんなさらさら流れちまうような奴に負けるんじゃねぇ！！」

お父さん、偏見です…。笑

帰宅しただいずはそのことをあずきちゃんに話すのですが…

「わかってるじゃない、ケンちゃん。残念だけど、今年は勇之助君の優勝よ」と物凄ーく得意げなあずきちゃん。笑

ケンちゃん派のだいずと勇之助派のあずきちゃんとのバトルが繰り広げられることとなるでしょう。笑


次の日、マラソン大会で優勝するのは勇之助君かケンちゃんかという話題で盛り上がる仲良し3人組。

ジダマはケンちゃんを応援すると言います。

理由を聞けば、「勇之助君は勉強も出来るし、顔もそこそこ…いつでもスターみたいなもんじゃない。その点ケンちゃんはマラソン大会くらいでしかスターになれないでしょ。」

との事。笑

「えぇー？！ひっどーい！」とムキになるかおるちゃん…めちゃくちゃ可愛いです。笑

ジダマ情報によると、ケンちゃんは明け方、密かにトレーニングをしているらしく…

そんな話を聞いた行動派のかおるちゃんは、さっそく次の日朝早く神社にお参りに行きます。

"神様…どうぞケンちゃんを優勝させて下さい。"

健気です

しかし、鳥居の陰から見つめるかおるちゃん…ストーカー風でちょっと怖いです。笑

そして、内緒でトレーニングしているところを見られてしまったと焦るケンちゃん。
勇之助だけには絶対に言うなよ！とかおるちゃんに言いつけます。


俺は別に優勝なんてしなくていいんだけどよ…と強がるケンちゃん。

男のプライドですね

言われたそばから、
「ケンちゃーん！頑張ってー」と叫ぶかおるちゃん。笑

そんな奔放なかおるちゃんの行動に焦るケンちゃんも可愛らしいです


そんな話をかおるちゃんから聞き、あたしも早起きして、勇之助君の優勝をお願いに行こうかなぁ…とあずきちゃん。

すると、その必要はない、勇之助には勝利の女神がついているなどとわけのわからないことを言い始めるヨーコちゃん。

疑問を問いかけると、

自慢のサラサラヘアーをなびかし、「うふふ…あ・た・し」

自分が勝利の女神だそうです。笑

そんなヨーコちゃんのイタい発言にドン引きのあずきちゃんとかおるちゃん。

北風が吹いています…。笑


下校時、勇之助君はトレーニングをしないのかと煽るのあずきちゃん。
ケンちゃんもトレーニングしている事を知った上、あずきちゃん自身、少し焦りを感じているようですね。

しかし当の本人、勇之助君は自分ではなく、まこと君のコーチをしている様で…自分自身はトップを狙っていないと言うのです。

「うえ～…？」

と、残念がるあずきちゃん…笑

そこは男らしく真剣勝負をし、優勝してカッコイイ姿を見せてほしいところ。

次の日、朝早くあずきちゃんもかおるちゃんと共に神社へお参りに行く事に。

今日のかおるちゃんはケンちゃんへの差し入れなのか、水筒持参です。さすが、アピール力半端ないですね。笑

ところが神社にはトモちゃんが。

どうやらまこと君の優勝を願い、お祈りしている様子。

そこでジダマも体操着姿で現れます。

かおる「ケンちゃんの為にお祈りに来てくれたのねー」

ジダマ「あたしがー？バカな事言わないでよ。」

あずき「他に応援するようなコが出来たの？」

ジダマ「あんた達ー！少しは男の子の事忘れたらー？？」

ジダマは自分自身の為のトレーニングをしていたようなのです。

男の子を応援する事に夢中になっていたKTKの3人は、自分達もマラソン大会に出場するという事をすっかり忘れていたのでした。そんな3人に喝を入れるジダマ…やっぱりカッコイイ…

雨の中も必死で練習に励むまこと君。
なんだかイケメンです！！

あずきちゃんは、ケンちゃんやまこと君のように勇之助君にも走ってほしいと言うのですが、やっぱり今回はまことにかけるといって意思を曲げない勇之助君。


そんな話を聞いたケンちゃんは、

勇之助は負けを認めた、コーチしてたと言えば負けても言い訳が立つじゃないか。
と言うのです。

「勇之助君はそんな卑怯の真似はしないわー！！！」と、怒鳴るあずきちゃん。

確かにそうですね。笑

「そーかー？やたらとかっこつけたがる奴だぜーあいつ。」とケンちゃん。


それはお前だろーー！！笑


もしかしたらケンちゃんは、その台詞をあずきちゃんを通じて勇之助君に伝え、闘争心を煽って欲しかったのかもしれません。
自分は勝負する気満々なのに、全く勝負する気のない勇之助君の様子に苛立っているのでしょう。


そしてついにマラソン大会当日。

まずは女子から。
トップはヨーコちゃんとジダマの一騎打ち！

勝者はタッチの差でヨーコちゃん！


一方、あずきちゃん、かおるちゃん、トモちゃんはどうやらケツのようで。笑

皆んなに拍手され、恥かしいゴールとなります。
普段、男の子ばかりにうつつ抜かしてるからですねぇ。笑

勉強の出来るトモちゃんはともかく、恋愛至上主義のあずきちゃんとかおるちゃん…ある意味、不良です。笑


そしていよいよ男子の番に。


スタートしてすぐに猛ダッシュする勇之助君と、まこと君。


そんな二人に惑わされ、思わずケンちゃんも初っ端からペースを上げてしまいます。

しかし、突然ペースを下げる勇之助君とまこと君。

どうなってんだよー？！と言うケンちゃんに、
「あー、俺たちにお構いなくー。」
と勇之助君。

ケンちゃん、完全に振り回されてます！！笑

そして病院の手前になると、今度はまこと君だけ猛ダッシュ！

一気に坂を下り、その後は座り込んでしまいます。


病院の窓からまこと君のお父さんが見ている事に気づいケンちゃん。

どうやら、まこと君のお父さんは手術前の入院中。病院の前だけトップで走りたいというお父さん思いのまこと君の相談を受け、勇之助君はコーチに専念したようなのです。

そんな事実を知ったケンちゃんは、なんで俺の方が付き合い長いのに相談してくれなかったんだ…と悔しい気持ちを漏らします。

まこと君との約束を果たした勇之助君。

ここからは男と男の本気の勝負が始まります！！

今となっちゃあ、あずきちゃんを巡る勝負ではないのでしょね。

初期ならそうなったでしょうけど

ゴールでドキドキしながら待ち受ける女子達。
トップは誰だろうと心を踊らせるも、最初に来たのは先生におぶられたまこと君。

そして苦笑いでピースサインww

やっぱりまこと君…最高です。笑

そして、肝心なトップは…ケンちゃんでも、勇之助君でもなく…続々と他の男の子達がゴールしてゆきます。

何かあったのかと心配するあずきちゃんとかおるちゃん。

だいずにいたってはわざわざ紙吹雪まで用意して…ホントに可愛いなぁ。
ケンちゃん大好きなんだなぁ。

一方、最初にペースを乱してしまった為バテバテの2人。

もうダメだ、先に行ってくれ、俺の負けだ、と立ち止まる勇之助君。

しかし、ケンちゃんは先に行かず、勇之助君に肩を貸すのです。

「まことなんかの為に勝負を投げやがって！俺はお前とマジで勝負したかったのに…。」

「悪りぃ。来年こそ、きっちりカタをつけようぜ。」

2人は固い約束をそこで結ぶのでした。

かつては恋のライバルでもあった勇之助君とケンちゃん。

今回で2人の絆がまた深まりました

転校当初はあんなに勇之助君を懸念していたケンちゃんですが、今じゃすっかりまこと君と共にじゃれ合っています。

男の子同士の友情って女の子と少し違う。
私にも分からない、熱い何かがそこには存在するでしょう。

いいですね…これぞ青春です！


今回の話は清々しくてとても好きです。

お父さんを思って必死に頑張るまこと君。そんなまこと君を全力でサポートする勇之助君。そしてそんな勇之助君の優しく熱い思いを認め、最終的に肩を貸すケンちゃん。

みなさん熱いです！！イイ男

そして、女の子達も。
それぞれ好きな人を想い、必死で応援するあずきちゃん、かおるちゃん、トモちゃん。
純粋にマラソン大会に気合いを入れて特訓するジダマ。
なんだかんで優勝したヨーコちゃん。
そしてひたすらにケンちゃんを応援するだいず。

みんな一等賞あげたい


『あずきちゃん』一期もそろそろ終盤に差し掛かってきました。

恋愛、そして友情、不器用な小学五年生達の色々な思いが交錯し、更に盛り上がりを増してゆきます。


次回もお楽しみに