今4歳児が大好きな読み物といえば、なんといっても料理の本だ。読み物というより眺め物に近いが。中でも大のお気に入りは「おべんとう」関係。台所の棚から「おべんとう」と名のつく本を次々引っ張り出してきては、飽かず眺めるのだ。まずは本のタイトルを読み上げるのだが、もちろんまだ漢字は解読できないので、漢字の部分は適当に見当をつけて読んでいる。「おべんとうダンドリーム！」「かわいさマンタテ！おべんとう！」なんだよ、マンタテって…。（本当は「おべんとうダンドリ上手」と「かわいさ満点！おべんとう」。）本の中の素敵なおべんとうにすっかり魅了されている4歳児に「ねえママ、『ころころおにぎりべんとう』つくってー」とか「『ひよこのオムライスべんとう』つくってー」などと無邪気にせがまれて、ハハは最近とても困っている。
