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ブログ

日々の出来事・雑感・備忘録

デイブイデー

2010-05-30 03:14:05 | 日記
昨日と今日で

・2012

・ベクシル

を見た


…何も感じなかった…。


映像美を追求した映画なのかな。

個人的には美しい映像も大切だけど、ストーリーの緻密さとかも大事だと思ってて…


二つとも設定はおもしろいんだけどなあ。


最近、映画みて感動してないや。


漫画喫茶で読んだソラニンは感動した


映画みてみよかな

愛とは気まぐれの産物である

2010-05-25 23:16:47 | 日記
つぎはぎだらけの脳と心
ディビット・j・リンデン

人間の脳がどれほど優れた存在か。

これほど複雑な処理こなす脳はきっとすばらしい設計なのだろう。

この本の深層には、こんな考えを払拭したいという著者の思いがあるのではないか。

そう思いながら読んでいました。

脳は決して優れたものではない。

非常に非効率な設計で、間に合わせで新たな機能を付加していき

まるでアイスクリームをひとやま、ふたやまと積み重ねていったようなもの。

信号の伝達速度も遅く、そのやりとりにも時間がかかる。

そのため脳はこんなに巨大化し、人間に至っては出産の邪魔にもなる。

気まぐれに進化したようなもの。

だけれども、その気まぐれが記憶だとか愛だとか宗教をつくるに至った要因であり、

人間を人間らしく、これほどユニークな存在にした由来にもなっている。



そして、インテリジェント・デザインに対する鋭い批判。


これほど、非効率で気まぐれな機関である脳は本当に知的な設計者が生み出したものなのだろうか。

進化の中で気まぐれに形成してきたと考えるほうが説明がつく。

そして反証不可能なインテリジェント・デザインの理論は科学ではないという批判。

著者のインテリジェント・デザインに対する拒否感と、インテリジェント・デザイン説に対する反証のために前半部が存在しているのではないかとも思えた。

前半部は、科学的事実を冗長に語っていて非常に退屈だったが、後半部にかけて面白くなっていった。

著者の考察や思想がぎっしり詰まった後半部を楽しむためにも、前半部を我慢して読んでよかったかなと思った。

まぐれ

2010-04-14 12:51:08 | 日記

前ブラックスワン読んだときに面白かったから購入しました。

研究やってるとこの人の主張が結構あてはまる場面て多いんだよね。

自分も実験系の大学院生だから思ってるんだけど、研究者ってゆーのは自分の主張を裏付けるデータの見せ方ってほんとうまい。

それらしいデータを並べていかにもそうだと思えるモデルや主張を示すんだけど、一つの反証によってそれらがすべて崩れてしまうことがある。

これは実際経験してます。かなりのショックだった。

99.9%は仮説って本があるように、科学なんて仮説の積み重ねにすぎない。

それらしい証拠の積み重ねと、学者の権威によって数々のモデルやら理論が認められているわけだけど、こんなもん確固たる反証ひとつで崩れ去る。

だから反証を重視するこの人の主張っていうのはいい気づきを与えてくれた。

そして、確率というものに対する捉え方の難しさ。

人間の脳は確率を理解できるようにはできていない。

だから、合理的な人間、経済人というものを仮定してもうまくいかない。

人間の判断に感情だとかヒューリスティックだとかいうものが大きく影響を与えている事実。

”まぐれ”が支配する世界と、努力だとか能力だとかが正当に評価される世界。

就職活動においてもこの本の主張というのはよく当てはまると思う。


忙しいは心を亡くすと書く

2010-02-21 00:36:46 | 日記
初めて聞いたときはナルホドーって思いました。


今日も実験、明日も実験。


でも実験できるのは幸せ。


このところ就職活動ばかりに頭が一杯になり、心を亡くしていたようです。


3社ほど二次面接を終えて、来週に結果でます。


クリアできたら最終面接。


なんだか自分が何を大事にしたいのかわかんなくなるときがあります。


論理的思考だとかロジカルだとか。


まあ大切だとは思うんだけど、そればっかりだと人間つまんないよね。


理系なのにフィーリング重視します。


でも合理的な思考も大切にしてるよ。


ようはバランスって事ね。なんでも。


そう、最近バランスを欠いている。


バランスを欠くと周りが見えなくなってしまう。