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忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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子供達の展覧会

2005年04月10日 | 忍之日記

さる筋から招待券をいただいたので、
小児癌の子供達が描いた絵の展覧会に行って来た。
それぞれの絵の下には、
小児癌を克服した本人が当時を思い返してコメントを寄せたり、
残念ながら亡くなった我が子への思いが、
両親からの手紙という形式で綴られていたりした。

私がふと足をとめて思わず見入ったのが、
「ピカチュウの花火大会」という絵だ。
9歳にしてこの世を去った少年が描いた絵らしい。
夜空を覆い尽くさんばかりの花火と、
首を痛くするほどに見上げるピカチュウが可愛い。
2度目の手術で右手と足が不自由になり、
リハビリを兼ねて左手で描いた絵だそうだ。
コメントは「私達の自慢の●●でした」と結んであった。
胸が詰まった。

ひまわりや自動車やアンパンマンの絵と並んで
そこにピカチュウがいたことが、私はとても嬉しかった。
ゲームもまだまだ捨てたものではない。
コメント (10)
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初恋のあの子が…「天外魔境III NAMIDA」

2005年04月10日 | 作品紹介(ゲーム)


■PS2:「天外魔境III NAMIDA」


「一年戦争」ショックが効いているのか、
来週発売の「天外魔境」に不安が広がっているようだ。
ちなみに「一年戦争」だが、
二次問屋の掛け率が早くも50%を割り込んだ。
ここまでくるとほとんど新種のウィルスである。
誰かCTUのジャック・バウアーに連絡しろ。
この際シェリー・パーマーでも構わない。

私は「III」に関しては、制作がストップして十数年、
ひたすら発売を待ち続けてきたコアなファンの一人であるが、
桝田氏のシナリオがお蔵入りになった時点で
「天外魔境、に似た何か」になるのではと懸念していた。
開発途中の「III」を何度かプレイする機会があったが、
「やはり」というか、これがかつて百時間以上を費やし、
13年も待たされてようやく登場したあの「天外魔境」かと思うと哀しくなった。
シナリオどうこう以前に、基本部分があまりにもおざなり過ぎる。

知り合いの営業から「どうなの?」と聞かれる度に
「名のあるシリーズの新作とは思わない方が良い」
と答え続けてきた私だが、
市場(ユーザー)がどのように受け止めるのかは
来週末には明らかになるだろう。

少なくとも、広井氏の言動に振り回されて
アーケードカードやPC-FXを買い、
その都度裏切られてきたジジィが納得するような代物ではない。

十数年ぶりの同窓会に出かけたら、
初恋のあの子がすっかり変わり果てていて
「来なければ良かった」と後悔したような心境だ。

「天外」シリーズに特別な思い入れのない
ただのRPGファンなら、か。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:天外魔境III NAMIDA
  メーカー:ハドソン
   発売日:2005年4月14日
    価格:7800円(税別)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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