▼中森明菜の5週連続カバー企画、トリはデビュー曲「スローモーション」
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6年半振りに活動を再開した中森明菜のYouTubeセルフカバー企画も今週がラスト。
「TATTOO」「BLONDE」「ジプシー・クイーン」「北ウイング」ときて
デビュー日である本日公開されたのは、1982年5月1日発売の「スローモーション」だった。
「飾り」をやるだのなんだのと書き散らかしていた予想はことごとく外れて清々しいほどだが
ボーカル的にもメンタル的にも今回が一番安定しているように見えるのでもうどうでもいい。
無法地帯だった80年代ならいざ知らず、ルッキズムがこれほど批判されている現代において
まだ見た目がどうこうと言われていることには辟易する。
16歳でデビューした明菜も42歳年をとって今や還暦手前。
まして7年近くも病気療養していて「イーストライブ」の頃と何も変わっていないはずがない。
同期の小泉今日子がTik Tokライブをしていた時に書き込まれた「おばさんになったね」という無礼なコメントに対し
「そりゃなるよ、おばさんだもん。当たり前じゃんw」と軽やかに返していたのを見て
さすがキョンキョンだなと感心したものだが、多くの芸能人はこんな返しはまずできまい。
音楽雑誌「WHAT's IN?」(だったか?記憶が少し曖昧)の編集長のコラムで
「中森明菜こそロックだ」と書かれていた回がある。
彼女の周りには酒・煙草・自殺未遂やドラッグの噂まで、常にネガティブなニュースが渦巻いているが
そういった諸々の雑音を全て歌にフィードバックして歌手を続けている。
ロックバンドですら愛だの恋だのと歌うご時世において、中森明菜こそは真のロックと言える。
こういう人には、30代には30代の、50代には50代の歌が用意されていくだろう、とそんな内容だったと思う。
私が彼女に重ねているのも、アジアならばテレサ・テン、アメリカならばホイットニー・ヒューストンのような
生き様を歌声に投影してきた大スターであり、「2024年の中森明菜」が滲み出た今回のジャズアプローチも
枯れた姿を隠さずに歌う、彼女にしか表現できないパフォーマンスだったと思う。
「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」のチャンネル登録は、前回の記事をアップした17日の時点で66.9万人だった。
本日(5月1日)18時現在は76.7万人で、わずか2週間で10万人ほど増えている。
同時期デビュー組では小泉今日子で4.5万人、薬師丸ひろ子で5.1万人、松田聖子で14.9万人。
同年代から活躍し続けている女性ソロアーティストの両巨頭である中島みゆきは71.5万人、松任谷由実で34.4万人。
もちろん、今後は頭打ちがやってきて減少に転じることもあるだろう。
しかし、今世の中が中森明菜という歌手を求めていることは間違いない。
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公式サイトでは、本日より中森明菜が個人事務所の代表を降りてアーティスト活動に専念すると発表があった。
過去の映像使用料や作品のリイシューだけでも十分回していけるだろうが
そこからさらに一歩踏み出して、新しく動き始めるという宣言にも読める。
7月に開催のファンクラブイベントの他にも、何かしらの動きがあるのかもしれない。
YouTubeでの新しい歌唱映像すら想像できていなかった2024年、もしかして中森明菜はテレビに戻ってくるだろうか。
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Youtubeで流れてきて見ました。久しぶりでしたがすべて歌えました。2番まで!
本当に久しぶりだったのですが、経年の澱や脂がなく、なんなら初々しさを感じるほど新鮮でした。
キャリアの中断や体調不良はご本人にとってもファンにとってもとても残念なことと思いますが、
たられば、はないですが、バブル期からずっと第一線で活動していたら、
これほど新鮮な再登場はなかったかもしれません。
もともとボーカルは私の好みではなかったのですが、かつての歌番組でのパフォーマンスは毎度毎度見入っていました。
たった数分間の生放送で極上の異世界を見せつける洗練されたパフォーマンスは今思うと奇跡ですね。
歌番組で世界観をみせつける完成度で並ぶのは私の印象では、山口百恵、中森明菜、安室奈美恵でしょうか。
ワガママだなんだと言われてましたが、あれだけの完成度と集中力を毎度実現するには、
妥協なき要求があって当たり前と今なら分かります。
初期の不良少女イメージよりも、Tatoo、Blonde、Tango noirなどの
お姉さまっぽい曲の太く突き刺さるようなパフォーマンスが好きでした。
並び称される小泉今日子はキラキラ感があって同世代の男女が反応するリアルさはあったけれど
歌番組でのパフォーマンスは比較してしまうと淡白だったなと思います。
雑誌やCMに起用すると売り上げが伸びると言われ始め「キョンキョン意外とすごい」と大人の文脈が生まれてスーパーアイドルになっていったなと。
同期ながら先にスーパーアイドルになっていた中森明菜が時を同じくして
「意外ともろい、リスクある」という大人の文脈をともなって沈んでいったのが、
バブル絶頂に向けてはしゃいでいった日本の数年間の光と影だったように思います。
今も生き残っている、というか今を生きている二人すごいです!
記憶や蓄積はそのままに、過去のくびきを凌駕するパワーをふたたび見せつけてほしいですね。
>たられば、はないですが、バブル期からずっと第一線で活動していたら、
>これほど新鮮な再登場はなかったかもしれません。
これは私もそう思います。
一時期あれほどの隆盛を極めた歌手が
表舞台から去り、引退宣言をするでも亡くなるでもなく
露出がピタッと止まってしまったことで
ヒタヒタと待望論が積み重なっていったのかなと思いますね。
そこに昨今のシティポップ&昭和歌謡ブームがダメ押しをして
若い世代にもリーチしているのかなと思います。
>ワガママだなんだと言われてましたが、あれだけの完成度と集中力を毎度実現するには、
>妥協なき要求があって当たり前と今なら分かります。
林真理子さんがご自身のエッセイで
恐る恐る会ったところ、「わがままなんじゃなくて素直なんだな」と感じたと
書かれていたことがあります。
好きじゃ無いものを嘘をついてまで好きと言わないだけだ、と。
「少女A」のレコーディングを最後まで嫌がったというエピソードもありますし
お人形でいれば周りの大人が作ってくれるのが
当時のアイドル像だったので、異端に映ったんでしょうね。
キョンキョンは今でも度々名前を出すぐらいに
同期では仲の良かった人なので
活動再開をきっかけにどこかで再会することも
あるかもしれないですね。
今こそベストテンのスペシャルとかやればいいのに
TBSは何をやっているんだと(笑)
古畑任三郎を見逃し配信で見ています。
青春とは違うのかもしれないですが、社会人になりたての慌ただしくも溌溂としてた頃を思い出しながら(笑)
一話目の主人公はコミック作家(漫画家とは呼ばれたくないらしい)を演じる中森明菜。
歌でのダイナミックで妥協を許さないパフォーマンスとは真逆の演技だけど魅入られますね。
オールスターかくし芸大会のような仰々しさが持ち味でスターに大見得を切らせるシーンが醍醐味のこのドラマ。
一話目にうってつけの大スターです。
殺人を認めた後のセリフがすごいです。
「わたしが悔しいのは、殺してしまったことじゃなくて出会ったこと。
あんな男のために、どうして、わたしの人生、棒にふらなきゃいけないのかなって。」
そして古畑警部のなぐさめ。
「まだまだじゃないですか。第1巻が終わったところですよ。
ハッピーエンドは最後の最後にとっておけばいいんです。」
いいですねぇ。
某事務所の姉弟が権勢の絶頂にあったころの話なんだなと思うとなおさらです。
そうそう、今全話一挙放送してるらしいですね。
中森明菜はなぜか番組の初回ゲストが多いんですよ。
彼女を初回に招くとその番組が長続きするなんて言われた時期があったので
験担ぎの意味もあったのかもしれないですね。
「チューボーですよ」とか「HEY!HEY!HEY!」も初回だったんじゃないですかね。
確か古畑も、当初1話の予定ではなかったものを
入れ替えたと聞いたような覚えがあります。
このキャラクターは三谷さんも気に入ってたようで
シリーズの中で何度か「小石川ちなみさんが...」というセリフが出てきます。
「ラストダンス」までの間に断片的に出てくるエピソードをつなぎ合わせるお
その後の裁判では無罪になり、幸せに結婚したということになってるんですよね。
小石川のその後は古畑の関連書籍やネットにも出ているので
追ってみると楽しいですよ。