■PS2:「デス バイ ディグリーズ 鉄拳:ニーナ・ウイリアムズ」
「太鼓」や「もじぴったん」や「ドリラー」が悪いと言うわけではないが、
久々に攻めの姿勢のナムコを見たようで嬉しくなった1本を紹介しよう。
今月27日に発売予定の「DEATH BY DEGREES」だ。
サブタイトルに”TEKKEN:NINA WILLIAMS”とある通り、
このソフトは「鉄拳」シリーズでお馴染みのキャラクター、
ニーナ・ウィリアムズが主演するアクションアドベンチャーになっている。
これは「鉄拳」シリーズ初のスピンオフ企画なのだ。
このソフトは操作方法が極めて個性的だ。
使用するのはアナログスティック2本、ほとんどこれしか使わない。
移動もアクションも、ニーナの動作全てをアナログスティックだけでこなすのである。
アナログスティックで攻撃と聞くと、ハイパーネオジオ64でリリースされていた
「武力」を思い出す人もいるかも知れないが、プレイ感覚は全く違う。
Lスティックを移動、Rスティックを攻撃に割り振っており、
Rスティックを敵のいる方向に「弾く」ことで360°どこにでも攻撃可能だ。
2本のスティックをどう組み合わせて戦うかによって、
流れるような連続攻撃を繰り出すことも出来る。
この操作感が非常に心地良く、戸惑うのは開始数分で、
慣れていくほどに感覚的に戦うことが出来るようになる。
「避け」や「ガード」を使用するあたりは格闘アクションだが、
無数に湧いてくる敵を次々に蹴散らしていくところは
「ファイナルファイト」や「鉄拳」の中にあった「鉄拳フォースモード」に近い。
独特の操作感覚を把握し、自在に操れるようになっていく快感は
昨年末の「ドンキーコング・ジャングルビート」にも似ている。
また、スキルポイントをためることで、より高度な技の習得も可能。
「鉄拳」でお馴染みの10連コンボももちろん出せる。
使用出来る武器も素手だけでなく刀(二刀流も可能)やポイズンアンプル、
スナイパーライフルまで非常に多彩だ。
「内部破壊」という技を発動すれば、敵の体がレントゲン写真のように透明になり、
透けて見えた弱点を集中攻撃することで敵を瞬殺出来たりもする。
導入部分のみのプレイとはいえストーリーが若干弱い気がすることと、
アクションにもうひとつ爽快感がないこと、
「鉄拳」シリーズに馴染みのないアクションアドベンチャーファンにとっては
「『鉄拳』シリーズのニーナ」という売り方がかえって邪魔になる可能性もあるが、
私がプレイしたのは昨年の10月のことなので、
発売までにアクション部分だけでも改善されていることを切に望む。
現在、全国の試遊台設置店に体験版が配布されているはずなので
見かけたら是非一度体験してみて欲しい。
*なお、開発途中のROMを使ってのプレイであること。
数分のプレイによる第一印象であることを断っておく。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル:デス・バイ・ディグリーズ
~鉄拳:ニーナ・ウィリアムズ
機種:PS2
メーカー:ナムコ
発売日:2005年1月27日
価格:7140円(税込み)
公式サイト:http://namco-ch.net/death-by-degrees/index.php
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「頑張ってるなぁ、ナムコ・・・。
雷 武龍or Marshall Law なら迷わず買うけど、
ニーナならいらないなぁ・・・」
こんなところでしょうか。
今作はスティックで攻撃という要素が目新しいですから例に挙がらなかったのでしょう
2スティックの操作系自体はかなりと古くからあり
私の知る範囲ではデータイーストの空手道なんがかなり初期のものかと
ナムコに限っても、リブルラブル、アサルト、サイバースレッドなど色々あったりします
後者2つは操作系も塊魂に良く似ていますね
あれがナムコの2スティックゲーム先駆けでしたね。
このニーナといい、スティックを使ったゲームを作ろうという企画でもあったんでしょうか。
個人的にPS2のスティックは粗悪な印象があってあまり好きではないのですが、
かといってGCはバランスがとれてないし、XBOXではそもそもリリースできないし…。
塊魂も面白いゲームでしたが、個人的にはスティックの悪さが印象に残って損をした感想です。
ゲーム的にはすごく興味があるんですが、
コントローラの問題でちょっと躊躇してしまっています。
PS2はアナログスティック以外は優秀なコントローラだと思うんですけどね…
私はアクションや格闘ゲームは全くやらないのですが、
その理由は難しすぎるからです。
格闘ゲームで言えば、波動拳を出せるのが5割以下、
昇竜拳だと1割以下です。ガードなんて意識して
出来たことはありません。
そういう状態だと遊べるゲームはRPGかシミュレーション、
時間制限の無いパズルゲームぐらいしかないですね。
アクションゲームも嫌いではないので、「誰でもクリア出来る」
事を売りにしたゲームが出て欲しいです。
そう言えば「サルゲッチュ」もアナログ2本だったな。
私が感心したのは「グッと押し込む」という操作だったが。
指摘されるまですっかり忘れていた。
>サンサン殿
仰る通り、アナログの精度が微妙なのが気になるところだ。
ただ、バウンサーよりは遥かに良いと思う。
>豆しば殿
そうなのだ。
ナムコとしては力を入れているらしいのだが、
ユーザーの評価がどうも芳しくない。
細部がこなれていなかったり、
まだまだ発展途上のソフトだとは思うが
大手がこのぐらいの冒険をしてくれないと
どんどん閉塞感が強まってしまう。
そういう意味でもこのソフトには期待しているのだが。
>Unknown殿
おっと、これはミスであった。指摘感謝。
基板まで所持していながらお恥ずかしい。
>syaku_t殿
ううむ、「モンスターハンター」は私もプレイしたが、
あれよりは難しいと思う。
その分、越える楽しさもあるわけだが。
>オコタでミカン殿
確かにDSで「北斗の拳」は良いかも知れぬ。
がっぷ殿の件だが、数本というのは
「商品」として流通に乗せた以上あり得ないと思う。
最低でも数”百”本ではないか。
お力になれず申し訳ない。
>ポゥ殿
おぉ、「俺の料理」もあったな。
あのゲームで衝撃的だったのは、
新作発表会の時、SCEの営業が
コントローラーを逆さにして床に置き、振動させて
「さぁ!カニ歩きです!」と言ったことだ。
だからどうしたとは言えなかった。
>テトラ殿
そうか、テトラ殿には合わなかったか。
こればかりは向き不向きもあるので
残念としか言いようがないが。
>シンちゃん殿
「グーリーズ」は未プレイなのだが、
そうか、あれもそのパターンか。情報感謝。
それにしても当BLOGの来訪者は濃いな。
参考になる意見も多く、非常に有り難い。
何より、「DEATH BY DEGREES」と聞いても
普通の人は「それ何?」だと思うのだが。
今後ともよろしく。
直感的で豪快な操作が面白い反面、かゆい所に手が届かないのが
たいへんムズガユかったです
しょーじき、それまで購入予\定でしたが、スルーした方が良さげな内容でした。
当方、へたれゲーマーなので両スティックを使ったアクションに、楽しさを見い出せず、逆にテンポの悪さで、ストレスが貯まるばかりでした。
ただ、この操作が最高!って人の方が多いような感じもするので、やっぱり一度、自分で触って遊んだ方がいいですね。
アナコンだけじゃなかったけど。
ナムコが内部破壊してしまうのではないかと不安。
ただ残虐にしすぎると親が子供に安心してやらすことが出来る任天堂ゲーム機の看板にキズがつき死兆星を見る結果になりかねないのでやっぱ無理かなぁ~と...
※お初です忍さんm(__)mところで某がっぷライオン丸先生の本でGB初期のソ\フトで実売予\想本数⑨本というとんでもない数字が載ってたのですがコレはホントの事なんでしょうか!?そしてそのソ\フトの名は...
何か知っていましたら教えて下さい。
操作回りはモンスターハンターに似ているのかも。
デモを見た感じでは打撃の重さが少ないのかな・・・とも。
でも武器は多彩だし、アクション自体も多そうなので
個人的には楽しみではあります。
ファミ通なんか見る限りでは、ユーザーの反応は鈍そうですね
内部破壊はいかにも暗殺者っぽくて
面白そうだと思うんですけど
操作部分で思い通りに動かせないジレンマが大きかったです。
二本アナログ操作で遊ぶ
バウンサー+メタルギアみたいな感じ
ただ露出度がやけに高かい気がしたので
ニーナのファンなら買ったら頑張れるかも
アナログを使ったゲームの最大の弱点は「精度」ですね
>>豆腐さん
今年もお元気ですね~~
う~っサルゲッチュ♪ ゲッチュ!!
アナログ2つを使ったゲームは始めてじゃないが、あまりない。
SCEのアレは微妙に売れなかったがこれはどうだろうか。
ソフトメーカーとしてのSCEは好きだったんだが、う~ん・・・
体験版? 私はいりません。
やったって初期型PS2が壊れるだけです。
いつ壊れるかわからない緊張感の元でゲームしてます、もっとも私の中心はGBAとDSとGCとPCとSFCと64ですが。