忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「タイトーメモリーズ・上巻」の上巻

2005年06月07日 | 作品紹介(ゲーム)


タイトー
タイトーメモリーズ 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ 下巻


今年で創立52周年を迎えるタイトーは
ゲーム業界にとっては曾祖父のような存在である。
昔のタイトーは『「スペースインベーダー」を作ったところ」
などと言わなくとも、バリバリの現役でやっていけるだけの
名作を次々に生み出していた人気メーカーのひとつだったのだが、
ここ十年ほどは「パズルボブル」と「インベーダー」と
「電車でGO」を使い回すだけで食い繋いでいるという印象が強い。
ファルコムと組んで「イース」シリーズを出したり
クロスノーツと組んで「戦国エース」を移植させたり
Gacktを主人公にして「武刃街」を出したりしているが
どれもこれも微妙にピントがズレているというか、
目の付けどころが「御上の仕事」という気がする。
現在のタイトーは、儲からない事業にせっせと金を注ぎ込みながらも
責任を問われない三セクのお偉いさんと同じ匂いがする。
タイトーの企画室からは加齢臭が漂ってきそうだ。

さて、若返りを断念した年寄りに出来ることはと言えば、
ズバリ「想い出の反芻」である。
後ろ向きな企画でありながら、ゲームの場合はかなり有効な手段であり、
「ファミコンミニ」シリーズがノスタルジックな想いに耽るジジィを
多数取り込んで大ヒットとなったのは記憶に新しい。
歴史の長さで言えばタイトーの右に出る者はいないわけで、
今こそその無駄に長い歴史を活用する時が来たというわけだ。

7月28日に発売予定の「タイトーメモリーズ・上巻」は、
「上巻」と付いているように、「下巻」の発売も予定されている。
タイトーが今までにリリースしたアーケードゲームを各巻に25本ずつ、
合計50本を収録しようというこの上なく太っ腹な企画である。
既発ソフトの抱き合わせは大体4~5本が相場であったが、
本作は25本収録でありながら定価は5040円(税込み)と
先に挙げた「ファミコンミニ」シリーズや、
7月21日発売の「ナムコレクション」などと比較しても割安感はかなり高い。
このソフトが発表されたことにより
今後の「コレクション」系ソフトはかなりやり辛くなるのではないかと
要らぬ心配をしてしまうほどだ。

長くなったので久々に続く。
次回はシステムや収録作品について紹介する予定だ。



タイトー
タイトーメモリーズ ポケット



タイトー
タイトーメモリーズ2 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ2 下巻(初回生産仕様:「タイトーメモリーズブック2 下巻」同梱)

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:タイトーメモリーズ
   機種:PS2
 メーカー:タイトー
  発売日:2005年7月28日
   価格:5040円(税込み)
公式サイト:http://www.taito.co.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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