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いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬はぶらぶら散歩してこそ育つもの

2018-09-09 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

こんにちは。

夜の間は雷注意報が出ていましたが、今日もすでに暑い横浜です。

日曜日、ちょっとのんびりしていたら遅くなってしまった朝んぽ。

犬の社会化とは…ヒトが犬に教えてできるようになるものばかりとは限らない。

犬自身が当たり前な状況下で納得するまで確認することで

自分のまわりのことを知ること、大丈夫だとわかることだって多いです。

ヒトがいくら「怖くないでしょ、大丈夫でしょ」と犬に言ったところで

犬自身がそう思わなかったら、絶対に大丈夫にはならないですよね。

ヒトが教えるときも、犬が自分で理解する時も犬が「大丈夫」と実感できるまでは

ゆっくりゆっくり進めることが大事なんです。

 

お散歩では、いろいろな刺激があります。

犬にとってうれしい、楽しい刺激もあれば、

ちょっとやだな、絶対やだな、って刺激もあるはずです。

犬はそういう刺激を受けた時、自分で対処する力を持っています。

それをじゃまするのが、飼い主さんだったり、リードだったりします。

リードを緩めるってことは犬に選択肢を持たせることになります。

ボディランゲージを出しやすくすることにもなります。

飼い主さんの役割は、相手があってこのままいくとダメかなという時に

リードショックは使わず、穏やかに止めて我に返すことでしょうか。

犬に引き返すこと、離れることも教えてあげたいですからね。

鼻を使うゲームは、犬にとっての経験値を高めます。

 

ほぼこんな風に歩きます。

ときどき私を見上げることもある。
アイコンタクトしているわけではなくて、楽しさを共有したいって♬

 

生きている限り、ヒトも動物も様々な刺激にさらされますが、0にはなりません。

嫌な刺激と思っていても、ある日「なぁんだ」ってことになることもあるし、

楽しい刺激と思っていたことが、急に「こわっ!」ってことになることもありますよね。

嫌な刺激だからと避けていたら一生「なぁんだ」にはならないでしょ。

半面楽しい刺激が一転「こわっ!」にならないようにも気をつけてあげたいですよね。

社会化の目的のひとつは、「なぁんだ」と「楽しい」をいっぱい作ることかな。

飼い主さんには、犬を上手にサポートしてあげてほしいです。

それには、「叱り」も「罰」の出番も絶対にありませんからね。

ムラサキシキブ