日記ネタにしようと思いながらすっかり忘れて、昨日が初使用となったウェーダーのことでも。
昨シーズンまで使っていたウェーダーのソールがツルツルになりしかも剥がれがはじまった。
なので買い替えた。
ソールだけの問題なので張り替えという方法もあったのだが、ソールの張り替えセット(約¥3000~)を買い、面倒な作業することを考えると買い替えた方がスッキリするし経年劣化による水漏れの心配もしなくて済むだろうということで買い換えることにしたのだ。
買うたのはシマノのマックスデュラウェーダー ウェストハイタイプ WA-052N
しかしこれを買う前にひとつ失敗を犯す。
というのも今使っているリバレイのものがコスパも含めて気に入っていたので、何の疑いもなくモデルチェンジした同タイプを買ったつもりだった。
ところが、買うてから気付いたのだがそのモデルを気に入っていたという一番の理由であるインナーメッシュがなくなっているではないか。
しかも素材も変わっていて木の枝や岩などの擦れに対して弱そうになっている。
これはいただけないということで無駄な送料を払って返品、そして改めてこれを買うたという次第。
ところでウェーダーは消耗品で高級品は要らないというのが私の考えだが、必要なものとして汗を掻いた時に内部での張り付きを防止するインナーメッシュがあること、渓流では藪漕ぎをしたり岩を登ったりで擦れも多いことから表面素材が引き裂き強度のあるものというのが基本条件。
あとは耐久性や信頼性で考慮となる。
以前釣り具屋でコスト優先で買うた聞いたことないメーカーのウェーダーは使用してすぐにショルダーベルトの縫製が解れクレーム交換、そして1シーズンで水漏れが発生し安物買いの銭失いになったのでもう買わない。
そういうことを考えるとメーカーとしては信頼性のあるダイワ・シマノ・リバレイの3つになる。
その内のリバレイは残念な内容になってたので残り2メーカーで比較したところ、シマノに落ち着いた。
(左)バス釣りならチェストハイを選ぶが渓流ではそんな深いところに入ったら間違いなく流されるので不要、というかそこまで深いところは数少ない。
(中)色はグレーと表記されているがグリーン系のカーキっぽい感じ。
(右)ブーツとソールは縫製加工がされていてしっかり感があるのと耐久性が期待できそう。
足のサイズ感はリバレイに比べ同サイズでも(Lサイズ)少し小さく私の足にはよりフィットした感じ。
言い換えるとリバレイのはちょっと大きかった。
(左)厚さ12ミリのフェルトソール。
そして減りやすい踵は2重構造になってて耐久性もアップ。ダイワはここが1重だったのでヤメた。
(中)ソールには切れ目が入っていて歩きやすくなるのと同時に剥がれ防止に一役買いそう。
(右)蒸れによる内部での張り付きを抑えるインナーメッシュ。
個人的に有るのと無いのとでは快適性が全然違うと思うのだが釣り具屋では「あんまり変わりませんけどね」と言われた(笑)
(左)ショルダーベルトの付け根の仕上げやベルトやバックルの作りが良い。
安物はこういう箇所の縫製が雑で上着に引っかかったり糸が解れたりするのがイヤだった。
またこのウェーダー、この箇所がベルクロになっててショルダーベルトが取り外し可能。
私は外して使うようなことないと思うが、ずり落ちたりしないのだろうか?
(中)ウェストのベルトはグルリと一周回すタイプでないので調整簡単。
しかしそのベルトにロッドホルダーや魚籠などの道具を付ける人にとってはちょっと不便かも。
(右)私が履くとこんな感じ。
ダブつき過ぎることもなく見た目は良好とは言わないまでも良い方かな、しかし段差を登るようなところで大きく足を上げると突っ張り感が出て上げ難かったのがちょっと気になる。
もうちょっとスリムだと尚格好よくなるのだろうが動きにくくなったりするからこんなもんなのかな。
そんなことでシマノを選んだのは ①擦り減りやすい踵のフェルトが2重であること②見た目の色味がシマノの方が好みだったこと で決定した。
渓流ではよく歩くので履き心地や耐久性はかなり重要、吟味した上で買いまだ一回しか使ってないがその履き心地も悪くない。
これで今シーズンも渓を歩き回りたい。