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石徹白川に入る(峠川編)

2013-08-18 22:50:36 | 釣り
今年の夏休みは山に行くか川に行くかでもの凄く悩んだ。
自由に使える日は2日確保したので、当初は1泊2日でテント担いで人が少なめと思われる北アルプスの一角に行くかと計画していた。
しかし直前のリサーチで「駐車場は満車」と「登山道は行列」という情報を見て一気に気分は萎えた。
基本人が少なめで静かな山に行きたいと思っている私にコレは無理、行列なんてありえない。
ヤメた。

で、次なるプランに切り替える。
それは川、日帰りでの渓流釣行である。
普段は遠くて行けない川を選定し早朝から夕方まで堪能する寸法。
実にワクワクする。
そして選んだ川が霊峰白山の一部銚子ヶ峰を水源とする川、石徹白川(いとしろがわ)である。

その石徹白、今まで行ったことは一度もなく当然釣りをしたこともない初めての場所。
なので事前にネットで場所と釣果等の情報を収集。
しかし釣果の情報はアテにならないので参考程度にとどめておかなければ釣れなかった時のショックがデカイ(笑)
あと場所、釣り全般に言えることだがピンポイントの情報は控えられることが多いのでこれも参考程度にして現地で入渓ポイントを決めなければならない。
しかし現地でそれがわからずモタモタしているとあっという間に時間を無駄にするのでおおよそは考えておく。
ちなみに石徹白は簡単に言うとウィングヒルズスキー場の更に奥地。
ウィングヒルズは過去にスキーやMTBダウンヒルで何度も行ったことがある場所。

当日は5時の日の出と共に川へ下り竿を振る予定だったが前日の疲れと酒が残ったかうっかり寝坊、不覚にも1時間近く予定を押してしまった。

(左)5時50分、R156を離れ石徹白方面へ入る。
ここよりひたすら山道を上っていきウィングヒルズを越し下り基調になって暫くしたところで川が出てきたのでそこで一度クルマを止めた。
そしてそこが石徹白川水系の峠川であることを確認し入渓ポイントを探す。
(右)6時20分、峠川のC&R区間(キャッチ&リリース)に入渓。
道中、白鳥のコンビニで買った入漁券をアトムにくくりつける。
日券¥1000は良心的だと思う。


(左)川に下りると靄が掛かり幻想的である。
気温17度でメチャメチャ涼しい、というか肌寒い。
気がかりだった先行者は誰もいない模様(駐車してあるクルマを見かけなかったことからの推測)、釣れそうな雰囲気はある。
それにしても普段行ってる川とは当然ながら全然違う。
初めてなので標準水量もわからないが、ここ最近は雨が降っていない筈なのに水量豊富で川幅もあり要所要所の落ち込み等は水深もあり立派である。
この環境なら大型魚も育ちそうだ。
しかし釣り人も多そうだ=魚がスレてそうだ(汗)
(右)そして水温を計りまた驚く。
14度。
私が通っていた川は7月上旬で19度近くまで上がっていたのにここは8月中旬にしてこの水温、さすが山奥の高所と言うべきか。
この水温を見て、少雨で水温が上昇し活性が落ちているようなことも考えていたが杞憂に終わったと感じた。
コレで釣れなければ腕のせいだと。


立派な木々と大きい岩々、雰囲気満点である。
これで魚が居ないはずがないと思ってしまう。


谷に差す朝日が木々の緑を美しく見せる。
スバラシイ。

初めて入る渓ではその景色に見惚れる。
次々に出てくるその景色に飽きが来ることはない。
これも楽しみの一つ。


今回のタックル。
実は新型ロッドを導入。
今期新たに導入したTRBX-53MTHを手放しIBXX-53MTHに買い替えた。
それに関してはおいおいネタが尽きた時にでも。
他、今回のためにラインを巻き直して万全を期した。
使用ルアーはもっぱらDコンタクト50とDコンパクト。

そして途中一度退渓し、クルマで下流に下がりそこからまた釣り上がって行く。


(左)C&R区間の看板。
こういう取り組みは歓迎。
(右)再入渓後、支流が出てきたので上ってみた。
かなり急でいかにも岩魚が居そうなところ、実際岩魚の影を見かけたが掛かってこない。


元の川に戻り再び釣り上がり落ち込みを撃っていく。


こういう景色を見ると一眼を持って来るべきかといつも悩む。
W80で撮るにはちょっと暗く辛い。

さて、素晴らしい渓だということはわかったが肝心の釣果。
これが冴えない。
上げた魚は2匹(だったかな?)の岩魚、しかし稚魚サイズともう少し大きいぐらいので小さい、小さすぎる。
そして手元足元でのバラシが数匹。
そのうちの1匹は良いサイズの岩魚(おそらく25センチ前後)で悔しかった。
ということで詰まるところ釣果が出ない。
魚が出てこない。
影を見ることが出来るので居ないわけではないが反応悪い。
スレているのか?日が高くなっているのが影響しだしているのか?下手なのか?とにかく魚の出が悪い。
あと数少ないチェイサーは小型魚が多い、稚魚サイズに近い。
それを見るとスレている可能性が高いと思った。

そして一度入渓したポイントまで釣り上がり退渓、クルマまで戻り峠川はここで終了とし本命の石徹白川へ入るとする。

長くなったのでつづく。
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