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夏休み唯一の渓流釣行は亀尾島川へ

2017-08-19 21:53:08 | 釣り
8月15日の日記

今年の夏休みは残念ながら近年恒例の車中泊をしながらの渓流釣行に行く時間は作れなかった。
それでも釣りのために1日だけは確保し、初めての川となる長良川の支流で郡上八幡付近に流れ込む亀尾島川という川を選定し行ってきた。

しかしだ、この週は狙いすましたようにというか、この夏は天気が不安定で参った。
前日の天気予報では曇りで午後から天気が崩れるとのこと、早く行ってヤルしかないと考え午前4時に目覚ましを掛け朝を迎えれば、
なんとその時間に既に本降りに近い雨が降っていて撃沈・・・
これはムリだとフテ寝を決め込み7時半まで寝る。
しかし起きてからも諦めきれず、現地は小降りかもしれないという希望的観測を持って出発したのだった。

道中は見事に雨、本降りとも言えるような雨、高速道路を使って早く行きたいところだがお金をかけて行って竿を出すことも出来ませんでしたでは切なすぎるので一般道を走り現地入り。
現地は幸いにも雨は小降り傾向になっていたので竿を出すことを決め川の入り口付近にある釣り具屋で遊魚券を買いがてら情報収集。
しかし具体的な情報は得られず、様子を見ながら場所を決め川へ下りる。

川は増水気味なのだろう、濁りも少し入っていて雨も降っている。
考えようによってはアマゴ(雨子)釣りには良いコンディション、しかし小降りなのでなんとかなるが本降りは御免だ。

(左)広い河原で流れが集まり深みがある場所を重点的に探る。
(右)すると2投目ぐらいでかなり小さいがチェイサーを確認、そのまま何度がルアーを通すと早い段階で一匹目が釣れた。
大きさは10センチとちょっとでかなり小さいが、ひとまずはボウズを免れ一安心。

初めての場所で小雨ながら降り続くコンディション、いつもの調子で釣り上がると本降りになった時に脱渓できる場所があるとも限らない。
いや、道路と川の落差を見ると無いといった方が正しい。
それは困ったことになるのであまり移動しないことにして上下流を見渡し、下流側に見えたポイントに移動して落ち込みから続く白泡の流れをクロスからアップクロスで丹念に探る。

そして9寸のアマゴを掛ける。
早い段階で満足できるサイズを釣った、これはやっぱり良いコンディションかも?と欲が出てくる。


(左)しかしそうウマイことは釣れない。
その後は写真の魚が釣れただけで美味しそうな場所でも釣れず、案の定雨脚が強くなり出して脱渓。
(右)再び釣りをできないかと空模様を見ながら移動している時に見た廃校。

雨は弱くならない、帰るには早すぎる、そんな中途半端な中取った行動は今後のために釣り場確認。
一旦R156に出て亀尾島川の上流部がある内ヶ谷方面へ。
ヘアピンカーブが続くような山道を上り高度を上げやっとこさ着いた上流部は道路から川への落差がなかなか手強い。
橋の上から下の川を覗くと両側の斜面も急でとても降りられる気がしない。
しかしここまで来たのに竿を出さず帰るのはもったいないという気になるのが釣り人の性、クルマを止めては歩いてを繰り返しなんとか降りれそうな場所を探し雨が降る中川へ下りた。
でもその最中2度斜面を滑り落ちる。
幸い怪我は擦り傷程度、手に持っていたロッドにも損傷を受けることなく済んだが、降りながら「これは同じところから上ることはできないな」と思い不安感が出る。
そしてこの時はまだ他に損傷が出ていることに気付かなかった。


しかしそんな不安を感じながら降りた渓相は素敵だった。
これは絶対釣れる、釣れないとおかしい。
と、思ったが釣れないw
そしてまだ新しい釣り人の足跡を発見、しっかり人入っとるやんけ、、、
それでも可能な限り釣りを続け深みを狙っているとロッドに重みが乗る「来た!」
走る魚をいなし寄せると8寸ほどのイワナ「危険を冒しながら降りた甲斐があったな」と背中のランディグネットを取り魚を掬おうとしたときに異変に気付く。

ランディングネットが折れている、、、

原因はすぐに分かった、斜面を滑り落ちてしまった時にランディングネットを背負っている背中を打ち付けてしまっていたのだ。
ブラブラ揺れるフレームで魚を掬い暫し茫然、魚からフックを外し暫し茫然、そして写真を撮る前に魚には逃げられた。
やってしまった・・・


その後は小さなアマゴとイワナを釣ったがランディングネットのことが残念過ぎて釣りを楽しめなくなり、そして雨脚も強くなってきてしまったので安全に上がれる場所を探しながら遠回りをして退渓。

やはりムリは禁物。
ランディングネットが痛い、痛すぎる。
釣りが十分できず、釣果も出なかったのにこの代償は痛すぎる。
そんな夏の遠征釣行。
コメント
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