毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

泣いた

2007-10-07 23:57:17 | 日々思ったこと
昨晩何気なくテレビ見てたら「写真物語」という番組が23時台に放送されていた。
出演者の広末涼子が未だにカワイイ・・・なんて話はどうでもよい。
その放送の中で、戦時中撮影されたという背中に幼い弟を背負って真っ直ぐ一点を見つめ立っている少年の写真が紹介された。

その少年はまだ今の小学生中学年ぐらいだろうか?
背中に幼い弟を背負いホントに真っ直ぐ正面を見つめ、唇を噛んでいる。
その写真を撮影したカメラマンのコメントのナレーションを聞く・・・
「その少年は真っ直ぐ一点を見つめ、血がにじむ程に自分の唇を噛みしめながらじっと立っていた」
「私は撮影した後に気付いた、その少年の背中に背負われている幼い弟が既に亡くなっているのを・・・」
そう、背中に背負って首が垂れて寝ていると思っていた幼い弟は既に亡くなっていたのだった。
ショックを受けた。
ナレーションは続く・・・
「その少年は亡くなった弟を葬るために一人で処理場まで来たのだった」
更にショックを受けた。
自分の弟を亡くし、一人背負って葬りに来るその心情は・・・・・・。
一人、血が出るほどに唇を噛みしめ下を向くことなく直立し前を向くその姿に心打たれた。

出演者の女性陣が泣いて、その中の一人がこう言っていた「こういう写真を今の教科書に載せなければならない」。
私もそう思った。

久しぶりに涙が出た。
コメント (2)
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