私は今でこそしがない勤め人ですがかつては音楽家(演奏家ですが)を目指し、一応音楽関係の大学入学の勉強もしていました。口ばっかりでいい加減だったので言うほど一生懸命だったわけではありませんが。
で日本の音楽関連の大学で最高権威は「東京芸術大学」通称「東京芸大」。「芸大」と言う単語まで略してもこの学校を指すぐらいの権威です。お金持ちでちょこっとピアノ習ってましたぁ。程度で入れる学校じゃ無いですし実際、科によってはもうおっさん、おばさんの世代になっても「芸大」受験を挑戦し続けている方々もおられます。
音楽大学や芸術大学で教授になるような人間の多くがこの学校の卒業生です。いや大袈裟じゃなくへたをするとその辺の音大卒では講師になるのも大変です。もちろん「芸大」を出れば努力も無しで「講師→教授」とエリート・ドクター・コースを歩めるわけではありませんが、何しろスタートですでに違うことだけは確かです。
どうしてこんなことを急に言い出したかと言いますと「芸大」卒はそれぐらい大変なことなんですが、言い換えればわが国の芸術の国際的なレベルの維持、向上、発展の責任を担っていて、私も含めて多くの「芸術を楽しむ人間」の期待を背負って生きる責務もある。と思うんです。
ある作曲家で指揮者の方のお嬢さんを思い出しました。その娘さんは小学生高学年くらいからピアニストを目指し当時からステージに立っておられました。ですからよほど途中で気が変わったりモティベーションが下がったり家庭環境の大きな変化とかが無ければ、現在はある程度のピアニストになっているであろう。とふと考えたのです。
「うろ覚え」だったんですが名前でストレートにネット検索してみました。
案外すんなりヒットしたので拍子抜けだったんですが何と一応本人の公式HPが存在しているではありませんか。
何々、おぉ日本の誇る件の「東京芸大」のピアノを卒業しているでは無いか!
「ばりばりクラシックのリサイタルを開いてどこかの大学の講師ぐらいにはなっておられるか。親も親だし。」
と思いながら思ったとおりと言いますか、あまりに普通な展開を予感させる雰囲気であったので、実はこの時点で半分は興味もなくしておりました・・・。のですが何か違う・・・え?
あれ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
何か「結婚式」やら何かの「パーティー」の音楽のプランニング?こう言っちゃあなんだが音楽とは言っても少しうさん・・・怪し・・・ゲホゲホ。
人違いかと思って思わず経歴を再確認しましたよ。父親は作曲家で指揮者。間違い無さそうです。確かにピアニストもやっておられるのですが前述のとおり結婚式やパーティーの企画として演奏するんだそうです。ふーん。まぁ音楽の需要はいろいろですし芸大出たからと言って生涯クラシックや現代音楽をやらなくてはいけないなんて言う法は無いです。時々は喫茶店みたいなところで軽めのコンサートもやっているみたいですし仕事は仕事です。
んで、ご結婚もされていてご主人は、おぉ海外の方だ。国際結婚だ。で、ご主人は作曲家か指揮者かひょっとしてヴァイオリニストで夫婦共演も多く。みたいな。
「くぅ!絵に描いたやうな音楽一家なんやろうなぁ。」
と思ってサイトを読み進むと「(奥様の経営されている)事務所に所属して日本で歌手を」・・・。うむう・・・。自費でCDも出していますが何の歌手だろう?写真での想像だけだがドレッドみたいな髪型でヒゲをはやしてHipHopかなんかやってそうだけど、根はゴスペルらしいしなんだかコメントが難しいなぁ。大きな事務所に所属してテレビに出たりCDバンバン売るだけが歌手では無いが・・・。なんかなぁ・・・。本国では何やってたんだろう?
時代なんでしょうか、音楽の中でも非常に現実的と言うか失礼な物言いをすれば即物的な世界を選択されたという印象でした。
今の時代の「音楽で生きる」ありかたの一つですね・・・。
で日本の音楽関連の大学で最高権威は「東京芸術大学」通称「東京芸大」。「芸大」と言う単語まで略してもこの学校を指すぐらいの権威です。お金持ちでちょこっとピアノ習ってましたぁ。程度で入れる学校じゃ無いですし実際、科によってはもうおっさん、おばさんの世代になっても「芸大」受験を挑戦し続けている方々もおられます。
音楽大学や芸術大学で教授になるような人間の多くがこの学校の卒業生です。いや大袈裟じゃなくへたをするとその辺の音大卒では講師になるのも大変です。もちろん「芸大」を出れば努力も無しで「講師→教授」とエリート・ドクター・コースを歩めるわけではありませんが、何しろスタートですでに違うことだけは確かです。
どうしてこんなことを急に言い出したかと言いますと「芸大」卒はそれぐらい大変なことなんですが、言い換えればわが国の芸術の国際的なレベルの維持、向上、発展の責任を担っていて、私も含めて多くの「芸術を楽しむ人間」の期待を背負って生きる責務もある。と思うんです。
ある作曲家で指揮者の方のお嬢さんを思い出しました。その娘さんは小学生高学年くらいからピアニストを目指し当時からステージに立っておられました。ですからよほど途中で気が変わったりモティベーションが下がったり家庭環境の大きな変化とかが無ければ、現在はある程度のピアニストになっているであろう。とふと考えたのです。
「うろ覚え」だったんですが名前でストレートにネット検索してみました。
案外すんなりヒットしたので拍子抜けだったんですが何と一応本人の公式HPが存在しているではありませんか。
何々、おぉ日本の誇る件の「東京芸大」のピアノを卒業しているでは無いか!
「ばりばりクラシックのリサイタルを開いてどこかの大学の講師ぐらいにはなっておられるか。親も親だし。」
と思いながら思ったとおりと言いますか、あまりに普通な展開を予感させる雰囲気であったので、実はこの時点で半分は興味もなくしておりました・・・。のですが何か違う・・・え?
あれ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
何か「結婚式」やら何かの「パーティー」の音楽のプランニング?こう言っちゃあなんだが音楽とは言っても少しうさん・・・怪し・・・ゲホゲホ。
人違いかと思って思わず経歴を再確認しましたよ。父親は作曲家で指揮者。間違い無さそうです。確かにピアニストもやっておられるのですが前述のとおり結婚式やパーティーの企画として演奏するんだそうです。ふーん。まぁ音楽の需要はいろいろですし芸大出たからと言って生涯クラシックや現代音楽をやらなくてはいけないなんて言う法は無いです。時々は喫茶店みたいなところで軽めのコンサートもやっているみたいですし仕事は仕事です。
んで、ご結婚もされていてご主人は、おぉ海外の方だ。国際結婚だ。で、ご主人は作曲家か指揮者かひょっとしてヴァイオリニストで夫婦共演も多く。みたいな。
「くぅ!絵に描いたやうな音楽一家なんやろうなぁ。」
と思ってサイトを読み進むと「(奥様の経営されている)事務所に所属して日本で歌手を」・・・。うむう・・・。自費でCDも出していますが何の歌手だろう?写真での想像だけだがドレッドみたいな髪型でヒゲをはやしてHipHopかなんかやってそうだけど、根はゴスペルらしいしなんだかコメントが難しいなぁ。大きな事務所に所属してテレビに出たりCDバンバン売るだけが歌手では無いが・・・。なんかなぁ・・・。本国では何やってたんだろう?
時代なんでしょうか、音楽の中でも非常に現実的と言うか失礼な物言いをすれば即物的な世界を選択されたという印象でした。
今の時代の「音楽で生きる」ありかたの一つですね・・・。