外来の感染予防ガイド, CDC

CDCから外来の感染予防ガイド “Guide to Infection Prevention for Outpatient Settings: Minimum Expectations for Safe Care. ”が公表されました。

Press Releaseはこちら。

対象は外来診療を行っている内視鏡センター、日帰り手術センター、クリニック、ペインクリニックなど。
ガイドラインにはチェックリストもついています。チェックリストは、施設のポリシーや手順の確認、各人の予防策の確認に使用します。

全文はこちら。

チェックリストはこちら。


鍵となる項目は、
・安全な注射手技
・安全な器具の使用
・適切な手指消毒

米国でおきたいくつもの注射関連のB型肝炎感染などのアウトブレイクを繰り返さないことが、一つの大きなゴールのようです。

このガイドラインはこれまでにCDCが発行してきたガイドラインを踏襲した内容となっています。
この「引用ページ」は、ガイドラインを探すときにお役立ちですね。

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このガイドラインはCDCのDivision of Healthcare Quality Promotionという部署から発行されています。ここのDeputy director はMichael Bell先生。日本にもEBICセミナーや国立感染症研究所FETPに講義で何度も来られています。

とても優秀で高いポジションの人ですが同時にとても親切で、Bell先生をみていると天は二物を与えるんだなあ、と思ってしまいます。私たちの現場レベルでの話も興味を持って聞き、時にご自身の考えを聞かせてくださいます。
私が尊敬している人の一人です。