過去の食中毒事例を探していたら、ありました!
過去に米国で発生した食中毒の調査事例集です。
米国では、各地で発生した食中毒事例の調査は地方の保健局が行い、依頼があれば、CDCが疫学調査のエキスパートを派遣し協力する体制がとられています。
複数の州にわたる広域事例と判断されるとCDCのOutbreakNet Teamが中心となって調査を開始します。
Multistate foodborne o . . . 本文を読む
2009年におきたパンデミックですが、日本ではその年の5月に大阪と神戸ではじめの集積が見られました。
このときに、国立感染症研究所のスタッフとFETPがチームで疫学調査を行い、このときの内容はすでに論文にまとめられています。
さらに、大阪での調査結果を解析し、感染したが症状がまだ出ていない時期にすでに人に感染させていたことをまとめた論文がEID9月号に掲載されました。そのときの調査メンバーの一 . . . 本文を読む
昨日配信されたMMWR(米国CDC週報)に、こんなタイトルの記事がEarly release されています。
感染が確認されたのは、5歳未満の男児と女児。
男児はインディアナ州。2010年のインフルエンザワクチンは接種していた。
7月23日 インフルエンザ様症状で救急外来にかかる。いったん帰宅したものの、慢性疾患を持っていて、24日に再度受診、入院となり、27日退院。
抗インフルエンザウイルス . . . 本文を読む
2009年の新型インフルエンザ(A/H1N1)発生以来、インフルエンザによる重症者の動向を把握するために「重症サーベイランス」が実施されてきました。
これまでの「重症サーベイランス」は、こんな感じでした。
報告頻度:毎週
報告:全ての医療機関
調査対象:インフルエンザ入院患者で重症例、死亡例
調査内容:重症化した症例の基礎疾患、ワクチン歴、入院日、入院理由、急性脳症の発症、人工呼吸器や集中治療室 . . . 本文を読む