感染症疫学の風

感染症疫学について、薬剤師と一緒に語りませんか?

日本語のパワー

2012年01月27日 | ほっと一息
ブログの更新が著しく滞っています。 (不謹慎ですが)おもしろいアウトブレイク事例や、驚くような感染源の事例の論文を見つけましたので、ここでもご紹介を、と思いつつ、あっという間に日々が過ぎていきます。 小さい頃、庭で見つけた蟻の行進をじっと見ているうちに逢魔が時になってしまっていることに気づき、怖くなって慌てて家に駆け込みました。時間の感覚はそんな気持ちです。 ちなみに、「1月は行く。二月は逃げ . . . 本文を読む

論文を書くときは

2012年01月18日 | ほっと一息
お世話になった教授からいただいた新年のご挨拶に「PhDらしい研究をしていますか」とありました。 一気に、背筋が伸びました。 大学院時代、必死に(文字通り必死でした。あの頃。)論文第一号を書き上げ、見てもらうために、指導教授に提出しました。 数日後帰ってきた原稿は赤ペン修正で真っ赤。で、一言。 「自分で書こうとするな!英借文しなさい!」 そして、私の顔を見て、「何度読んでも、言いたいことが全く . . . 本文を読む

 ノロウイルスアウトブレイク お役立ちツール

2012年01月13日 | 疫学
感染症 on stageの季節です。 インフルエンザ、感染性胃腸炎。どちらも、病院に入り込むと、めらめらと燃え広がる、感染管理の天敵です。 予防や拡大防止のために、ポスターを作ったり、レクチャーしたり、それぞれの医療機関で毎年工夫&苦心していると思います。 米国CDCのホームページに、医療施設でのノロウイルス対策のための資料がアップされています。FETPの父(創設時から指導者として関わってこら . . . 本文を読む

来年度のFETP募集がもうすぐしめきりです

2012年01月11日 | お知らせ
実地疫学専門家養成コースは感染症に特化した実地疫学を学ぶことの出来る日本では唯一のプログラムです。 世界48カ国に同様のプログラムがあり、国内外での感染症事例についてやりとりをすることもあります。元は、米国CDCに設置されているEpidemic Intelligence Service (EIS)であり、60年、3000人以上のEISオフィサー輩出の歴史を誇ります。ヨーロッパCDCにはEPIET . . . 本文を読む

新年早々・・・

2012年01月09日 | ほっと一息
新年のご挨拶がすっかり遅くなりました。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 新年早々、驚いたこと。 ブログ「新型インフルエンザ・ウォッチング日記」で勝田吉彰先生がいぬのインフルエンザについて記事を書いておられました。 “Is your dog protected from the dog fle?” 元のニュースをみてみると・・・。 K-9 fluだそうです。ケーナイン。え? このネー . . . 本文を読む