Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

幽玄の舞

2007-05-27 21:23:43 | 雑記
体調崩したくせに外出しました。
でも金曜はちゃんとバイト行ったぜ。

大宮薪能の2日目土曜日のチケット取ってあったので母と友人と未来の兄嫁(ほぼ確定)と観てきました。
どういうメンツだと思われましょうが、私も訳がわかりません。
単に私と母は毎年行ってて(私もかれこれ十年くらいになる)、私は前から行きたがってた友人を誘い、母は親交を深めようと兄の彼女を誘い、お互い誰を誘ってんのかまったく知らなかったという。
私の友人と兄の彼女が人見知りの激しいタイプでなかったのがせめてもの救いですね。
っていうか事が発覚した時点で慌てた私に対して、「なんか問題あるの?」と言わんばかりに堂々としていた母の態度に脱帽です。
いや…問題は……ないけどさ……。
「友達の友達はみんな友達」的思考の母は偉大だとつくづく思います。
私は友達の友達は、直接親しくなる前ならただの他人だと思うよ。
高校時代、よくある「私の姉の友達の従姉妹が芸能人の○○なんだー。」という話題に対して、
「要するに他人?」と返したが為に相手にしばらく避けられる破目になった過去が偲ばれます。
相手の意図を汲むって大事だよねやっぱり…。

それは兎も角。
今回の演目は、能「松風」、狂言「富士松」、能「殺生石」。
幸いにも空は晴れ、月夜の下、篝火に照らされた能舞台で観ることができました。
(雨だと別会場で室内ホールなんですよ。)
「殺生石」が面白かったので、語りの部分が重なる「釣狐」も観て見たいなぁと思います。
「松風」は、私にはやや難しかったのですけど、能ではあまり見ない舞台装置を使っているのが特徴的。
薪能の為に短くして演じていただいたようですが、松風と村雨の関係性が…なんか難しいというか何と言うか。
まぁ何の前情報もなく能を観に行ったことはないので、問題ないと言えばないですが。
言葉で語らず、はっきりと示さないのが能の表現方法でもありますし。
機会があれば通してしっかりと観たいところ。
1日目の最後は能「通小町」だったのでそれも観てみたかったのですが、金曜夕方は流石に厳しく、毎年土曜しか行けません。
しかし通小町見たがってた癖に、深草少将の百夜通いの秋田での異説をまったく知らなかったという不届き者がここに。
秋田行ったことないので勘弁してください…。

友人も、能を観るのは初めてだという兄の彼女さんも楽しめたようですので一安心です。
今年の夏の浅草能舞台と来年の新春浅草歌舞伎の話までしましたし。
その後飲み会で母が珍しくも酔っ払い、当初からうちに泊まる予定だった兄の彼女さんに加えて、私の友人まで泊まることになったのはご愛嬌ってやつです。
・・・やー、やっぱ少しは無茶だったかなとは思ってますよ。ごめんなさい皆さん。
計画性って大事だよね!!(説得力がない)


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