Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

ああそうなりましたか。

2011-06-03 08:01:50 | 雑記
昨日は朝7:30から夜10:30まで働き、
2日分の勤務時間くらいあるんじゃねーのコレという働きマンな1日でした。
そんな感じでニュースを追う暇もなかったのですが…

前夜までの報道とは一転。
内閣不信任決議案は否決となりましたね。

一国民としては、ようやく茶番劇が終わるか、というのが感想。
菅総理の会見でも自覚のあるような発言でしたが、
そんなことやってる場合かという国民の声がようやく聞こえたのか。
って、聞こえても無視するのが永田町の御家芸。
まー違うだろうなぁ。

危機的状況なのだからトップ交代なんてしてる場合じゃないだろうと思う一方で、
そんな状況だからこそ力のないトップは早いうちに交代した方が良いという意見も、
組織で働く人間としては理解できます。
決定権者がボンクラって、黙って頷いてくれるなら兎も角、
そうじゃなければ邪魔ですからね。
だからってこの事態を納得できるほど客観的にはなれませんが。
これで可決されてたらホンット日本人として諸外国に対し恥ずかしい思いをするところだったわ。

結果を見ると、
流石に民主党もこのタイミングで解散総選挙するほど馬鹿じゃなかったね、というところ。
この時期解散総選挙なんて…
ただでさえ被災地は、地方選さえ通常通りに実施できずに延期したりしてるのに、
衆院選やろうなんて余りに馬鹿げているとしか思えない。
しかも支持率低下の今、解散総選挙に打って出たところで、
果たして民主党が第1党を取れるだろうか。
リスクが高すぎるだろう。

否決後の、“造反組”と言われていた議員らと菅総理、その他の議員のインタビューのコメントをざっと見る限り、
民主党の“造反組”は、本気で不信任案を可決させるつもりではなかったような気がしてきました。
万一のための手段として用意はしていても、
基本の路線としては、菅総理から退陣の明言を引き出し、
退陣時期について合意するためのブラフだったではないかと思える。
退陣しないって言うならこっちも最終手段を取るぞ、と。
松木議員の言動を見ると、各グループのトップ以外の議員までが承知していたかは謎ですが、
少なくともトップクラスは筋書きを自ら書いていたのでは。
あれだけ報じられた可決投票への意思を示す発言は、
ただの見せカードだったのか、
それともあの時点では真意だったのか。
本当に、茶番劇ですよ。

まだまだ菅総理の会見の意図や退陣時期でゴタゴタやってますが、
多分国民の意見の大勢は、
いい加減にしろと思ってるでしょう。
今回の件で菅総理の退陣時期を見定められ、民主党内の意見を統一し、
民主党全体にとってはメリットだったのだとしても、
国民の政治不信を拡大させたことだけは疑いようがありません。

ホント頼むよ、もう…。
国会議員、国民の代表だろ。
通称・代議士って割には、
意見を代理してもらった覚えがないんですけど。
どうなのよソレ。

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