6月13日に発売された週刊新潮の「『雅子妃』不適格で『悠仁親王』即位への道」という特集記事は、呆れるばかりの内容でした。要約すると、次のようです。
(1) 皇后様は『皇太子妃には将来、皇后の仕事はつとまらない』と考えておられる。
(2) 将来、皇太子殿下には天皇に即位していただくが、雅子様が皇后の務めを果たすことは難しいので、早期に退位していただく。しかし、その後に皇位を継ぐのは秋篠宮殿下ではなく、その長男である悠仁親王とする。
(3) これを実現するには、現行の皇室典範では不可能な「天皇の生前退位」や「皇位継承の辞退」を可能にする必要がある。
(4) このため、風岡典之宮内庁長官が安倍首相に「皇室典範の改正」を要請した。
(5) これらはすべて天皇、皇后両陛下の思し召しである。すでに天皇・皇太子・秋篠宮の三者会談でも話し合われ、納得されている。(「宮内庁幹部」が解説)
なぜ、雅子皇后がご病気で公務がままならないと徳仁天皇が退位しなければならないのか? その後なぜ、ご成長ぶりもまだ定かではない悠仁親王の即位を想定しなければならないのでしょうか。あまりに荒唐無稽なこの記事について、内閣官房と宮内庁は「事実無根」として抗議しており、その抗議文書を宮内庁のホームページで読むことができます。
■抗議文(宮内庁ホームページ)
・内閣官房長官記者会見要旨
・宮内庁長官記者会見要旨
週刊新潮編集部はどういう反応かというと、2種報じられています。どちらも産経新聞で、「自信をもっている」とした8分後に、「現段階でコメントはない」に変わっています。
>同誌編集部は「記事は機密性の高い水面下の動きに言及したもの。内容には自信を持っている」とコメントした。
(週刊新潮「生前退位」報道 内閣官房と宮内庁が抗議 2013.6.13 19:21 [皇室ウイークリー])
>同誌編集部は「現段階ではコメントはない」としている。
(週刊新潮「生前退位」報道 内閣官房と宮内庁が抗議 産経新聞 6月13日(木)19時29分配信 )
もし報じられている通りなら、天皇皇后の政治介入という、あってはならないことが起きていることになり、その内容と共に、国内外から不信をいだかれることは不可避でしょう。内閣府と宮内庁が全否定したのは当然といえば当然。しかし、Dianthus様が別トピでご指摘のように、妙に事実と符合するところがあるのです。もしかして、「悠仁親王の即位を早々に実現したい」勢力が動いているのではないかという不気味さも感じさせます。Dianthus様のコメントをこちらにコピーさせていただき、この記事の信憑性、騒動の顛末を追いかけていくトピとしたいと思います。
この件について、あなたのご意見、情報などお寄せください。
後学のために、どのような部分について「秋篠宮バッシング」を感じられたのか、具体的にお書き頂けたら良かったのにと思います。
私個人は、雅子様が長期療養に入られた翌年、2004年11月末の秋篠宮殿下お誕生日記者会見にて、病に倒れた義姉や皇太子殿下の思いを忖度することなく
「どうして病気になったのか、わからない」「我々はうまくやったのに」とご夫婦で、にっこりしながら会見されたのを見て以来、秋篠宮夫妻が大変嫌いになり、また人間として尊敬できない方だと思うようになりました。
ですが、そうした私個人の思いとは別に、書き込みに際しては、根拠のない感情的バッシングにはならないように
広く報じられていないが、皇族としての姿勢に疑問をもつ部分にのみついて、書いてきたつもりです。
学部とは全然違う分野の博士号を突然取ってしまわれたこととか
論文博士とはいいながら、査読付き学術論文を1本も発表されていない段階で、ひっそりと博士号を取っておられたこととか
不思議なくらい報道統制されていることや
あいまいな選抜方法で、国立の幼稚園や小学校に通われていることなどです。
上記のような指摘を、バッシングとお考えになったのでしょうか。
それから、
>あの通訳は勉強会で、全員が交換で勤めます。
とのことですが、首相だか外相だかのクラスの会談の通訳も「勉強会」なのでしょうか。国益に直結する重要会談ですので、語学力はむろんのこと、適切な外交センスも求められる、大切な仕事のように思えますが。
>価値観というのは世代によっても違っています。
これはおっしゃる通りです。そして若い世代の価値観だから、年配世代の価値観だから、一概にどちらが良いとは言えません。
ですので、時代を超えて、何が大切なのかを洞察する知性が必要とされるのです。
現代の皇室が体現しているのは、男女不平等どころでなく、女性には存在価値がない、そこに居ても意味がない、という価値観です。
これは、あまりにも問題のある価値観です。
せめて男女不平等といえる、「姉妹にも継承権があるが、同じ兄弟姉妹間においては、姉よりも弟が優先する」、スペインやモナコと同じ形にならないと。
それでも、男の子が生まれると大喜び、女の子が生まれると喜び半分、っていうのはあまり良くないと思いますがね。
2006年7月1日 第1刷 株式会社文藝春秋 発行
116項
たとえば、竹下元首相の日米環境セミナーの基調講演の素案を作ったことがあった。政府要人の外交交渉でも通訳を務め、その通訳ぶりは評価された。
前出の同僚はこう見ていた。
「通訳をしても、ただ言葉だけを追うのではなく、相手の表情や話しかたから何を考えているのか、一歩踏み込んで読み取っていました。心理を読むのに実に敏感で長けていました」
____________________
プリンセス・マサコ ----- 菊の玉座の囚われ人 -----
ベン・ヒルズ 著 藤田真利子 訳 第三書館 発行
2007年9月1日 初版発行
196項から197項
その後二年の間に、彼女は少しずつ重要な任務を受け持つようになり、早朝まで働くこともよくあった。彼女は必要に応じてアメリカ英語からイギリス英語に切り替えることもできるほどで、そうした言語能力のせいで、通訳として働くことを要求された。
政府の大物や元首相の中曽根康弘、竹下登、宇野宗佑のために議事録を取り、通訳をした。外務大臣渡辺美智雄とアメリカ通商代表部のカーラ・ヒルズや国務長官ジェームズ・ベーカーのあいだのトップレベル会談のときもその場にいたし、ヒューストンとハワイでの経済サミットにも出席していた。
そしてあの有名な晩餐会、和牛が選ばれた時にブッシュ大統領が宮沢喜一首相の膝に吐いた晩餐会の時にもそこにいた。
途中略
日本の交渉者と向かい合う側の人間でさえ彼女を知り、敬意を抱くようになった。
「彼女は、アメリカ側からは、外国人弁護士と半導体問題の専門家として知られていました」
というのは、当時アメリカ半導体協会日本事務所にいたロジャー・マサスだ。
「1991年のサミットでは、手ごわい交渉相手として鋭さを見せ、細心で、積極的で、魅力的でした」
また別のアメリカ人、当時アメリカ通商代表部東京事務所にしたルイス・コーヘンは、もっとめろめろだ。雅子の婚約が発表された時、彼は東京の新聞に次のような発言を引用されている。
彼女は、ここ30年から40年で日本の教育制度がどれほそ進歩したか、また女性の地位がどれほど上昇したかを示す生き証人だ。昔なら、彼女のような女性を見ることはできなかったはずだ。
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小和田雅子さんがした、これらの仕事や能力ぶりを「雑用」「あの通訳は勉強会」と断定するのは、いかがななものかと存じます。
もう見ないなら結構です。最初から見なければいいのです。私もアンチサイトは一切見ません。これも読まれないでしょうが一応書いておきます。
斜陽とはいえ大手出版社が出す週刊誌と、この小さなブログの読者人数の比はどうなのでしょう。
週刊誌を読まなくても、広告だけ見る人は更に多い。
こんなブログ(失礼)がどれほどの力を持つでしょう。
毎週繰り返される酷い言葉、東宮家に関して眼を皿にして粗捜し、必死に叩きどころを探して針小棒大に叩く。叩くために叩く。毎週毎週、まあ飽きもせず。
INDEXさまが他人事なのに「もう我慢できない」と思われた気持ち、とても判ります。
その気持ちを理解しようともせず、「東宮家擁護に偏ってる」なんて。
ここの立ち上げ趣旨から言って当然ではないですか。それだってマスコミの前には蟷螂の斧。
まだまだ圧倒的にアンバランスです。
偏ってると言うなら、一つひとつに冷静に反論すればいい。それをせずに「不公平です、残念です~もう見ません」と一括りに。それなら最初から来なければいいのです。二度と来るな
管理人さま、通りすがりさんの頭からここを理解しようとしない書き込みに、私もかっとして冷静さを欠いてます。
今後書き込みはできるだけ控えます。
アップするしないはご自由に
やみくもにバッシングしているのはこちらのサイトの中でという意味でした。
もうこちらも見ませんが、価値観というのは世代によっても違っています。こちらのサイトの記事は東宮側だけが正しい、秋篠宮側は正しくないとバッシングしているようで、公平性が感じられません。とても残念です。
私は、東宮様と秋篠宮さまが手を取り合って皇室を守っていってくだされば、と願っています。
ではこの辺で失礼いたします。
東宮家を擁護するブログはどこも凄まじい嫌がらせに遭っています。直接ではなくても自分のサイトで嘲笑うとか。必死に管理人の身元を暴こうとしたり。
それを御存じのINDEXさまが、なぜ勇気を振り絞ってここを立ち上げられたか。ご自分が満身創痍になる覚悟までおありでしょう。「偉いなあ、私にはとてもできない」と思って読んでいました。
それを十分に理解されてますか。
ここを最初からじっくり読まれてたら、正直このような意見は出ないのでは。
でも頭からそう言っては、議論になりませんね。
私は上手く言えないので、常連の論客の反論を待ちたいですが、少しだけ反論します。
雅子妃が外務省で雑用だった、
それが? 重要な仕事ほど20,30なんて新米です。インターンやイソ弁が嫌で医者や弁護士を辞める人がいますか。
>税金で豪華な生活
それほどでもありません。庶民の金持ちの方が贅沢でしょう。
>地方公務でいねむりをなさったからです
しょっちゅうですか。公務前は夜遅くまで資料を調べられるそうです。私もアトピーぽくて薬を飲むことがありますが、猛烈に眠くなるのがあります。1回うとうとされたことで、地方公務を馬鹿にしてると決めつけますか。
>秋篠宮家をやみくもにバッシングするのでは
だから今、東宮家がやみくもにバッシングされている。
それを検証しているのです。どこが秋篠家を"やみくもに"バッシングですか。具体的に挙げてください。
事実であればバッシングとは言いません。
多くの人が知っている事実と、マスコミに書かれることがあまりに違う、そのことをここはできるだけ冷静に検証していると思います。
その時、皇太子ご夫妻への批判は確かにありました。
でも当時、皇太子ご夫妻は新婚でしたので、ほとんどの日本国民は微笑ましく解釈しました。
と同時に、まだ新婚の皇太子ご夫妻の、あまりの強行で過密なスケジュールを心配しました。
そのことについては故高円宮さまも非常に心配され「このような過密スケジュールでは、皇太子ご夫妻のところにコウノトリが来ない。」と発言されたほどでした。
そういう事実を出さずに無視して批判し続けるのは、日本人のメンタリティではないように思われてなりません。
そして、雅子さまの外務省員としての能力ですが、当時の報道など何も知らない方ならば「20代などヒヨッコで雑用要員だ。」としか考えないでしょうが、雅子さまが、当時の総理でしたか? その通訳をされていた映像が残っております。
もし雅子さまの能力を批判するのであれば、その前に、当時の総理や官邸、外務省などの人選ミスを批判するのが筋というものではないでしょうか。
雅子さまはハーバード大学へ入学され、優秀な成績をおさめて4年で卒業されただけでなく、東京大学へ学士編入された才媛です。
他の外務省員より遥かに能力が高い方であると考えるのが常識かと思います。
失礼な書き方ですが、世の中には本当に凄い人間がいるということを理解できない無知な人間には雅子さまの能力を理解できないでしょうね。
だから、雅子さまの能力に疑問を持つのだと思います。
そして、皇太子ご夫妻の公務などについてですが、もし本当に、日本国民が皇太子ご夫妻に心を寄せていないとすれば、攻撃されたお味噌屋さんで働く従業員さん達が「分かって下さった。」と笑顔で喜ぶでしょうか?
そのお味噌屋さんに注文が入るでしょうか?
お出ましの時に、天皇皇后両陛下よりも、秋篠宮ご夫妻よりも、多くの市民が出迎えるでしょうか?
慰問をうけた被災者達がインタビューをされた時に明るい笑顔で「嬉しかった。」と涙こぼして答えるでしょうか?
そして、このようなサイトが出来るでしょうか?
一部ネット上では、皇太子ご夫妻を応援するサイトは・・・文字にすることすら腹立たしく酷いコメントで攻撃されます。
それに絶えきれなくなり、閉鎖に追い込まれてしまうサイトが多々あると見聞きします。
でも、昭和時代から皇室報道を知る日本人であれば、雅子さまは批判されるような妃殿下ではないと知っています。
でもそれを声高にすると、なぜか攻撃されてしまうので、沈黙せざるをえないのです。
まさに「日本人だから黙ってしまう。」のです。
そのような、異常に歪められた報道を検証するためにも、このようなサイトが続いてゆくことを、私はネットの片隅からですが応援したく、このように投稿させていただいております。
我々は何故歴史を振り返り、伝統を重んじるのか。
それは、我々の依って立つところ、一番大切なところ、存在のかたち(アイデンティティ)を正しく理解するために他なりません。
そして、我々は時間と共に少しずつ変わっていく。
変わっていく部分と、変わらずに持ち続ける必要のある大切な部分とを見極めて、後者を変わらずに保ち続ける。
そうした知性と洞察のために、われわれは歴史を振り返り、伝統を守るのではないでしょうか。
何が何でも同じであり続けるためではない。
また実際に不可能です。
いまや一夫多妻なんてあり得ません。
そう考えたとき、男女不平等というか、女性の存在をまったく無視する、「女性には皇位継承権がない」という発想が、日本人の古来からの大切な価値観だとは思えない。
知性や洞察と無関係に、ただ過去を墨守する人間や社会に未来はありません。
上記は歴史に対する態度というか、考え方の表明ですが、歴史認識の中身そのものの検証として
たとえば、「明治以降、日本がいかにヨーロッパ王室にあわせて天皇制を変えようとしてきたか(伝統と言ってもたかが150年、あるいはここ数十年)」みたいな議論も出来るでしょうし
そもそも、「男系男子継承は、日本古来の伝統か」「女系天皇は過去にまったく存在しないのか(記紀神話から推察される、日本社会の古層の価値観)」
についても、検証の余地はあるかと思います。
愛情満ちた、二親の下に生まれる。
戦争のない、国情の安定した国の下に生まれる。
そのことによって生じるある程度の人生の違いはどうしようもないことで、全く平等にはできません。
もし違いをなくすというなら、子どもは均並に親から引き離して、全体として育てるしかないですね。
国家も、人種も関係なく、「子ども」という集団で。
でも一方で、同じ両親のもとに生まれた子どもが、男か女かということで育て方を変えるのはどうでしょう。
少なくとも、21世紀の価値観から言ったら「否」ではないでしょうか。
現代社会の価値観では、氏育ちのある程度の不平等は、仕方のないこと(まったくの平等を期して、子を親から取り上げ、集団で養育するなど、ナンセンス)ですが
性別によって、子の価値が左右されるのは、間違っている。
確かに、男の子がスカートをはくことへの抵抗感は強いとか、いくつか扱い方の違いへの見えない縛りもありますが
でも基本的に、相撲が好き、虫取りが好き、恐竜が好き、そういう女の子もいるし
花が好き、園芸が好き、体を動かすのは不得意という男の子もいる。
男女によってその扱われ方に区別はあってはならない。どちらも同じく尊重され、その個性を大切にされるべき。
そういう価値観の時代のなかに、私たちは生きています。
皇族という存在って、ある意味「氏育ちの不平等」の最たるものです。でも現代社会では、かつてのように氏育ちによって大きく人権が制限(あるいは拡大?)されるのは、認められません。
現代の皇族方には、大きな生活上の制約があり、職業選択の自由なども制限されていて、生まれながらに決まった生き方があります。また、皇族という特別な存在によって、一般国民の生活や人権が侵害制限されてはいけないので、主権は国民にあるし、国民の投票によって選ばれた議員や内閣によって皇族の行動は制限される。国民の意思決定に関与できない。
護られていると同時に大きな制約がある。ある意味皇族の方がつらいところもあります。
こういう氏素性の不平等と、男性か女性かという性別によってその扱いを全く変えるという不平等は、同じではないです。少なくとも、現代の価値観では。
氏素性の不平等は、すべてを撤廃できないけれども、男女の不平等はなるべくなくしていく方向だと思います。
また現在の皇室典範では、男女不平等のレベルですらありません。男女不平等というのなら、かつてのイギリスや現在のスペインのように、姉妹にも皇位継承権はあるが、姉よりも弟が優先される、という形を意味します。
ところが現在の日本の皇族には、女子にはまったく皇位継承権が認められていません。女子は皇族として生まれても、その存在価値が認められていません。
せっかく生まれてきても、「血を継ぐ、天皇を継ぐ」において、まったくの無意味なので、
「なんで生まれてきたんだ。要らないのに」
「はやく次が生まれますように」
と言われてしまいます。
女の子を産んだ母后(妃)は、
「なんで産んだんだ、要らないのに」
「早く次を、男子を産め」
「男子を産むまで、存在価値なし」
→少し前の日本では、そこで「側室」が検討されましたが、これは昔の話。今は妾を囲う男は軽蔑されますね。
もちろん、女の子しか生まれない父天皇(皇太子)も軽んじられます。
現代社会では、さすがに妾はダメなので、さっさと離婚して、男の子が生まれる后(妃)を探せ、とプレッシャーがかかったりします。
本人だけでなく、妻や娘にプレッシャーがかかります。
また、軽んじたいのに存在感がありすぎるというので、ことさらにバッシングされたりします。
不要な女子でなく価値ある男子を間違いなくもうけるために、受精卵の段階での性別選択(女子になる受精卵は廃棄)という考えが出てきてもおかしくないですね。だって、女子は無価値なんですから。
日本という国に、天皇制が必要かどうかはまた別の問題ですが、
必要だと言うことになれば、この制度の存在のためには、氏育ちのある程度の不平等は仕方のないことですし
氏育ちの不平等は現代社会の価値観のなかでも、多少は認められています。
けれども、男女不平等、というレベルですらなく、女性の存在価値がない、女性を重んじるひとも不要だ、という価値観は、現代社会において、認められません。
人類の半分の存在を否定する価値観、人を人として重んじようとする人を否定する価値観が、日本古来の大切な価値観だとも思えません。
ということで、直系として生まれた敬宮様が正しく皇位継承権を持たれ、皇太子に立たれる以外に、いまの皇室を未来につなげていくことはできないと思っています。
まず、私の立場、考えを先に書かせていただきます。
私は次の天皇様には皇太子様がおなりになるべきだと考えています。同じように、悠仁様もいずれ天皇とおなりになるべきと思います。
男女平等の時代だから愛子様が天皇に、というご意見もよく聞きますが、それならば、市民平等の時代だから天皇はいらない、と言われても文句は言えないでしょうし、本当はそれが正しいと思います。どこの家に生まれたか、それだけで人間の貴賎を決定するのは間違っていますよね。
その現代にあって天皇家を尊敬するということは、結局はその歴史を重んじる、敬意を表すということだと思うのです。それを変えてしまっては、存続そのものの意味を失ってしまう危険性があります。
雅子様バッシングについては、残念ながらご本人様に変わっていただくしかないのではないかと思っています。実はご成婚当時から心配をしていました。
雅子様はキャリアウーマンだととても騒がれていましたが、外務省時代雅子様がいらした部署の何代か後の後
任者も存じ上げているので、やっていらした仕事の内容はほぼわかります。29歳だとまだまったくの雑用です。
国際会議があっても、カップラーメンを片手に隣室待機です。お給料も大変低いです。
キャリアウーマン、すごいと騒がれても、膨大な雑用をこなすだけの身分です。遅かれ早かれ、私は結局外務省も辞めただろうと思っています。
なぜそんなことを言うのか、それはご成婚の年、地方公務でいねむりをなさったからです。オランダの結婚式でいねむりをしたでしょうか、外務省時代国際会議でいねむりをしたでしょうか。
天皇家の方々は特別な方々です。誰もが頭を下げ、どこでも特別に扱われ、大変なお金持ちであるのに税金で豪華な生活をなさる。オランダの結婚式や国際会議に出席している方々も同じように特別な方々でしょう。地方公務で出会う平民とは違いますよね。
そうしたお考え方が見えてしまったので心配したのです。ご自身たちは特別な人間です、だからこそ、小さな事、特別ではない人々に心を尽くして欲しいと願っています。そしてそれには遅すぎることはなく、また、そうした気持ちは相手に伝わります。伝わった方は雅子様のファンになるでしょう。バッシング記事も信じないでしょう。その方の回りの方々も。
同じように、軽んじた気持ちも相手にはしっかり伝わります。結局、このバッシングが減る為には雅子様と皇太子様に頑張っていただくしかないのではないでしょうか。
前に博士号のところでもちょっと書きましたが、秋篠宮家をやみくもにバッシングするのでは、結局は東宮家を本当に応援することにはならないと思います。そして、秋篠宮家がバッシングされて喜ぶような方々なら、私は応援する必要がないと思います。
学習院の小学校にも知り合いがいますが、御茶ノ水も学習院も対応はたいして違いはありませんよ。
ごめんなさい、投稿できたかどうかがわからなかったのでもう一度送ってみます。
初めての癖にずうずうしく二回もカキコしてしまい、申し訳ありませんでした。
私の駄文にも丁寧なレスをいただきありがとうございました。
すっかり週刊誌の雅子様の記事に「んなわけないやろ!」と、突っ込むのが最近の習慣になってしまい、
「雅子様」と検索すれば闇サイトのようなアンチどもの誹謗中傷渦巻く記事ばっかりヒットし、暗澹たる気持ちだったのですが、
ようやくこちらのようなサイトにたどり着き、
この状況を疑問に思って下さる方たちもいるのだと安心いたしました。
特にこちらは、とても冷静にバッシング報道に対する、
資料を精査しながらの丁寧な反証をなさってて、
読ませていただいて胸のつかえが取れたような気分です。またどうぞ勉強させて下さいませ。
でもどこも「そもそもなぜ病気になったか」には口をつぐんでいる。
一言で言えば「男児を産まないことを責められたから」ですよね。
庶民でも男児を産むことを良しとする風潮はあった。しかし人知の及ばないところだったから、ちゃんと半々産まれ続け人類が存続した。
今、科学の手が及ぶところになった。東アジア圏で極端な男女の偏りが生じている。
だから日本の産科学会は性選別を禁じている。
悠仁さま出生は、みんな口には出さないけど「選別したな」と確信している。それが危険なことも知っている。
(悠仁さまを生で見た人、ショックを受けたそうです)
悠仁さまのお妃には、「特別に倫理違反を認めます。どんな手段を取っても男児を産ませます」と言うのでしょうか。
それでも産まれなければ、もう後が無い。その時はどうするのでしょうか。
そのお妃をも、また病気になるまで叩くのでしょうか。
欧州王室のお妃がた、1か国を除いて全員女児を産んだ。日本の皇室だったら殆どが病気に追い込まれた。
マキシマ王妃、3人とも女児。日本なら「女腹だ。離婚して他の妃を迎えろ」と言われたでしょう。
欧州王室に詳しいウィルヘルミナさま、あちらで「危険を冒して男児を産み、皇統を救ったキコさまは偉い」という認識はあるのでしょうか。
今日からまた東欧を訪問されますが、熱狂的に歓迎されているのでしょうか。
ようこそおいでくださいました。欧州王室に関する深い知識に基づいたご意見、西田様ブログやお台所ブログにて、敬服して読ませていただいておりました。
>通りすがり様は、中国・韓国情勢があるから、皇室内部で争っている場合ではない、早く、皇太子殿下の決断して戴くべきだ、と言っているように見える。
そうでしたか。私の誤読でしたら申し訳ないです。
>もしかして、キャサリン妃の出産前に皇太子殿下に対して決断を迫るよう、誘導の記事かもしれませんね。
欧州王室の王位継承状況、とりわけ手本としてきた英王室でも男女問わない長子継承という状況は、反東宮派にとって苦しいことですね。国民に広く知られる前に鉄壁の道筋を作っておきたい、ということでは、悠仁様の罰則付き報道規制の件とかぶるように思えます。情報統制での世論誘導を企図するもので、本当なら許されることではないと思います。
キャサリン妃に女の子が誕生することを期待する気持ちは私にもたしかにあるのですが、心の奥がどうもスッキリしません。男子誕生で落胆することは、女子誕生で落胆することに通じるものがあるような気がしてしまい。皇室が長子相続であれば、こんな思いはしなくてすむのですよね。日本が、生まれてくる子の性別無関係に喜べる国に早くなるよう(一般国民はとうの昔にそうです)、祈らずにはいられません。
わかりやすい文章で率直なご意見を書いていただき、ありがとうございます。
>やはり大きな陰謀は存在してるのでしょうか。
ここ7,8年ほど皇室報道とネットを見ていて、「陰謀の存在」を確信するに至りました。
>そういった程度のものであるご公務を、病気であると発表している皇太子妃に執拗に義務付けるマスコミの真意はなんなのか。
大我楼清風様へのレスにも書いたのですが、反東宮キャンペーンを張るために使える材料がそれしかなく、それを徹底的に叩くことが最も効果的だと判断したからではないでしょうか。ご病気の雅子様を叩き続ければ回復は遅れ、それをまた叩くことで負のスパイラルに追い込めます。両陛下の心理(男孫熱愛、ご公務命)を巧みに操ることで、皇太子殿下への難癖、無理難題も、いかようにも展開可能とふんでいるのだと思います。
>わからないのは今の皇室典範のままならほっといても悠仁ちゃんに皇位が回ってくるでしょうに、なんでこうまで東宮家をバッシングしてその即位を早めたいのか。
悠仁様には罰則付きの報道規制がしかれ、幼稚園や小学校での「ふだんの様子」が知られていません。このため、さまざまな憶測が飛び交っています。幼稚園、小学校にはほとんど登園・登校していないという噂もあります。皇位継承に差し障る、何らかの障害があるのではないか、その実態が国民に広く知られる前に典範を改正し、鉄壁の道筋を作りたいのではないか、という見方もなされています。
こういう噂や見方を払拭するためにも、悠仁様の報道規制は解除していただきたいですね。少なくとも、現段階では皇位継承資格をおもちでない愛子様と同程度かそれ以上の「ふだんの様子」を公開していただく必要があると思います。国民は次の次の天皇が心身ともに健康なお子さまであることを確認する義務と権利があるはず。皇太子殿下はお妃様が病気であるために即位失格とさえ囃し立てられているのですから。ましてや皇位継承ご本人の心身の健康は必須といわずして。。
>陰謀派は東宮家を痛めつけることで皇室の将来を危うくしてるってわかんないんでしょうかね。
それはもう承知の上でやってると思います。余程、やむにやまれぬ事情があるのでしょう。
>雅子様も「愛子には普通に幸せになってほしい」とおっしゃってたし、自分のお子様を無理やり帝位につけたいなんてエゴはお持ちではないんじゃないかな、という気もします。想像ですが。
東宮ご夫妻は、皇位継承については個人的意見を持たないように努め、「国民が望むままに」というお覚悟を決めていらっしゃると思います。つまり、法律に従うということですよね。皇太子殿下は「(将来、愛子が)どのような立場になってもいいように育てます」とおっしゃっていたと記憶します。
お久しぶりです。西田様のブログではたいへんお世話になりました。
大我楼清風様の「生身と制度の混線」説は正論だと思います。反東宮派は意図的に、その「生身と制度の混線」を行っているのではないでしょうか。反東宮キャンペーンを張るために使える材料として、「雅子様がご病気ゆえに思うように公務ができない」ことしかなく、それを最大限に利用するためには「生身と制度の混線」を意図的に、かつ大々的に行うしかなかったのではないでしょうか。
それには、皇后様の「公務が生きがいであり、公務によって評価されることを望む」体質?が大いに貢献したと思います。反東宮派は、あまり苦労せずに皇后様を反東宮キャンペーンの黒幕に祭り上げることが出来たでしょう。
>生身の充実を強調して、国民に天皇になるべきお方は誰かを選ばせる、その国民の受けがいい行動をするのがいい皇族だ(返す刀でその基準に合わない方を延々とバッシングする)という価値観は、皇統や、皇位継承が不安定になり、世襲天皇制の本来の価値観から乖離しています。
本当は「生身の充実」も東宮ご夫妻のほうがはるかに上なのではないでしょうか。マスメディアは秋篠宮家の公務が東宮家の公務よりはるかに多く充実しているような印象操作をしているようですが、実際に公務の中身を仔細に調べたら、真逆なのではないかと思えます。秋篠宮さまのご公務は、どうも私的趣味としか思われないものが多いですよね。研究と称して私的旅行をなさっているようにもみえます。この公務の中身の検証は、今後のテーマとしたいです。
>間違いなくいま皇室には破滅的な内紛が起きていること、そしてそれは両陛下の男孫可愛さからくる「凡愚の情念」、また「生身の確かさ」を至上の価値とする天皇制への誤った理解(御本家その方にこう申し上げるのは何とも僭越、無礼とは思いますが)が、大きく関係しているのではないかと感じ始めてるというわけです。
今上陛下の男孫への熱愛、皇后様のご公務命、この2つは反東宮派の大きな力になっていると見えます。両陛下の心理を知り尽くした側近が、この2つを反東宮キャンペーンに巧みに利用し、「破滅的な内紛」を作りだしていると私には見えます。彼らは何としても「勝つ」ために躍起になっており、今回のように政府をも巻き込み、すでに死闘といえる段階に入っているように見えます。
>政府が女性天皇即位を認める改定案を打ち出すタイミング
野田政権で検討された「女性宮家案」は、悠仁様が皇位継承された後、すなわち秋篠宮家に皇統が移った後に、女性天皇即位を認める改定案を出すロードマップだったと言われていますね。眞子様か眞子様のお子様への皇位継承が想定されていると。なぜ悠仁様のお子様ではないのかという疑問がわきますが、皇族には男性不妊が多く見られるので、それを懸念してのことかもしれません。
いずれ女帝・女系を容認することになるのであれば、なぜ直系長子である愛子様から認めないのかという疑問がわきますが、ご指摘のように「悠仁様がいる状態では男系男子派がすんなりこれを容認するわけがない」ということなのでしょう。しかし、男系派は世論調査でも20%以下で、声の大きい少数派。男系女子である愛子様の皇位継承に反対する国民は少ないはずです。悠仁様誕生後の世論調査でも、女帝・女系容認は80%近かったと記憶します。この後、この件での世論調査は行われず、文春や婦人公論など雑誌類が行う読者アンケートばかりが目につくようになりました。これらはどうとでも操作可能なもので、その結果(愛子様より悠仁様がふさわしい)をアピールすることで、世論誘導しようとしているように見えます。
>ただこれは、皇太子ご夫妻と愛子様が立派な方々で国民から敬愛されている状況では実現が困難なシナリオです。
皇太子殿下の即位後、早々に退位させて悠仁様に皇位継承させるという案を考えた人は、いま現在、東宮ご一家バッシングを仕掛けている人たちだと思います。今行っているバッシングの成果に満足できる手ごたえを得ており、即位後もバッシングを続けることで、世論を操作できると考えているのでしょう。
>かつて物議を醸した人格否定発言でしたが、今現在、東宮ご夫妻の人格を否定する動きが宮内庁内部に存在していることに疑問の余地はありません。
おっしゃる通り、東宮ご夫妻を排除し秋篠宮家にとってかわらせようとしている人たちが、間違いなく宮内庁内部に存在していると思います。
>どちらかというと目的は別のところにあり、彼らにとって秋篠宮家もまたカードでしかないのかもしれません。
おそらくバジル様は、東宮家にかわって秋篠宮家が本流となった時、皇室ひいては日本がどうなるかを考え、それこそが「彼ら」の本当の目的と推理されたのではないでしょうか。反東宮派の中には、たしかにそういう勢力があると私も思います。しかし、いま躍起になって東宮家から秋篠宮家に本流を移そうとしている宮内庁の中の一部の人たちは、おそらくそうではなく。あくまでも秋篠宮家に本流が移らなければ困窮する人たちなのではないかと推測します。私利私欲と国益を天秤にかけ、国益を捨てた人たちだろうと。そこに、いわゆる反日勢力がつけこんで合流し、いまの反東宮勢力を形成しているように見えます。
通りすがり様は、中国・韓国情勢があるから、皇室内部で争っている場合ではない、早く、皇太子殿下の決断して戴くべきだ、と言っているように見える。
しかし、何故、今の時期に「皇太子殿下即位し譲位論」が出てきたのか、よく考えてみると、来月のイギリスのキャサリン妃の出産が迫っているのではないか、と思うのが私の考えです。キャサリン妃の出産、もうあと一ヶ月そこらのニュースです。
以下はあるブログで私が書いた考えです。
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ウィリアム王子の第一子が女子だった場合の報道を恐れているとか
さて、キャサリン妃の出産が迫っています。
第一子が女子だった場合、今まで報道して来なかった事を報道する事になります。
1、英国は男子優先の王位継承から長子継承へと法律が改正された事。
2、しかも、キャサリン妃の懐妊がわかってから急いでの改正だった事。
3、生まれた子、女子であっても王位継承第三位というのは今後変わらない事。
以上の三件は絶対に報道しなければいけない事項です。
この3件が、TV・新聞などで繰り返し報道されたら、日本国民に与える印象はどんな物になるでしょうか?
天皇皇后両陛下の最後の拠り所であり男系男子の最後の拠り所が大国のイギリスだった事を考えると、日本の皇室は英国王室の裏切りにあった、という印象になるでしょう。
親秋篠宮派はキャサリン妃の出産が迫って焦っているのかもしれませんね。
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付け加えると、2chの世界史板でよく見かけたのですが、英国が長子継承制にしない限り日本の皇室には何の影響を及ぼさない、とこういう書き込みが断続的にありました。
しかし、キャサリン妃の懐妊で英国が王位継承法を改正した、これは日本の男子継承に相当な影響を及ぼしたのでしょう。
英国王室が日本を見放した、と。
もしかして、キャサリン妃の出産前に皇太子殿下に対して決断を迫るよう、誘導の記事かもしれませんね。
「秋篠宮摂政論」に皇室事情通「最も現実的な選択肢」と評価
ttp://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20130618-194660/1.htm
それにしても、摂政宮というのは、現皇室典範に照らす限り、このままでは無理でしょう。
第三章 摂政
第十六条 天皇が成年に達しないときは、摂政を置く。
2 天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないときは、皇室会議の議により、摂政を置く。
皇后陛下が公務にお出ましになれないからと言って、摂政宮を置くことは、現皇室典範のままではあり得ません。
ということで、このことにつき○○日に内閣府に説明し、皇室典範改正に向けて動き始めた、とまでポストが書くと、
また即刻官房長官から抗議が出ることになるのでしょう。
ですが、そこまでは書いていない今回は、週刊誌のヨタ記事として、官房長官も、宮内庁も、無視するのでしょうか。
逆に言えば、無視してもらえるギリギリのところで、恥知らずな観測気球を今後も飛ばし続けて、「皇后失格」だから「皇太子退位」もしくは「即刻譲位」の流れを創り上げようとしているようです。
ですが、そういう無視が、マスコミの飛ばし記事という風に装いつつ、さるご内意のダダ漏れ記事が、ぞろぞろと出る温床を形作っていると思います。
そして、この種のダダ漏れが続けば続くほどに、皇室の屋台骨がゆらぐ。
正道が失われて争いが前面に出るようになり、
せっかくの民主主義の世に、血統によってその地位が生涯保証されている制度なんて不要だ、という声が高まっていくのではないでしょうか。
今回の新潮の報道はひどかったけど
宮内庁も政府も事実無根といってるし、
むかついたけど、めでたし、めでたし、と思ってたんですが皆さまの資料をしっかり読み込んだ鋭い分析に感服いたしました。
や、やはり大きな陰謀は存在してるのでしょうか。
あまりに長期に渡る雑誌による執拗な雅子様へのバッシング。大我楼清風様のおっしゃるように、皇室は象徴でありその存在意義は万世一系の血筋(←個人的にはこれちょっと疑問なんですが。)であり、
ご公務なんてのは、こういっちゃなんですが二次的なものなのではないでしょうか。
もちろん、行い正しいほうが良いですし、ご健康であればご公務をがんばって下さるのにこしたことはないですが、ご公務は別に皇族の義務でもなんでもない、という識者の意見も読んだ事あります。
そういった程度のものであるご公務を、病気であると発表している皇太子妃に執拗に義務付けるマスコミの真意はなんなのか。
どの誌もこぞってやってるから組織立ってるものは感じますね。
そしてさらに、健康的にも血筋的にも行い的にもほとんど何の問題のない皇太子様まで雅子様が妃であるというだけで廃太子などという理屈の無理矢理さ。
しかしわからないのは今の皇室典範のままならほっといても悠仁ちゃんに皇位が回ってくるでしょうに、
なんでこうまで東宮家をバッシングしてその即位を早めたいのか。天皇による自由な譲位なんてみとめたら、
悠仁ちゃんだって「僕、こんなめんどくさい役目やだ~」っつって放り出す可能性も無きにしも非ずなのに。
第一今こんなに雅子妃をいじめつくしてたら次世代に皇太子妃をやろうなんて犠牲的精神のある女性は皆無だと思いますよ。
それに、落ち度のない皇太子様がいざ実際に退位なんてことになったら、これまで静観してた良識派も大いに反発するでしょうね。
陰謀派は東宮家を痛めつけることで皇室の将来を危うくしてるってわかんないんでしょうかね。
やっぱり愛子様の存在で女性天皇論再燃が怖いんでしょうか…。
個人的には女性天皇論賛成だし、愛子様って幼いながらに威厳がおありだし、女性天皇って見てみたい!というのもあるんですが、
でも雅子様も「愛子には普通に幸せになってほしい」とおっしゃってたし、自分のお子様を無理やり帝位につけたいなんてエゴはお持ちではないんじゃないかな、という気もします。想像ですが。
戦後、皇室の方々はご公務を通して平和ということを理念においてがんばってきて下さったと思っています。でもそのご自身の実績で両陛下が若い世代をあまり縛らないであげていただきたいな、と思いますし、
一日も早くこのくだらないバッシングが収まって皇太子様、雅子様をはじめ東宮家が平安を取り戻してくださることを祈るばかりです。
なんか取りとめもないつたない皇室への感想文になってしまいました。
失礼しました(汗)。
実は私も、週刊新潮の内容をまとめながら、某ブログで大我楼清風さまが書かれていたことと同じではないか、と思っておりました。
ですが、確かにおっしゃる通り、一番根本的な考え方が違いますね。
大我楼清風さまのお考えは、皇太子さま(徳仁親王殿下)のお立場を盤石なものとするためのもの。
対して週刊新潮のすっぱ抜いた陛下のご内意というのは、皇太子殿下のお立場をないがしろにするためのもの。
即位することなく、皇太子退位(って、制度上あり得ないし用語としてもおかしいですが)
あるいは、即位しても、すぐさま生前譲位、そのための皇室典範改正。
秋篠宮殿下が継承権を放棄?というのも、皇太子殿下を退位させた張本人という批判をかわそうとするための、姑息な計算にすぎません。
でもまあ、趣旨が、「皇太子殿下をないがしろにすること」、即位させない、即位してもすぐさま生前譲位、というところで、
秋篠宮家が仕掛けた皇統簒奪というイメージは拭えないように思いますが。
それよりも、大我楼清風さまのお考えと比べると逆に
要するに、怖れているのは「皇太子殿下の盤石な御代」なんだということが、よくわかりました。
何としてでも、皇太子殿下の盤石な御代を回避したい、皇太子殿下が英邁な天皇として時を過ごされるのを回避したい
だから、まだお妃がいるかもわからない若い幼い悠仁様に生前譲位を!
この論理破綻から透けて見えるのは、逆に、皇太子殿下の盤石な御代を何としてでも阻止したい、
なぜなら皇太子殿下の御代が続いてしまうと、敬宮様がご即位を!の声を回避できない、という千代田の焦りではないでしょうか。
大我楼清風さまは、男系男子を求める声が根強い、だから混乱を回避し、皇太子殿下の御代を盤石なものとするために、ということで、上記のようなお考えに至ったわけですが
逆に千代田側は、敬宮様を、という国民の声なき声の強さを感じて、焦っているのではないでしょうか。
ひとたび皇太子殿下が即位され、ベランダに立つのが敬宮様だと国民の間に浸透してしまえば、もはや敬宮様ご即位を、の声は止められまい、と。
養子ではベランダに立っても今ひとつ説得力に欠け、やはり女性であっても現天皇の血を分けたお子様を、と国民が考えるだろうと怖れているのか
それとも、悠仁様をめぐる異常なほどの報道統制とも関連があるのか、わかりませんが。
(養子とはいえ、ベランダに立つ立場になるなら、報道統制はもはや許されないでしょうね)
今週は週刊ポストを使って、秋篠宮を摂政宮に、という主張がなされているようです。
雅子妃は皇后としての役目を果たせない、だから皇太子殿下ご即位の暁には、秋篠宮を摂政宮に、というトンデモ意見。
摂政宮就任は、つまるところ皇太子に、というのと同じことです。
皇太子殿下が英邁な天皇として時を過ごされ、その一粒種として敬宮様がいらっしゃる、というイメージが国民の間に浸透する前に
皇太子殿下ご即位の前に
何とかして、秋篠宮が次の皇統を担う、という制度上の保証を作っておきたい、ということなのでしょう。
この手の週刊誌の後追い記事をきちんと把握する必要がありますね。
そして、思います。
ここまで、皇太子殿下をないがしろにしたがる焦りぶりを見ると
逆に、男系男子では、今後国民の納得を得られない、と千代田側こそが誰よりも、肌でひしひしと感じている
のですよ。
週刊新潮の「生前退位」記事のとんでもなさは、①事実無根のものをろくに取材もせずに、というだけではなく、これまでの東宮バッシング、廃太子論議の展開を見ても、②水面下でこのようなことが本当に起きているかもしれない、皇室は、日本はほんとうにどうしてしまったのだろう?という憤懣に及ぶものであったと思います。
その意味では、「あほくさ~」、「事実無根でいいですね」、では済まないと私も思いました。
いつもは、枝葉末節の発言にだけ目くじらをたて、日本の次代を担う東宮ご一家へのバッシングは放置する宮内庁が、なぜ今回に限り抗議したのか、というとらえ方すらしてしまいました。
Dianthus様がお書きになったような符合もあり、信じたくなくても重大な疑念を拭い去ることはできなくなっているのです。
そして、このようなことを書くのも、東宮派と秋篠派の対抗意識からするものではなく、日本を憂え、劣化した現代を悲しむからなのだということも申し上げたいです。
その中で、こちらのようにネット上の東宮ご一家をお慕いする方々のブログは、公明正大でかつ危機感に満ちたコメントと出会え、学ぶこともたくさんあるので、今となっては私になくてはならないものとなっています。事実、東宮バッシング、アンチという人たちが、それこそヘイトスピーチに終始するのに対し、東宮ご一家をお慕いする方々のブログでは、将来への展望、希望あふれるコメントばかりで、ほんとうに救われる思いがします。
ところで、私は数か月前、別のブログに「次善策」として悠仁殿下を皇太子徳仁親王殿下の養子にお迎えし(あるいは次の次の天皇への筋道をつけ)、現東宮家は愛子さまの即位を、秋篠宮家は秋篠宮さまの即位をそれぞれ辞退するという案(私の妄想でしかありませんが)を書かせていただきましたが、それはあくまでも皇室の内紛を解消し、将来への展望を確保することを目的としたものでした。
悠仁さまの養父母ということになれば、国民や保守派、宮内庁の一部、マスコミも東宮ご一家をバッシングするということはない(徳仁親王殿下の下で皇太子になるのだから、バッシングしたら自己否定になる)だろうと考えたわけです。
今回の「生前退位」記事は偶然には違いないでしょうが、私の案とよく似ています。しかし、決定的に違うのは、支離滅裂で将来への展望が全く見られないどころか、自ら破滅への道を歩むかのような点です。
雅子さまが皇后不適格だから徳仁殿下には即位いただいてもすぐに退位していただく、という荒唐無稽極まりない愚劣な見解。そして理由は全くわかりませんが、秋篠宮さまには即位を辞退いただいて、と、まともな人の考えとは思えません。
この案の基本が美智子皇后さまのご意向から出ている、という記述もありました。私はこれ以上このことが事実かどうかに踏み込むことは避けますが、全体の背景にあるのは、私が最近抱くに至った「制度と生身が混線している」という現象ではないかと思います。
そして、美智子皇后といえば、「生身の充実」だけが皇室の存在を確かなものにする、国民の支持を繋ぎ止めるという考えの持ち主であるかのようにも重なる報道は伝えていますから、私は何か象徴的なものすら感じてしまいました。
ちなみに、私の「生身と制度の混線」説は、天皇・皇室は制度によって存在するだけで権威があるはずなのに、「生身」を必要以上に強調することによって、国民の天皇・皇室観を混乱させているというものです。
生身の充実を強調して、国民に天皇になるべきお方は誰かを選ばせる、その国民の受けがいい行動をするのがいい皇族だ(返す刀でその基準に合わない方を延々とバッシングする)という価値観は、皇統や、皇位継承が不安定になり、世襲天皇制の本来の価値観から乖離しています。
私も、今年の春までは、週刊誌の報道など信じるに足りるものではないと無視し、ご立派な両陛下の示される存在の確かさを誇りに思っていた一人です。
しかし、東宮バッシングのあまりの酷さに、無視しきれなくなり、さまざまなことを勘案して考えた結果、間違いなくいま皇室には破滅的な内紛が起きていること、そしてそれは両陛下の男孫可愛さからくる「凡愚の情念」、また「生身の確かさ」を至上の価値とする天皇制への誤った理解(御本家その方にこう申し上げるのは何とも僭越、無礼とは思いますが)が、大きく関係しているのではないかと感じ始めてるというわけです。
まさか、そんな、あほらしい、と思っていたときには気が付かなかったコペルニクス的転回です。
事実はどうであったかはわかりませんが(私は事実無根でいいですね、とは言えません)、皇室と日本が正道をとりもどし、われわれが希望を持って生きることができる、それを見守ってくださる確かな天皇陛下の存在が回復されることを希望してやみません。
上記コメント(2013-06-15 07:46:30)を書かれた通りすがり様でしょうか? ずいぶん印象が違うので、戸惑いました。
ここで議論されていることを「東宮派だ、秋篠宮派だと争っている」と読み取られているとしたら、はっきりと誤読です。ここで追及していることは、10年に及ぶマスメディアの偏向報道(東宮バッシング)と、それを宮内庁(の一部)がリードしているのではないか、という疑惑です。少なくとも私は、その視点から皇室問題を追及したいと思っています。これは、官による情報統制による民の洗脳ということで、民主主義国の民として決して見逃してはならない問題です。
マスメディアの偏向報道は、政治問題にも及んでいます。通りすがり様がおっしゃる「いつ日中戦争が勃発してもおかしくない国際情勢」「中共に負けたら、日本は吹っ飛ぶ」という危機感も、マスメディアやネットの情報に煽られた結果ではありませんか。そして、「日本が中共との戦争で勝つために」皇室を利用しようというお考えは、まさに戦前そのもので驚愕するばかりです。
通りすがり様は先のコメントで、雅子様への冷たい視線を「町の声」「特に学生さんたちの声」として紹介していましたが、あなた様ご自身が、マスメディアの報道にいともたやすく洗脳され、「公務をしない雅子妃はダメ」「雅子妃には将来、皇后としての居場所はない」と思う人たちの、おひとりだったということでしょう。
戦前・戦中、マスコミがどれほど大衆の洗脳に便利に使われたか、ご承知のはず。それをそのまま信じることが、どれだけ恐ろしい結果を招くか、日本人は学んだはずです。通りすがり様には、マスメディアが報じる情報、ネットで流通する情報が、いかに信じるに値しないものか、もう一度振り返って見直していただきたいと思います。
どれだけ迂遠にみえても、マスコミ報道を丹念に見直し、そこにある矛盾を押さえ、少なくとも10年のスパンで振り返ることをすれば、皇室報道の嘘が見えてきます。雅子様がオランダ即位式で着用されたドレスの皺ひとつとっても、些末なことに見えて、実は重要なことが隠れているのです。
当ブログに書かれた10本のトピック(記事+コメント)を通読されてもなお、お考えが変わらなければ、以後、当ブログでのご発言はお控えいただければ幸いです。
それは政府が女性天皇即位を認める改定案を打ち出すタイミングです。
仮に皇太子殿下が天皇に即位された時点で皇室典範が改定され、長子優先になったとしますと、愛子様が皇太子となります。しかし悠仁様がいる状態では男系男子派がすんなりこれを容認するわけがありません。
そこで、いっそ悠仁様を若くして即位させてしまい、いよいよお世継ぎゼロという危機的状況を作り出せば、世論操作も容易になりスピーディーに皇室典範改定を推し進められる、という一つのシナリオが見える気がします。
ただこれは皇太子ご夫妻と愛子様が立派な方々で国民から敬愛されている状況では実現が困難なシナリオです。
かつて物議を醸した人格否定発言でしたが、今現在、東宮ご夫妻の人格を否定する動きが宮内庁内部に存在していることに疑問の余地はありません。
しかし単純に秋篠宮家に本流を移すことを目的とする動きだと断じるのはどうかとも感じます。
どちらかというと目的は別のところにあり、彼らにとって秋篠宮家もまたカードでしかないのかもしれません。
Dianthusさんが
>などという報道が、一掃されることを願います。
と書かれていますが、一掃されないとなれば、なおさら悠仁親王を表に出さなくてはなりません。
「皇太子殿下を即位させたら、すぐに退位していただき、秋篠宮ではなく悠仁親王に譲位し即位していただく。」となれば、日本国民は「悠仁親王はそれほど立派なのか?」という疑問を抱くのではないでしょうか。
もちろん王家を戴く諸外国の方々もでしょう。
闘病中の雅子妃を「公務をしないのは皇后失格であり、その夫である皇太子も天皇として失格だ。」と厳しく批判する日本国民が大多数であるというのなら、「生前に譲位されて即位される悠仁親王は立派な方である。」という確たる証拠が必要になるはずです。
その証拠を全て提示しなければなりませんが、今の悠仁親王に、それは可能でしょうか。
たかだか小学校1年生の運動会にすら、厳しく情報規制をかけるためでしょう、全くと言ってよいほど映像が流出してきません。
これは異常としか思えません。
秋篠宮は「皇族は見られる事も義務です。」と発言されています。
ならば、父である秋篠宮を追い抜いて即位する悠仁親王であれば、情報規制は許されないのではないでしょうか。
そうしてみると、まだ皇太子ご夫妻への批判は、そして新潮のような記事が、この先まだ続くのではないかという懸念が、私には払拭できないのです。
新潮をはじめとするマスコミはどう出るのか、宮内庁は抗議を続けるのか、それによって、皇太子ご一家批判という話しでは終わらず、天皇皇后による皇室典範改正という政治問題への介入という事態になり、皇室制度や天皇制度の根幹が揺らぐ事に繋がるのではないか。
簡単に片付けるのではなく、注視し続けねばならない記事であると思います。
そして、皇太子殿下53歳誕生日記者会見の内容、およびこれをめぐる報道を見るに、
53歳のこの日に、皇太子殿下御自身の口から、「象徴天皇の在り方について語る極めて重要な会」として、明らかにしたい、という、宮内庁記者クラブの強い意志があった。
(皇太子殿下のおことばを無理に引き出し、その内容をゆがめて、都合の良いように要約している)
そして1月後半に、東宮大夫の定例記者会見にて、ベテラン宮内庁記者から、二週連続で、皇太子殿下の御公務の在り方に厳しい質問が飛び、あたかも皇太子失格と言わんばかりだった。
このあたりは、紛れもない事実だったと言えましょう。
さてさて、官房長官や宮内庁長官の抗議を受けて、新潮社はどう出るか。
あるいは、マスコミの論調はどうかわるか。
このところ再三流れてきた、
「公務をしない雅子妃は皇后になれない」
「雅子妃を大事にする、雅子妃のせいでお一人公務になる、雅子妃に配慮して公務が少ない、皇太子殿下は天皇に相応しくない」
「よって皇太子退位。または天皇になってもすぐに譲位」
「天皇皇后両陛下は、秋篠宮殿下や同妃殿下に期待されている(自分たちの公務を託せると考えている」
などという報道が、一掃されることを願います。
理屈になっていない理屈を立て、道理も何も無視して、ともかく「悠仁様に確実にご即位を」と叫んでいるような記事
それも、これらが天皇皇后両陛下のご意志であり、このご意志実現に向けて、内閣府も巻き込んで皇室典範改正に向けて動きつつある、というもので
本当に情けないと思います。
ただ私には、これがまったく根も葉もない、火のない所に煙が立ったというレベルの、まったくのねつ造記事だとはどうも思えません。
一つには、新潮45が「皇太子退位論」を掲載するまでの一連の動きとの符号。
1月半ばから、東宮大夫定例記者会見で、ベテラン皇室記者が皇太子殿下の御公務、雅子妃に遠慮してか御公務の少なさを、声高に非難するようになり
それにひきずられるように、「秋篠宮へ」の陛下のご内意がついにもらされた、と週刊誌は相次いで書く。
そしてそれ以上に不気味でならないのが、「天皇皇太子秋篠宮宮内庁長官」による、頂上密談とやらの話です。これは
「さらに,陛下とのコミュニケーションに関して,昨年,一昨年くらいから,御所で陛下と殿下と,また秋篠宮殿下と長官も入って,懇談をされていると伺っていますが,その際どういった話題が話されているのか,また,今お述べになられた象徴天皇の在り方について,例えば陛下から直接お考えをお聞きになるような場面があるのかなどについてお聞かせ願います。」
という、皇太子殿下誕生日記者会見における、記者からの関連質問をきっかけに、公に明らかにされた、とされるものです。
この記者の言い方があいまいだったからなのでしょう、昨年春(共同通信)、昨年夏(読売新聞)とも報じられましたが、
正しくは、女性自身3月5日号(2月19日発売)や、週刊新潮3月7日号(2月28日発売)、そして今週の週刊新潮が再び報じた通り、 一昨年(2011年)の初夏ごろが最初のスタートだったようですね。
こんなに前からあったことなのに、ずっとオモテには出て来なかった。
ところが、2013年の皇太子殿下誕生日記者会見のときに始めて新聞等にも報道される。
ただし、皇太子殿下御自身のご発言にはない形に、意図的にゆがめられた要約によって
秋篠宮さまを交えて天皇陛下と象徴天皇の在り方について意見交換していると明かした上で「大変有意義なひとときを過ごしています」と語った(共同通信の例)
などと報じられたのでした。
私には、1月後半から相次いだ「秋篠宮殿下こそ」のご内意とやら、それがついに結実したかのような、新潮45の「皇太子退位論」は、すべて、この皇太子殿下の誕生日記者会見の論調を、「ご退位」うんぬんにゆがめるための布石のように思えてなりません
この誕生日記者会見に、前々から積み重ねてきた頂上会談とやらの存在を、殿下御自身の口から明らかにさせる。
それをもっとも効果的なものとするように、「ご内意」報道と、「皇太子退位論」を雑誌に書かせる。
そう雑誌に書かせるために、東宮大夫定例記者会見で、ベテラン皇室記者が厳しい発言をする。
そういった流れが見て取れるのです。
もっとも、殿下は慎重な言い回しに終始され、定期的な懇談はあっても、それが象徴天皇について語る会であったとは、おっしゃらなかった。
にもかかわらず、新聞各紙は上記のような、象徴天皇についての会談であったかのようにまとめてしまったのですが
しかし逆に、どういうわけかこの「会談」についての、週刊誌後追い記事は少なかったですね、不思議なことに。
無理矢理なまとめに気づいていたのか。
「天皇、秋篠宮」による包囲網というイメージ(つまりお二人のご意志だという)が強まるのを怖れたのか
皇太子殿下の誕生日記者会見を受けた週刊誌報道のほとんどは
●aera3月4日号(2月25日発売)「皇太子さま53歳 『お一人写真』の異様」
●週刊女性3月12日号(2月26日発売)「今年はひとりぼっちの誕生日」(グラビア)
●週刊朝日3月8日号(2月26日発売)「皇太子さま53歳の哀しき誕生日 『退位』を求める声まで出た」
●女性セブン3月14日号(2月28日発売)「皇太子さま 『ご退位を騒動』渦中 信念のご発言」
のように、お一人写真や、山折氏の新潮45の方向からの記事が大半です。ただし、さすがに朝日というべきか、aeraも週刊朝日も、ともに少しだけ、
「誕生日会見で、皇太子さまは昨年春ごろから月に1回程度、秋篠宮さまと天皇陛下のもとを訪れ、象徴天皇としての体験や考えを聞いているとも明かした」(週刊朝日)
のように、言及してはいますが。とはいえ、これが記事の趣旨ではない。
そうしたなかで、女性自身の先行記事と、
●週刊新潮3月7日号(2月28日発売) 「『皇太子退位論』の折も折 53歳皇太子さまが明かした 帝王教育の現場に『秋篠宮殿下』の同席」
の二誌は際立っています。特に週刊新潮の方は、皇太子殿下の記者会見時の言い回しを、勝手に都合の良いように要約することで文脈を変え、皇太子殿下御自身がこの「頂上会見を明かされたのだ」としながら、秋篠宮殿下に期待する天皇陛下のご内意が縷々述べられています。
さて、今週号の週刊新潮は、皇室典範改正を伴う、はやく悠仁殿下へ、というご内意が内閣に伝えられた(1月半ば、2月1日)という動きに絡めて
2011年夏からの「頂上会議」に再度言及、この会議によって皇太子殿下から悠仁殿下への早い時期での生前譲位が話し合われた、としています。
どうも、この「頂上会議」というのが、きな臭いですね。
一度は新聞紙面を飾った内容でもある。
まるで象徴天皇の行方について、秋篠宮殿下が深く関わっていると言わんばかりの、ゆがめたまとめとなりながら。
それにしてもなぜ、2011年から、三者による頂上会議なるものが定期的に開かれるようになっていくのでしょうか。
ひとつ、気になるのが、この年が悠仁殿下の着袴の儀(深曽木の儀)が行われる年だったと言うことです。
悠仁殿下は、皇室のしきたりによれば、満5歳になる前に、着袴の儀を行うはずだったのですが
この年春に大震災があったためか、皇室の子どもの成長儀礼としてきわめて重要な儀式である着袴の儀は、悠仁殿下の満5歳となる、2011年9月以前に行うことができませんでした。
2011年11月になって、2ヶ月以上の延期という変則的な時期になりましたが、深曽木の儀が無事行われたのです。
頂上会議が始まった2011年というのは、そういう年でした。
私もここ数年の週刊誌等の雅子様に対する誹謗中傷記事におおいに違和感を持っている者です。今回の新潮の記事もほんと頭にきました。
まるで見てきたかのように皇后様が雅子妃を見限ってるかのように書いたり、
でもよく読めば矛盾だらけの記事で、
皇太子様は天皇になるには不適格だから
即位していただくけどすぐ退位していただき、
その後なぜか秋篠宮をすっ飛ばして悠仁様に即位していただく、なんてありましたが、
まだ幼い悠仁様が天皇が務まる年齢に達し、さらにふさわしいお后をもらうまでには最低でも二十年以上かかると思われるんで、
皇太子様のすぐの退位なんて到底無理です。
皇太子様が公務よりご家庭を優先したがってるなんて
根拠もどこにあるんだか。
どちらもちゃんと大事に考えておられると思います。
まあ宮内庁が厳しい抗議をしてるというんだから
捏造記事とみていいんですよね。
バジル様がおっしゃることは、まさに正論です。皇太子妃が病気で公務ができないことを理由に皇太子は即位する資格がないと責め立てる、あるいは皇后が病気で公務ができないから天皇は早々に退位しなければならない、などという話は、「あほくさ~」の一言ですよね。
そのようなことは、人情としても受け容れがたいし、皇室典範でも認められないことです。
しかし、もう何年もの長きにわたり、雅子様バッシングは「公務ができない」ことを理由に行われてきました。皇太子殿下へのバッシングも、ご病気の雅子様を庇うことを理由に難癖をつける形で、行われてきたのです。
この辺の説明については、次の記事をぜひお読みください。共感の輪様が、「公務を理由にした雅子様叩きと皇太子殿下排除の論理」を語り尽くしておられます。
■検証:文春のアンケート「雅子様は皇后にふさわしいと思いますか?」の奇怪さ
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/dc9d14f7170ff8976510d50e869270a1
宮内庁が表立って口にする正論と、実際に宮内庁(の一部)が行ってきた雅子様苛めと皇太子殿下排除の動きは、乖離しています。
その乖離に注目し、ありえないアホらしい理由によって皇位継承がゆがめられることがないように監視していくことは、日本の核である皇室を大切にお守りしていくうえで、大事なことだと思うのです。皇室がおかしな方向へ行かないよう、中にいてくださる尊い方々が理不尽なパワハラに苦しみ続けることがないように。
--「機密性の高い水面下」で、ひそかに不正が行われていないか、監視し見守ることは、今後も尊い皇室を戴きつづけたいと願う私たち国民の義務であり、責任だと思うのです。
今回の件は、「雅子妃包囲網が刻一刻とせばまりつつある」ということではなく、その逆だと思います。わかりやすく箇条書きにすると、次のようなことで。
・東宮ご一家をないがしろにする「違法かつ人道にもとる動き(注1)」が皇室内、宮内庁内にあることが週刊新潮によって暴露された。
・現政権もそれに同調しているかのように書かれ、そのようなこと(次期天皇ご一家をないがしろにすること)などありえないと、政府は週刊新潮に厳重に抗議した。
・週刊新潮の報道通りなら、天皇皇后は「違法かつ人道にもとる」ことを思し召しになり、それを宮内庁長官に指示したことになるため、宮内庁長官も「そんなことはありえない」と、週刊新潮に厳重に抗議した。
上記の通り、週刊新潮が暴露したようなことが事実であれば、政府と宮内庁の抗議は当然です。しかし、問題は、そうした「法的にも人道的にも許されないこと」が、実際には、「機密性の高い水面下(by週刊新潮編集部)」で行われているのではないか、という疑問が残ることです。慌てて否定しなければ国内外の批判を浴びるようなことを、天皇皇后両陛下と宮内庁は「機密性の高い水面下」でやっているのではないかと。
週刊新潮の暴露記事により、この疑問が残されたことは重要です。すなわち、両陛下と宮内庁は、この疑いを払拭するために、「そんなことは考えてもいないし、実行しようともしていない」ことを、今後、内外に示し続けなければならなくなった、といえるからです。
事態は、「雅子妃包囲網が刻一刻とせばまりつつある」の真逆ということです。
・違法で人道にもとる「東宮ご一家包囲網」の存在が暴露されたため、そのような陰謀(と言っていいでしょう)はないと否定している。(いま現在)
・そのような陰謀は存在しないことを国内外に示していかなければならない=包囲網の解除または隠ぺいに追い込まれる。(今後)
私たちは、ほんとうにそういう「あってはならない陰謀」が存在しないのかどうか、また、今後密かに水面下でその陰謀が進行する恐れはないか、監視し続ける必要があると思います。民主国家で象徴天皇を戴いている日本という国の国民として、その責任があるはずです。
また、もう一つ、通りすがり様は、重要なことを指摘されています。
>こどもたちは雅子、天皇、皇室、みんなイラネ、アメリカみたく大統領でいいじゃん。って言い始めてますよ。
これは、東宮ご一家を排除して秋篠宮家に皇位を移したい勢力(注2)が、その最も効果的な方法として、雅子様バッシングを10年の長きにわたって続けてきた結果だと思います。バッシングの目的は、ネットに生息する反東宮勢力の言葉を借りれば、雅子様を「自殺か離婚」に追い込むため。そうすれば、皇太子殿下を失意の底に突き落とし、廃位に追い込むことが容易になるからです。しかし、その結果は。標的とされた雅子様や東宮ご一家だけではなく、皇室全体のイメージダウンを招きよせたわけです。
これ、当たり前ですよね。毎週毎週、ご病気の妃殿下を叩き続ける複数の週刊誌。それを許している、あるいは率先しているようにも見える両陛下。この執拗な繰り返しが、皇室全体を黒いイメージに塗りつぶさないわけがない。東宮ご一家を貶め、その代わりに弟宮家はこんなに素晴らしいと褒めたたえても、そう簡単に弟宮家が素晴らしく見えるわけがないのです。イジメの黒幕にしか見えない人たちが日本の象徴としてふさわしい人格者に見えるはずがない。
東宮ご一家の素晴らしさをありのままに打ち出していけば、皇室全体がイメージアップし、国民は皇室への敬愛を育てることが出来たものを。もっとも魅力があるご一家を叩き続けることで、皇室全体への嫌悪感を育ててきてしまった宮内庁、両陛下の責任は重いと思います。その結果、「雅子、天皇、皇室、みんなイラネ」となったとして、仕方がないことです。しかし、両陛下も宮内庁も、それを自分たちの責任とはせず、すべて雅子様の責任となすりつけるでしょう。--こうした入り組んだ皇室問題の在処を見極め、解決の道筋をつけ、時代に即した象徴天皇を再生させ、大切に守り続けていくことができるのか、私たち国民の資質が問われるところだと思います。
注1)東宮ご一家をないがしろにする「違法かつ人道にもとる動き」
反東宮勢力は、雅子様を心の病気に追いこみ、その結果として公務ができないことを理由にバッシングを続け、病気からの回復を妨げ、公務ができない状態を維持させています。この意図的に作り出した「公務ができない」状況を理由に、「皇后はつとまらない」と断じ、それを理由として「皇太子殿下は天皇となる資格がない」とするのです。しかし、皇后の病気を天皇失格の理由とすることは皇室典範上もありえないため、皇太子殿下の即位を阻むことはできない。このため、即位させたうえで、早々に退位させ、悠仁親王に皇位継承させようというのが、反東宮派の企みです。週刊新潮は、両陛下はこのプランを実現させるため、宮内庁長官を通じて皇室典範改正を政府に要請したとしています。
事実であれば、心の病気への無理解は人道上の大問題であり、典範改正の要請は天皇の政治介入に当たり、これも民主主義下の象徴天皇という日本国の基本を揺るがす大問題です。
注2)東宮ご一家を排除して秋篠宮家に皇位を移したい勢力
この勢力は間違いなく存在します。ネットでは「アンチ東宮」として知られ、上述のように雅子様の「自殺か離婚」を目的に熾烈なバッシングを続けています。彼らの方針は、しばしば宮内庁幹部と言われる人たちの言動と一致しています。今回の週刊新潮の記事は、彼らが「秋篠宮家に皇位を移したい」のではなく、「(紀子様のお子様である)悠仁様に早々に皇位を継承させたい」勢力であることを示唆しているようです。
週間新潮の記事内容に関しては、宮内庁が正しい、論理的にありえないと考えます。
雅子様には皇后が務まらないという理由で、殿下の天皇即位後に早めに退位させる?
それではこういうことにならないでしょうか。
天皇よりも早くに皇后がお隠れになった場合は、皇后を務める方がいなくなりますから、陛下は早々に退位されるべき。
「あほくさ~」の一言ですね。まさに週刊誌レベルのお話であり、論じる価値はないと思います。
>こどもたちは雅子、天皇、皇室、みんなイラネ、アメリカみたく大統領でいいじゃん。って
私の住む町とは違うようで、なんとも言えないのですが。
皇室&首相の日本と王室&首相のイギリスを比較して、「日本でいいじゃん」「イギリスでいいじゃん」と言うなら分かりますが、皇室と大統領という対比で考えることのできないものを出して「大統領でいいじゃん」というような子どもであれば、成人しても社会の大勢を占めることはないでしょう。
・ついに「雅子妃に皇后は無理」の断を下した美智子さまの憂慮
・「皇太子即位の後の退位」で皇室典範改正を打診した宮内庁
・「秋篠宮は即位すら辞退」が頂上会談で了解された深い事情
・「悠仁さま」電車通学を提案した「秋篠宮殿下」の未来図
の四つに区切って力を入れた特集記事が組まれています。さすがに早速に官房長官、宮内庁長官から否定の声が上がりましたが、皇太子ご夫妻「オランダ行き」の前、1月後半から相次いだ週刊誌報道と、この特集記事との間に、一貫した流れがあり、本当に事実無根??と思えるほどです。
まず第一に、皇太子殿下に退位をせまる理屈というのが、
「美智子皇后さまのように公務をしない雅子妃」=皇后不適格=そんな雅子妃を大切にする(そのため夫婦同伴の公務ができない)皇太子不適格。ゆえに秋篠宮殿下、悠仁殿下即位へ。
というように、「公務をしない」雅子妃で理屈が一貫していること。ずっと、まったくゆるがない理屈となっています。文春の噴飯ものアンケートと、その記事も同様の理屈ですね。
そして、相次ぐバッシング報道の流れが、妙に日程的に符合する。
6月13日発売の週刊新潮によれば、1月半ばにまず官房長官と宮内庁長官が会い、一代限り女性宮家創設が両陛下の内意であったこと、今後は生前譲位等の皇室典範改正が必要であることなどを説明したそうです。
一方で、
●週刊文春 1月31日号(1月24日発売) 天皇「秋篠はわかっている」の衝撃
●女性セブン 2月14日号(1月31日発売) 天皇陛下がついに言葉にされた「懸念」
●週刊新潮 2月7日号(1月31日発売) 「皇太子殿下」御公務いささかで「雅子さま」スペイン外遊の風当たり
これらには、(別トピ:■検証:雅子様のオランダご公務決定へのプロセスで)既述のように、東宮大夫の定例記者会見(1月18日、25日)の折に、宮内庁ベテラン記者が厳しく皇太子殿下の公務について追及したことに言及しながら、皇太子殿下の御公務が少ないと疑問を呈する、という共通の話題があります。
官房長官への宮内庁長官の説明と、東宮大夫定例記者会見でのベテラン宮内庁記者の厳しい追及が、時期的に符合します。
この記者会見にひきずられるように、3誌が相次いで「陛下の内意は秋篠宮殿下に」と報ずるのです。
そして、6月13日発売の週刊新潮によれば、さらに
2月1日に再び宮内庁長官が内閣を訪れ説明、その夜に両陛下と安倍首相夫妻が会食。その際に「生前譲位と皇位継承権放棄を可能とする皇室典範改正」「それによって皇太子殿下からただちに悠仁殿下へ譲位」との両陛下の意向が伝えられた、と報じています。
この日程自体は、首相動静とも符合しているとのこと。
<首相動静>
2月1日
【午後】0時10分、全員出る。52分、国会。1時1分、参院本会議。4時14分、官邸。
50分、風岡宮内庁長官。←★
5時4分、外務省の河相事務次官、斎木外務審議官、伊原北米局長。30分、杉山外務省アジア大洋州局長加わる。33分、伊原氏出る。48分、全員出る。51分、世界税関機構の御厨邦雄事務総局長。
6時2分、平松外務省総合外交政策局長、深山法務省民事局長。25分、谷内内閣官房参与。
39分、皇居。昭恵夫人とともに天皇、皇后両陛下と食事←★。8時53分、東京・富ケ谷の自宅。
(2chより引用)
そして、ついに2月18日に「皇太子退位論」が新潮45に載る。また同時期に、
●女性自身 3月5日号(2月19日発売)「陛下&秋篠宮さまと極秘頂上会議20回の憂悶」が出ます。
これは、(前掲別トピで)既述のように、公務しない雅子さま、ゆえに公務が少ない皇太子殿下、の話のほかに、「頂上会議」なるものが初めて記事になるのですが
これは6月12日発売週刊新潮によれば、一昨年秋から、本当は秋篠宮殿下だけを呼んで天皇の心得を話す予定だったが、それでは人目につくので、皇太子殿下も交えた形にしたもの、だそうです。
そしてこのなかで、秋篠宮殿下の皇位継承権放棄、皇太子殿下から悠仁殿下への生前譲位、というのが
天皇皇后両陛下のご内意として話し合われ、内閣にも伝えられている、そのための皇室典範改正に着手の動き、ということなのですが。
そしてこれについては、皇太子殿下の誕生日記者会見について記者の方から話を振り、皇太子殿下の慎重なおっしゃりようにもかかわらず、象徴天皇をめぐっての三者会談が定期的にあったかのようなまとめがなされたのも、(前掲別トピで)既述の通りです。
このように、週刊誌報道には一貫した流れと論理(理屈)があるようです。
日程的にも妙に符号が合いますし、どうも週刊新潮の単なるガセ記事ではなく、何らかの強い意向が背後に働いているとしか思えないのです。
なお、週刊新潮によれば、皇太子殿下御自身も上記のような両陛下のご内意については「納得されている話」だそうですが、皇太子殿下の誕生日記者会見のときのおことば--あれだけミエミエに記者クラブの方が「象徴天皇制の在り方をめぐる、天皇、皇太子、秋篠宮の三者会談」の存在について語らせようとしているのに、殿下御自身は慎重な言い回しに終始し、けっして秋篠宮と象徴天皇制の在り方について語っているなどとはおっしゃらなかったことを考えると、別に「納得」はされていないのだろうと推察されます。
にもかかわらず、こういう記事が出る。ミスリードをねらうかのように。困ったことです。