タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

法隆寺「役行者二鬼像」・・・

2023-03-14 17:54:06 | 日記

休眠中ですが、神社・寺院の情報は記します。

法隆寺友の会「聖徳」より。

鎌倉時代 大宝蔵殿安置

「キリッ」とした表情で、どこかスサノオノミコトを彷彿とさせる尊像です。

役行者 (えんのぎょうじゃ)・・・役小角 (えんのおづぬ えんのおづの) は、

三輪系氏族に属する地祇系氏族で、葛城流賀茂氏から出た氏族ですので、

スサノオノミコトとは密接な関係があるのではないかと思います。

こういう古代氏族に関しては、私は、「カン」でしか判断しないのであくまで参考までに。

役行者が従える「前鬼 (ぜんき) 」「後鬼 (ごき) 」という鬼神は、「山人 (さんじん) 」・・・山で生活する人々で、里人から見たら、見た目も怖いことから「鬼」と思われた・・・と言う説もあります。

今でも子孫はいらっしゃるので、れっきとした人間です。

死者の魂の怨霊としての「鬼」はあれども、

「生物」として「鬼」と言う「生物」はいないので、「生物」としての「鬼」は、人間です。

もっとも、神通自在の役行者に仕える人ならば、一般人から見たら、「鬼神」に見えたのかも知れませんが。

今日は、紋白蝶が飛んでいました。

モンシロチョウやモンキチョウ、鳥獣や昆虫に好かれる私は、車運転していて彼らが車の前に飛び出してくることが、たびたびあります。

ある時は、山道でいきなり飛び出してきて、「轢いた」と思ったのですが、急ブレーキが間に合ったみたいで「ぎりぎり」でなんとか回避し、林の中に消えていくモンシロチョウと目が合ったことがあります。

・・・・・


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