東寺・・・正式名称は、「八幡山金光明四天王教王護國寺祕密傳法院」「彌勒八幡山總持普賢院」。これちゃんと言える人はほとんどいないと思います。
一般的には「東寺」または「教王護国寺」。
その東寺のある長者 (管長のこと) のエピソード。
臨済宗だったか、禅宗の僧侶たちが東寺を訪れ、その当時の長者に質問を投げかけました。
「私 (その時の長者) にわかる範囲でよろしければお答えします」と長者は言い、
禅宗の僧侶たちは、色々と質問をしました。
「釈尊 (お釈迦様) と大日如来の関係は?」「密教と顕教について」
色々と手厳しい質問も中にはあったようですが、長者は一切誤魔化すことなく、一つ一つ丁寧に答え、わからないことに関しては、「それは、私にはわかりません」と丁寧に答えていったようで、質問した宗派の僧侶たちは、宗派の機関紙か何かで、「ごまかすことなく丁寧に答えていただいた」と、ある意味褒めたたえたような記事を掲載したのだとか。
対して、今の日本の為政者は、前からこのブログでも書いているように、「話そらす誤魔化す論点をズラすウソで逃げるウソがバレたらさらに誤魔化す黒塗りファイルを提出させる、それでも通用しなければ野党のせいにしたりする」オンパレードです。
・・・暖かいので、冬ごもりしていたアリさんが出てきて、ヒヨドリのヒヨやメジロちゃんにあげている半切りミカン (まだ売っています) を食べていました。
羽虫のコッチたちも活発になってきました。
余談ですが、東寺は、地元の檀信徒さんには御影堂 (みえどう) が圧倒的人気ですが、後堂(南側)には空海の念持仏とされる秘仏・不動明王が祀られていて、オーラ出ています。
東寺の金堂 (本堂のこと。本尊・薬師如来) で20数年前、若い女子たちのグループが来ていて、本尊さんを見ながら合掌していたのを覚えています。私はその横から、「ごめんなさいよ」と御賽銭入れたと記憶しています。その時の女子たちは、しばらくずっと佇んでいました。講堂の立体曼荼羅も圧倒的ですが、金堂の諸仏とどっちがオーラ出ているか・・・同じくらいですかね。
・・・・・