玉川温泉・総集編２００９年６月
秋田県仙北市田沢湖町玉川 「玉川温泉」
ラジウム放射能などの効能を求めて 全国から集まる有名温泉
八幡平・焼山西麓の山の中に立ち上る噴煙が目印
もう何回も立ち寄るが いつ来ても駐車場が満杯
路上にも駐車の車が 長い行列を作る人気温泉
最近 県の広い駐車場が整備され 駐車がし易くなった
駐車のナンバープレートを覗くと 遠い都市の名が多い
車の屋根には 長期間岩盤浴をするための用品が積まれている
朝から岩盤浴に向かう人 終えた人の行き来が多い
モウモウと立ち上る噴煙の中を進むのは 不気味にも感じる
神社鳥居前の地面も 人気の地熱オンドル
お目当ての場所を取られ 戻る人も多い
人気の場所は 確保が大変そう
写真は 特別天然記念物「北投石」
鉛を含む硫酸バリュームの一種で 日本唯一のものだそう
ラジュームを含む放射性の岩石
この先に 地熱で体を温めるオンドル地帯がある
火山性ガスの噴煙の中を ゴザを抱え岩盤浴に向かう高齢者
オンドル効能を信じ 体を治すために歩を進める
玉川温泉湯元 「大噴（おおふけ）」
９８度の熱湯が猛烈に吹き上がる
その量 １分間に約８４００リットル ドラム缶にして４２本相当
豪快 地獄 ・・・ さまざなことが浮かぶ
この影響で 玉川の下流は「玉川毒水」と呼ばれているという
荒々しい岩肌の湯治場を 紅葉の色彩が雰囲気を調和する
まもなく オンドル小屋
火山性ガス噴煙の中に建ち並ぶオンドル小屋
地中からは 微量の放射能が出ているという
中は早朝から満員御礼
入口では 場所取りなどのいざこざが起きていた
狭い小屋の中は 人間関係も大変そう
常連客があれこれ注意・注文をつけていた
小屋に入れない人は 周りの地面で体を温めている
高血圧症・動脈硬化症・喘息などのほか
癌にも効能と記されている
小屋の中は効き目がいいのか 順番待ちしている
一回 ３０分から４０分が効果あるとなっているが 長時間が多そう
いつ空きがでるのかわからない状況で待つことは至難
それでも体を治すために 待つ
国立公園内のため自然のままでしか利用できないという
タオルケットや毛布をかけ 熱を逃さないようにするのがコツ
爆裂火口の渓谷は遊歩道が整備され 観光客も多く賑やかです
ガスの臭いも治癒効果があるのでしょうが
観光客には気になる臭いです
水蒸気・硫化硫黄・二酸化イオウなどの火山性ガスの噴気が
１００ケ所以上から出ている
ガスの温度は１００度以上 有毒なので注意の標識がある
噴気孔は イオウが固着して不気味
火山性ガス噴煙の中を流れる熱湯
強酸性の湯は 湯治の人の役にたつが
かつては 田畑を枯らし
下流では多くの魚が死ぬ毒水として恐れられたという
現在は 玉川に流れ込む前に中和処理などを行い
酸性度を緩和させているという
有毒物質除去改善
今なお基準値改善を目指し努力されているという
昭和４３年に国民保養温泉地指定を受け
保養効能を求めてやって来る温泉ファンに喜ばれている
玉川温泉は 秘湯の一軒宿だが
温泉客や観光客で都会のような人通り
秘湯の文字とは縁遠い印象
湯華をとる樋が 温泉の風情を引き立たせている
大浴場には 浸頭湯・寝湯・打たせ湯・蒸気湯などがある
日帰り入浴は 4月中旬から11月下旬
午前７時から午後８時
ゴザを片手に急ぎ足 向かうは岩盤浴
旅館には ゴザの乾燥室がある
お隣の鹿角市産・天然まつたけ
それにしても ２本入りで １３，６００円 １２，８００円 ・・・・・
手も足も 無理
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