田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

寒のり・2020

2020年03月16日 04時14分28秒 | その他

 フォト・・仕事に楽なものはなし 寒のり摘み

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

絵をポチしてご覧下さい北海道・北斗市から発信

 

 海苔養殖場・津軽海峡 北斗市・北海道

 

 

 行雲流水  寒のり・2020

厳寒期の寒のり 摘みとり終盤

海の風は ハンパない冷たさです

腰を折り膝を曲げての作業 これもハンパない重労働です

摘み取りは根気が必要なので 後継者づくりは難儀に映ります 

写真は先日函館市戸井地区で撮りました

3月14日 松前町白神岬灯台付近にある岩谷地区に見学にでかけました

しかし 「波高し」で摘みとり不許可日でした

そこで 天然乾燥場を見せていただきました

冬囲いかな?

のりを自然乾燥させる囲いでした

漁師さんが説明してくれました

この方は 潮風にあて 乾燥させているそう

潮風が美味しさを加味してくれるそう

自然乾燥させた手造りのりは 1枚〇〇〇円だそう

私からすると 贅沢品です

寒のりについて興味のある方は 下記過去記事をご覧下さい

 

 過去記事  天然・岩のり

先日 福島町で岩のり摘みを見学しました

松前町の白神岬灯台少し手前の場所です

 

津軽海峡から吹き付ける寒風は 半端ない

体が凍えそうな岩場の摘み取り作業は 重労働に映ります

収穫時期は1~4月頃

特に1~2月頃に摘む寒のりが一番うまいらしい

近年作柄が芳しくないことを耳にしていましたが 今年は笑顔になる収穫になりそうだという

松前町の白神岬灯台を境目に 海は波高しでした

僅か数キロ走行しただけで大波小波の変化 驚きました

岩のり摘みは危険回避で休業でした

 

荒谷地区で板のり作業を見学させていただきました

原材料は昨日収穫し 小石やゴミなどを除去 それを細かく切って下ごしらえをしたそう

 

平均的厚さになるようにするのが難しく 経験を要するよう

ハネものを少なくするのは 腕次第でしょう

手作業なので注文に追いつかないそう

悩みは 海が荒れると収穫できないこと

二人三脚の手作業ですが 最近は機械導入が進んでいるという

後継者育成は 無理だそう

手作業の天然のり いずれ消え去るのかなあ

松前城下にある道の駅で岩のりミニ丼ゲット

子供の頃食べた二段海苔弁当の味でした

 

過去記事2014年 岩海苔

海苔大好き人間の私

在宅の時は 板のり・佃煮・ふりかけ海苔を朝も昼も夜も・・・毎食食べても飽きないから不思議です

でも手摘みの板海苔は高価なので わが家で食卓に上げるのは無理

昔は安価だったのになあ

そこで手摘み作業や板海苔作りを見学し 至福の気分を味わっています

厳寒の海 特に1~2月の寒海苔は寒風でうま味が凝縮され 高級品として販売されるという

でも生産量が少ないためか 私はお店で目にすることはありません

近年2月中旬に産地の松前町・道の駅「北前船 松前」で「岩のりフェア」が行われ 板海苔が販売されるそう

今年は50g5枚で2700円で販売されたという

 

岩ノリ摘み作業は 寒さとの格闘だそう

潮の引いた岩場は 足も手も凍える寒さだと言う

足を寒さから守るには 毛糸の靴下が一番だそう

毛糸の靴下を履いていると「年老いたね」 と言われる

高齢者の代名詞のように思われる毛糸ですが やっぱり暖ったかい優れもののよう

寒い仕事には体の冷えのことを考え そして見栄を捨て 毛糸の靴下を履くのが良さそう 

過去記事

私の小中学生の時代は学校給食がなく 自家製弁当

その弁当の寒海苔の味は 美味しくて今でも覚えている 

先日 お世話になってる人から 

戸井産の手づくり海苔をたくさんいただいた

山登りの昼食おにぎりに使ったら 

昔の美味しさを思い出させてくれた

 

 

そこで 手づくり海苔の函館市・旧戸井町に見学に出かけた 

残念 名人はスダレを洗っていた

摘みとり適期は 終わってた 

 

厳寒の中 岩ノリを摘み 

そして真水で洗い

小石や貝を除去する作業は 大変らしい

包丁とまな板も必需品らしい

見ず知らずの家に飛び込み見学でしたが

優しい応対 その上寒海苔・生ワカメなどを沢山頂戴しました

見ず知らずの人に そして名前も聞かず 「もってけプレゼント」には恐縮至極でした  

過去記事   板のり

のり大好き人間の物見遊山の話です 

勇んで天然岩のり摘み見学のため松前町岩谷(いわや)に車を飛ばした

朝7時間30分から岩場で摘み取りが始まるという情報なので 朝6時に出発した

 

冬道はわが家から2時間かかった

結果は 「張り切りすぎて ムダ骨折る」 だった

岩場に近づくにつれ天候悪化 ということで摘み取り中止

 

漁師さんの浜言葉は怖いイメージを受けるが 心は優しいね

ご主人が78才のご夫妻は 突然の訪問を大歓迎してくれ コーヒーのサービスまでしてくれました

田舎の人情に寒さも吹っ飛びました 

 

「のま」というすだれで乾燥させる黒のり

子供の頃は黒のりで包んだおにぎりが定番だったが 今は高級品で手も足も出ない

 

高品質の寒のりは 早い潮流や荒い波が作り出すという

胴付合羽と防寒着でバッチシ寒さ対策をしての収穫作業は 過酷な仕事

収穫してからも 砂や石を除去する手間も相当かかるという

10枚で〇千〇百円 価格に納得です  

  

 

過去記事   寒のり

厳寒の岩礁で育つ岩のり

わが家の地域では寒のりとも呼んでます

給食の無かった小中時代は 二段岩のりの弁当でした

美味しかった味は いまでもハッキリ脳裏に刻まれています

そのためでしょうか 今も岩のり大好き人間です

でも 大判1枚 数千円 

今では あこがれの岩のり です 

興味のある方は ご覧下さい 寒のり(岩のり)

 

ふるさと 

鵜川五郎 作品紹介42 

 犯罪的風景 1967年作  F120 

 

新函館北斗駅&自然・冬

野鳥・写真家・小山圓太郎作品館 

 懐かしの大野・「黄金の台地に」写真家・星野勲

鵜川五郎・作品 総集編①

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虹の仲間の森・写真が語る森

自遊人の記録・総集編  思い出登山・道外編

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