田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

神馬勲さんと毛無山

2016年03月23日 04時00分00秒 | 山登り・散策の話

 上の写真は去年の今頃の光景です

ブログは 毎朝4時頃 更新努力しています

更新は 私が「元気で自遊人」している便りです

お忙しい時の訪問は 「ナナメ読み」や「スルー」していただければと思います

毎日の「挨拶訪問」 お待ちしていま~~~~~~す 

春から秋は 車中泊登山に出かけることが多くなります 

その間 ブログの更新はいたしますが 訪問はお休みさせていただきます

 

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 行雲流水     神馬勲さんと毛無山

山仲間の神馬勲さん

暮れに車の免許更新高齢者研修で 偶然にもご一緒受講しました

先輩は実地研修を素早い動作でクリア・・・指導官から花丸をいただきました

免許 私は数日前にいただいてきました

神馬さんも・・・と思ってました

 

20日の夜 函館山岳クラブ若生事務局長さんから知らせがありました

西の彼方三千里にあるという天国へ旅立たれたという

世の無常 感じます 合掌

 

故人となられた神馬勲さんは 北斗市中山の毛無山登山道を守るボランティア活動をしてきました

世の中の生活は さまざまなボランティアのお陰で成り立っています

その一端をご紹介します

     

過去の記事 山仲間先輩・神馬勲さん

本州の知名度のある山に登るとことがあります

山頂の表示板がなく どこが山頂なのか戸惑うことが今年もありました

設置されていても 風雪で倒されたり 風に飛ばされてしまうのでしょう

山頂不明のまま下山された方とも会いました

登山の熟達者は苦にならないのでしょうが 初級者にとっては不安なことです

山頂表示板 あるのが当たり前と思ってましたが そうとは言えないことを教わりました

 

写真は北斗市標高第二位の毛無山です

表示板は登山道新設にご苦労された函館山楽クラブ会長・丸岡進一さんが10年以上前に取り付けたものでした

ところが風雪が強く 頻繁な補修を余議なくされてました

写真は 補修を繰り返していた頃のです

左が神馬さん・右が丸岡さんです

 

先輩の山仲間・神馬勲さんが 手作りの表示板を掲げてくれたのは数年前

頑丈で 風雪にも ビクともしません

緑色の色彩が 毛無山の山頂に溶け込んでいます

 

神馬さんは春と秋に行われる山仲間の登山道維持管理作業にも意を注いでいます

私も仲間入りさせていただいている函館山岳クラブの登山指導者でもあり そのボランティア行動力には頭が下がります

山の登山道は いろんな方の協力を得て歩けることを教えられます 

毛無山・山頂からは駒ケ岳が眺望できます

運がよければ羊蹄山も見えます

 

駒ケ岳の手前はきじひき高原・北斗牧場

 

登山道中間に大石の沼があります

そこの5合目表示板も神馬さんの作品です

3合目と7合目にもあります 

北斗市の当別丸山に登ったら 山頂の表示板が毛無山にソックリでした

ずいぶん似ている作品だなあと思いました

後で確認したら やっぱり神馬さんの作品でした

近郊のキムタップコップ岳など数か所で作品が貢献しているという

そのうち登り 実物と対面したいなあ 

 

当別丸山   当別丸山2014・4・9 

 

 毛無山登山道 北斗市中山 

  

過去記事 

毛無山 標示板新調

駒ケ岳・二股岳をバックに撮れる

向かって左が取り付けた函館山楽クラブ・丸岡会長

右が作成した神馬会員

山頂の標示板にはいろんな歴史があり 簡単に新調できないらしい

しかし この山の初代看板も丸岡さんが作成したので 特に問題な~し 

 

 過去記事 

昨年故人となられた安間元さんも神馬さんの山仲間で 毛無山を守ることに尽力されました

山仲間先輩・(故)安間元さん

山仲間の先輩・安間元さん

横津岳のかんじき登山は 毎回計算尺を利用しながら案内してくれました

天気が良いと道迷いの心配は少ないのですが 急変して吹雪になると方向音痴になります

安間さんのお陰で 安心して冬山に出かけられました

「安心感」をもって登山に出かけられることは ありがたいことです

横津岳・山頂から駒ケ岳眺望

 

 写真の地図は 北斗市中山・毛無山登山道です

  

安間さんは長年 この登山道を守る協力をしてきました

春はチェンソーを使っての丸木橋整備などの維持補修を行いました

写真は 補修した丸木橋の安全を点検する安間さんです

写真は1年で登山道を覆う笹刈り作業です

高齢にもかかわらず 自ら率先して刈り払い機を振り回しました

都合で参加できない時は いつも事前にご夫婦で山に入り 刈り払いをしてくれました

誠実な人柄に 敬服の一語です

 

しかし誠実な行動手本は 来年から教えてもらうことができなくなりました

今年の7月5日 サブリーダーとして岩手県「焼石岳」に山仲間と登山中に具合を悪くし そのまま帰らぬ人となりました 合掌

自然を歩くことを楽しみにし 登山がてらに撮った写真はプロ級でした

個展で発表した「お地蔵さん」の写真は素晴らしく 私の脳裏に焼き付いています

 

安間元さんの 自然を愛する心と よそから毛無山へ来る方のもてなし

残してくれた教訓を胸に 登山を続けたい 

 

 過去記事    毛無山登山道

北斗市で2番目に高い山 毛無山

山頂へ登るには 2級河川・大野川を渡らなければなりません

でも写真の桧沢(ひのきざわ)橋があるので簡単に越えられます

 

しかし 積雪の荷重による被災を防ぐため 秋に床板(羽目板)が取り外されます

施設を長持ちさせるための国の努力に 感謝です

7日に行った時は まだ渡れる状態でした

まもなく床板が外され「通行止め」になります

 

 

この辺りは北斗市中山 中山峠の3合目です

広葉樹はすっかり落葉し 木々の間はスカスカで見通しが良くなってます

針葉樹・カラマツの紅葉が映えていました

今年道央の山で出会った登山者二人に 同じことを言われました

「毛無山に行ったら 笹で道がわからず戻った」 というお話でした

先日毛無山に登ったら やっぱりそうでした

尾根道の一部ですが笹藪になり 踏み跡も不明な状態でした

 

この登山道と重なる作業道は 国有林管理事務所が維持してくれます

作業道でない部分は 函館山楽クラブ(丸岡進一会長)のみなさんがボランティアで行っています

内容は 春は桧沢の滝登山道の丸木橋整備 秋は尾根道の下刈りです

笹の成長の早い部分は 1年後に笹藪になってしまうんですね


 


先日 函館山楽クラブのみなさんが毛無山の登山道の下刈りをされたそうです

函館山楽クラブ・ブログ=登山道整備10/31

来年春は 安心安全で山頂までスイスイ行けます

毛無山登山道は山野草の宝庫道ですよ 

 

写真は北斗市中山・毛無山登山道で撮ったものです

カタクリの花の大きいこと大きいことです 

 

この登山道で咲くエゾエンゴサク

この花の色彩は輝くブルーです

いろんな所でエゾエンゴサクを見るが 今年一番印象に残る色彩です

山野草の形は同じでも 咲く場所の条件によって違いがありそうです

野山を歩き回ると 自分好みの山野草に出会えますよ

  

 正夢まで3日新函館北斗駅 

2016年3月26日 北海道の大地に新幹線が走る 

終着・始発駅は 北斗市市渡(いちのわたり)・「新凾館北斗駅」 

思い出の光景

新幹線のお陰で踏切が あっちもこっちも 無くなった

  

耕作地を分断された農家の大型農業機械も 楽々通行可能

 

 車中泊 車中泊まとめ Kizasi.jp「車中泊」     

阿蘇神社 えんむすびの松 2回まわると効果あり

 

願かけ岩

 

 ふるさと  

 

 

テクテク散策・南北海道  

大沼国定公園 大沼

生きるため

 

虹の仲間の森 2014・12・4~

 

 写真家 稲場祐一 作品 

  野鳥・写真家・小山圓太郎作品館 

 高齢時代を考えよう・総集編

 私の一筆・総集編 

ふくろうA 2015・11・15~2016・2・20

 

ふくろうB 2015・12・9~2016・1・24

  

ふくろうC 2016年2月5日

 「函館山で咲く花々」 藤島斉・監修

  

江差追分を家族で伝承する内村徳蔵さん

三浦基歌津会・民謡チャリティーコンサート


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