ニュース番組で、出稼ぎに行く日本人・・という特集をやっていた。
出稼ぎに行く?日本人が?
いつの時代・・って思ってしまった。
まさに、今現在です。
美容師の方が、日本で月給18万円だったのが、オーストラリアでは30万~40万もらえる・・と。
生活費が少々高かったとしても、貯蓄高は増えるし、いいことだらけだと言っていた。
アメリカで寿司職人をしている人は年収8000万円だと言っていた。
日本で寿司職人として修業を3年やった。
その時の年収は300万円。そして、カウンターで寿司を握らせてもらえなかった。
が、アメリカに渡ると、すぐにカウンターで握り始め、年収は1千万円は超え、その後独立して、今の店を持ったのだとか。
う~ん、まさにアメリカンドリーム。
なので、海外に渡って働くようになった人たちは、日本で働くのがバカバカしくなっている模様。
ただ、海外に行ったからこそ、日本は本当にいい国なんだ・・ということも実感できたのだそうです。
コメンテーターの方が、こうやって海外で働いた方が日本に戻って来て、海外のやり方を踏襲するようになったら大変だと言っていた。
日本のよさは、ていねい、きれい、真心・・といったお金に無い価値を持つものが多い。
それが、お金第一になってしまうと、日本のよさがなくなってしまうと危惧されていた。
確かに・・。
日本の接客って、何を求めるかというと、「感じがいい」ってこと?
笑顔で丁寧な対応。
それが、安い給料だからといって、ぶっきらぼうにされては、ちょっとね・・。
日本の賃金が上がらないのが問題ではあるが、その賃金を上げるためには、日本の消費を上げるしかない!!
ということは、海外の方にたくさん来ていただいて、たくさん消費していただく。
円安の今、チャンス??
やはり、観光大国・・日本・・になりつつあるな。
ただ、富士山に登る迷惑な外国人・・もいるわけで、たくさん来ていただければいい・・という単純な話でもなさそう。
しかし、思う。
ずっと賃金が上がらなかった日本。
でも、日曜日、コストコで大量に食品を買う人たちを見ながら、やはり、日本は今でも十分豊かな国だよな・・と思った。
私個人としては、日本人に生まれてきて、幸せだと思っています。
P.S
うちの定番、肉みそうどん。
丼ぶりは、たち吉のいい器。
なので、少々欠けても捨てられないのよ~。