いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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今鳴いているセミには頑張って欲しい

2021-07-19 22:24:26 | Weblog

セミの声がすごい

朝、駅前を歩いていると、大音量で聞こえてくる。

その音量に、げんなり・・するのと反対に、ほっとする面も!!

このセミたちは、無事に羽化できたんだな~。

土の中に7年近くいて、やっと出てきたセミたち。

そして、地上に出て8日足らずで死んでいく・・

「八日目の蝉」の話しから、8日足らずで死ぬのだと思っていたのですが、学術的にはもう少し長く生きるようです

そのセミですが、昔聞いた話が私の記憶にずっとこびりついていて、毎年その記憶が呼び起こされます。

公園にたくさん樹木があった当時、卵を産み付けられたセミの幼虫は、その木のずっとずっと下にもぐって7年間を過ごした。

そして、7年が経って、いざ地上へ出ようとしたら、その公園は、コンクリートで埋め立てられ、建物が建っていた。

どうなるか??

横に進めば、地上に出られたかもしれませんが、ほとんどのセミは、地上に出る手段を失い、死んでいったことでしょう

毎年、大音量で鳴くセミを見る度に、「よかったね」と安堵するのです。

「八日目の蝉」が暗かったから、リンクするのかな~

そして、考えてみた。

我が家も、丘を切り開いて建てた住宅地です。

もしかして、家を建てた下に、セミの幼虫がいたかも・・。

いざ出ようとしたら、コンクリートが邪魔して出られなかった・・なんてことも・・

自然と発展の共存って本当に難しいな~と改めて思うのでした。

今生きているセミたちには、精いっぱい現世を楽しんでほしいな・・。

 

P.S

もう撤去されましたが、博多山笠の1つです。

サザエさん・・がモチーフでした。