おいしい図書館

冒頭の写真は、滋賀県長浜市木之本町にある財団法人江北図書館の建物です。
風格のある建物ですね。
江北図書館は、明治35年（1902）に創設された「文庫」がもとになってできた「公共図書館」！
私立でもなく、市立でもない公益財団法人による地域の公共図書館です。
今年で122年という長い歴史があります。
歴史は同館HPに詳しい説明がありますからそちらをご覧ください。

今日は江北図書館の新館、Lib＋（リブプラス）に併設されたカフェのお話し。
Lib＋は、同館に新しく増設された閲覧室を併設したトイレスペースのこと。
先月3月31日に開館したばかりの真新しい施設です。
そこに併設されたのが「つるやカフェ」
地元長浜市のつるやパンが経営しています。

そこまでは結構あるあるなストーリーですが、なんと江北図書館とつるやパンさんは、共同企画で絵本まで作ってしまったというのですから驚き！
主人公は「パン屋のポポさん」という鳩のキャラクターです。
絵本に登場するパンが、実際にカフェで売られているというのです。
なんて美味しい図書館でしょう！

ちょっと遠いですが、新幹線米原駅で乗り換え、湖西線木ノ本駅から歩いていける距離です。
お近くに旅行の予定がある方はぜひ立ち寄ってみてください。

稲城市立中央図書館にもカフェがありますね！
そういえば稲城は美味しいケーキ屋さんが沢山あります。
地元のケーキ店のイチオシケーキが月替わりで食べられる企画なんていうのはどうでしょう？
目指せおいしい図書館

江北図書館HPはこちら

追記
2024.04.25　国会図書館　カレントアウェアネスに紹介記事が掲載されました。
＜E2692 – 図書館を未来につなぐ江北図書館の活動＜報告＞＞