馬場に移り、皆さんで歩きます。
これから走るところをお馬も確認しています。
いよいよ奉射が始まりました。
3か所ある的を狙って走ります。
私は三の的のそばで見ていました。
もの凄いスピードで馬は走りますが、正確に的を狙います。
的中すると合図が送られます。皆さんとても嬉しそう!
打ち終わると、声援と拍手を浴びながら悠々と戻ります。
後ろに見えるのは小的(しょうてき)です。陶器で命中すると割れて中から紙吹雪が舞います。
帰りには撃った矢が、それぞれの射手に戻されます。
奉射が終わりましたら凱陣(がいじん)の式になります。
最多的中の方が真ん中に座り、刀を収めます。穴の開いた的が誇らしげに掲げられます。
14時から始まった流鏑馬神事、無事に終わりました。
今年は念願かなって最後までじっくり観ることが出来ました。
射手の方は寒川神社のご神職だというのが驚きでした。
ものすごいスピードで走る馬から的を狙う、日々修練していることと思います。
解説の方もとても詳しくわかりやすく説明してくださって理解しながら神事を観ることが
出来ました。馬に座って乗っているというより、立って乗っているのも驚きでした。
ですから正しい姿勢で手を離しても馬をコントロール出来るのですね。
また来年も観に行きたいと思いました。案外遠くなくて、うちから1時間で行けました。
時代がタイムスリップしたような感じでした。
とても馬が早いので走っているのを撮るのは難しくたまたまピントがあったものが数枚です。
それだけカメラマンの撮影意欲をわかせるようでたくさんのアマチュアカメラマンが
押し寄せていました。