山手にある横浜地方気象台、山手芸術祭の一環で平日のみですが、一般公開されていました。
昭和2年からこの場所で神奈川県内の天気予報や地震観測をやっています。
右側の古くクラッシックな建物の本庁舎と新しく出来たモダンな建物の第2庁舎があります。
全体像の模型がありました。擁壁の上にあるのでちょっとわかりにくいです。
まず入ると大きな時計が迎えてくれます。大正15年に山形県で製作されたもので数年前まで時を刻んでいたそうです。
天井からはマスコット?がお出迎え。カワイイお日様ですね
気象台で使われていた旧式の観測機器が展示されているギャラリーラウンジがあります。
気象台創設当時の状況が忠実に再現されている応接室だそうです。クラッシックですね。
ここにも古い観測計器がありました。雨量などを測るものですね。
こちら24時間年中無休体制で気象状況や地震発生状況を監視している「現業室」です。この時はのんびりした雰囲気でしたが、きっと地震発生から慌ただしい職場になっていると思います。
気象観測を行う「露場(ろじょう)」です。ここでは気温・湿度・降水量・積雪の深さなどが観測されています。
今は使われていませんが、古い井戸の跡です。歴史を感じますね。
いつも散歩で通っていたので、一度中に入ってみたいと思っていました。ちょうど一般公開されていたので、見ることが出来たのですが、ちょうど地震の前日でした。きっとここで神奈川の地震の情報収集などを行っていて慌ただしくなっているんだろうな、と思いました。