横浜赤レンガ倉庫1号館で、8月12日~16日に行われる女優・五大路子さんのひとり芝居「横浜ローザ~赤い靴の娼婦の伝説~」上演を記念した「横浜ローザトークショー」が行われていて、たまたま通り掛ったので見てみました。
「横浜ローザ」は、白塗りの厚化粧に独特のドレスを身にまとい横浜の街角に出没していた伝説の娼婦「ハマのメリーさん」をモデルに五大さんが5年間かけて取材し、作り上げた作品です。トークショーでは、五大さんと横浜在住の写真家・森日出夫さんが、メリーさんの思い出話しなどをしていました。
今は亡くなってしまった方ですが、横浜の人なら会ったことがある人が多いと思います。特に女性なら高島屋のトイレなどでバッタリなど、あったと思います。私もトイレから出てきたら真っ白なメリーさんがいてビックリしました。でも昔からいらっしゃったので、横浜の風景の一部となっていました。今はもうその姿が見られないので寂しいですね。「あそこで会ったよ!」というのがよく友達同士の会話で出て来ました。
1996年の初演以来、五大さんがライフワークとして演じ続けてきた「ひとり芝居」で、公演は100ステージ以上となります。とてもメリーさんに思い入れがあるそうです。
まだ私はこのお芝居を見たことがないのですが、五大さんはうちの会社の役員が応援している関係で会社に挨拶にみえたこともあります。とてもきれいな方ですよね。その方が老婆を演じるというのも役者さんとして演じ甲斐があるのだと思います。