インチ記と褌

駄文をつらねた大変私的なドキュメンタリーブログ
※決して役には立ちません。

2/14 バレンタインデーの茶色モノはろくなもじゃない

2007-02-14 | 駄文

研修2日目、本日は雨ということもあって電車通勤です。実は方向音痴のワタクシ、前日に電車の時間を
調べメモまで取る用意周到ぶり。しかも到着時間を出勤時間の20分前に設定するという保険付です。
最寄り駅から予定通り昨日調べた急行に乗るワタクシ、しかも出口の改札が近く乗り換えに一番便利と
先頭車両に乗りました。ラッシュ時間とあって車内でのワタクシのポジションは扉にへばり付くような感じ。
最初は扉の近くは隙間風が寒いなぁと感じていたのですが、5分後何やら腹痛の予感。今乗っている急
行は次の駅に止まった後、6駅通過し7駅目に止まるというものなのです。しかしそこまで痛くないし、もし
痛くなったら7駅目で降りてトイレに行けばいいと思った、がそれが大間違いでした。

次の駅を電車が出発して5分も経たないうちに腹が激痛いのです。扉によっかかり息をハァハァ、扉は白く
くもっています。さらには傘を杖代わりに体重を預け何とか楽な姿勢を探すワタクシ。脳みそは「う○こは腸
で止まる う○こは腸で止まる」と念仏のように唱え自己暗示を精一杯頑張ってくれてます。

さらに5分後、冷や汗がダラダラと流れ、自分でも顔から血の気が引いて青ざめているのが分かるほどの
状態に。う○こを水際いっぱいいっぱいで食い止めてくれている肛門括約筋はデインジャーデインジャーと
サイレンと共に真っ赤な警告を発しています。そんな中糞様が降臨。「今水際で止まっているの第一波は
ガスだけかもしれないよ。仮に固体のほうだったとしてもちょっとだけ出せば腸にスペースが出来て楽にな
るって。」と、もの凄いギャンブルをけしかけてきたのです。一世一代福本伸行の漫画のキャラでさえ逃げ
出すほどの危険さです。そして何よりこれが危険でギャンブルな理由は、絶対漏らすというデメリットは保
障されているのに、絶対楽になるというメリットが保障されていない点。

そうこうしている間に電車は停止、車内で社会の教科書の人類の進化の過程の途中の段階のヒトの姿勢
をしているワタクシは『やっと駅に着いたのか・・・』と思ったのですが、「只今信号待ちの為しばらくお待ち
下さい」のアナウンス。「キサマー!この先頭車両に地雷を持った奴がいると知ってのことか!!(笑)」
万が一爆発したら先頭車両なんざたやすく吹っ飛ぶぞ。しかも俺を筆頭に精神的に被害が出るぞ。

すぐにゆっくりと動き出した電車はもう停車駅のすぐ手前、先頭車両に乗っているワタクシは駅に電車が
入れば、当然駅の一番後ろが最初に見え、最終的に駅の先頭に来るのです。車内から駅の一番後ろの
ほうが見えた時喜びと共にそこには記憶にない小さな建造物が。いつも降りない駅なので気にもしたこと
ないのですが、その建造物を見て唖然。両眼で0.2というワタクシの視力では普段見えることはないだ
ろう建造物のプレートには『お手洗い』の四文字が。「Noooo!俺が見たのは駅の最後尾にあるトイレで、
俺が降りるのは駅の先頭じゃないか!!」今すぐ列車を緊急停止してくれと必死に願うも駅の先頭にて
下車。ラッシュの人ごみの中を傘を杖にし内股ピコピコ走りで駅の一番後ろに。普段なら買う時に人目が
気になるトイレ前のティッシュ販売機にためらいなく100円をねじ込み即効で個室へバタンッ。その様子
はF1のピットさながら1秒の無駄もない動きでした。

爽快に地雷を処理したワタクシは2本後の普通電車で目的地へ向かうのでした。ホント20分前に着くよ
うに設定しといてよかった。お下劣2/14茶色いもののお話でした。