【当研究会からのお知らせ】
○You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リストを作成しました.8つのリストにまとめてアップしています.
You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リスト
だから英語に落ちこぼれた No.3
私がいて、あなたがいて、そして第三者がいる
I am ~. We are ~.
You are ~. You are ~.
He is ~. She is ~. It is ~. They are ~.
-----------------------------------------------------------------
(傾向)
日本の中学英語教科書の多くは、be動詞の登場順をなぜか、isから始める。
これは、This isやThat isから始め、It isやShe is、そしてHe is, Tom isなどと登場させるのが子供たちには理解しやすいと考えられているからだろう。
しかし、これは大間違いだ。ご存じのようにbe動詞isは、客観的な第三者の「存在」を表すことばなのだ。
ということは、日本の子供たちは、「自分が腹ぺこだ」とか「あなた、腹ぺこなの?」と表現できないのに、「彼は腹ぺこだよ」とか、「彼女は腹ぺこだよ」と表現しかできないことになる。大きなお世話だ!
Are you hungry? Yes. I am hungry.
Is she hungry? Yes. She is very hungry.
自分や相手のことも言えないのに、第三者の心配をさせるというのは、とにかくへんてこだと思わないか。
さらに私は、最も基本的な「存在」を受け持つbe動詞 の説明に、どうして補語が名詞のものを真っ先に登場させるのか不思議でならない。
なぜなら補語が名詞のものは、基本的に主語が複数となると補語は複数形になる。
We are good singers.
They are good singers.
補語が名詞のものより、補語が形容詞や方位副詞、あるいは前置詞 +名詞のものを最初に登場させるべきだと思う。これなら基本的に主語が複数になってもこれらの補語は影響を受けない.
ちなみに教育文法は補語を名詞と形容詞に限っている、実はこれは大問題なのだ。
You are a good singer. あなた、歌がうまいね。
You are hungry. あなた、お腹がすいてるのね。
(対策)
ずっと以前に、私は南アフリカのアパルトヘイトを扱った映画を見たことがある。その映画に白人が黒人の子供たちに英語を教えている場面があった。
白人の青年が、たくさんの子供たちを前にして、次のように言う。
I
そうすると、子供たちは、声をそろえて次のように答える。
I am.
以下、同じように。
You. ----> You are.
We. ----> We are.
She. ----> She is.
He. ----> He is.
もちろん日本語の字幕スーパーには訳されていなかったが、この場面は英語を教えるものにとって重要なものだ。
ファンクションメソッド(中嶋英語理論)では、be動詞の文は次のようなしくみとなとらえている。くり返すが、be動詞の意味は「存在」だけでよく、日本語に訳すのは別の問題だということだ。
私は、赤色で表示しているフレーズは、すべて補語と考えている。
つまりI am, You are, He isといったフレーズは「私って、あなたって、彼ってそんな存在なんだ」であり、Are youやis heなどは「あなたって、彼ってそんな存在なの?」といった意味でとらえるべきなのだ.
これは以前に紹介した「これって~よ」「これって~じゃないよ」「これって~なの?」「これって~じゃないの?」が、This is ~、This isn't、Is this ~、Isn't this ~?」のなどのノリと同じなのだ.
※流れている音声は、電子書籍「九九のように覚える英会話」PDF版のものです。2006年7月ベレ出版刊の復刻改訂版
これらのファンクションフレーズは以下の補語と結びつく.
(1) Hungry お腹が減ってる
(2) A good singer 歌がうまい
(3) down 滅入っている
(4) In a hurry 急いでいる
(5) (Going to) meet Mr.Smith スミスさんに会う予定
(6) Looking for Mr.Smith スミスさんを捜す
(7) trusted by everyone みんなに信頼されている
(5)(6)(7)の3つの非時制動詞フレーズを使ったものは、be (going) toの構文、進行形、受身形と説明されているものです.
「コミニカ中学英語基礎編」
[コミニカ英作法]
(1) 私は,お腹が減っています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② お腹が減って → hungry
(完成文) → I am hungry.
↓
↓
↓
(6) 私は,スミスさんを捜しています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② お腹が減って → looking for Mr.Smith
(完成文) → I am looking for Mr.Smith
(7) 私は,みんなに信頼されています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② 叱られて → trusted by everyone
(完成文) → I am trusted by everyone
He is系列 ---- Tom, Mr. Suzuki, your brother, my father
She is系列 ---- Lucy, Miss. Suzuki, your sister, my mother
They are 系列 ----Tom and Lucy, your sisters, my mothers, my parents
○ファンクションメソッドによる様々な英語・英会話教材の解説
○「自由に話すためのたったこれだけ英文法」などファンクションメソッドによる電子書籍
☆ファンクションメソッドによる大好評動画
動画再生回数が1万名を越え、本日(4月16日)18,417名となりました。
最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
動画再生回数が本日(4月16日)8,217名となりました。
[お知らせ]
○You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リストを作成しました.8つのリストにまとめてアップしています.
You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リスト
だから英語に落ちこぼれた No.3
私がいて、あなたがいて、そして第三者がいる
I am ~. We are ~.
You are ~. You are ~.
He is ~. She is ~. It is ~. They are ~.
-----------------------------------------------------------------
(傾向)
日本の中学英語教科書の多くは、be動詞の登場順をなぜか、isから始める。
これは、This isやThat isから始め、It isやShe is、そしてHe is, Tom isなどと登場させるのが子供たちには理解しやすいと考えられているからだろう。
しかし、これは大間違いだ。ご存じのようにbe動詞isは、客観的な第三者の「存在」を表すことばなのだ。
ということは、日本の子供たちは、「自分が腹ぺこだ」とか「あなた、腹ぺこなの?」と表現できないのに、「彼は腹ぺこだよ」とか、「彼女は腹ぺこだよ」と表現しかできないことになる。大きなお世話だ!
Are you hungry? Yes. I am hungry.
Is she hungry? Yes. She is very hungry.
自分や相手のことも言えないのに、第三者の心配をさせるというのは、とにかくへんてこだと思わないか。
さらに私は、最も基本的な「存在」を受け持つbe動詞 の説明に、どうして補語が名詞のものを真っ先に登場させるのか不思議でならない。
なぜなら補語が名詞のものは、基本的に主語が複数となると補語は複数形になる。
We are good singers.
They are good singers.
補語が名詞のものより、補語が形容詞や方位副詞、あるいは前置詞 +名詞のものを最初に登場させるべきだと思う。これなら基本的に主語が複数になってもこれらの補語は影響を受けない.
ちなみに教育文法は補語を名詞と形容詞に限っている、実はこれは大問題なのだ。
You are a good singer. あなた、歌がうまいね。
You are hungry. あなた、お腹がすいてるのね。
(対策)
ずっと以前に、私は南アフリカのアパルトヘイトを扱った映画を見たことがある。その映画に白人が黒人の子供たちに英語を教えている場面があった。
白人の青年が、たくさんの子供たちを前にして、次のように言う。
I
そうすると、子供たちは、声をそろえて次のように答える。
I am.
以下、同じように。
You. ----> You are.
We. ----> We are.
She. ----> She is.
He. ----> He is.
もちろん日本語の字幕スーパーには訳されていなかったが、この場面は英語を教えるものにとって重要なものだ。
ファンクションメソッド(中嶋英語理論)では、be動詞の文は次のようなしくみとなとらえている。くり返すが、be動詞の意味は「存在」だけでよく、日本語に訳すのは別の問題だということだ。
私は、赤色で表示しているフレーズは、すべて補語と考えている。
つまりI am, You are, He isといったフレーズは「私って、あなたって、彼ってそんな存在なんだ」であり、Are youやis heなどは「あなたって、彼ってそんな存在なの?」といった意味でとらえるべきなのだ.
これは以前に紹介した「これって~よ」「これって~じゃないよ」「これって~なの?」「これって~じゃないの?」が、This is ~、This isn't、Is this ~、Isn't this ~?」のなどのノリと同じなのだ.
※流れている音声は、電子書籍「九九のように覚える英会話」PDF版のものです。2006年7月ベレ出版刊の復刻改訂版
これらのファンクションフレーズは以下の補語と結びつく.
(1) Hungry お腹が減ってる
(2) A good singer 歌がうまい
(3) down 滅入っている
(4) In a hurry 急いでいる
(5) (Going to) meet Mr.Smith スミスさんに会う予定
(6) Looking for Mr.Smith スミスさんを捜す
(7) trusted by everyone みんなに信頼されている
(5)(6)(7)の3つの非時制動詞フレーズを使ったものは、be (going) toの構文、進行形、受身形と説明されているものです.
「コミニカ中学英語基礎編」
[コミニカ英作法]
(1) 私は,お腹が減っています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② お腹が減って → hungry
(完成文) → I am hungry.
↓
↓
↓
(6) 私は,スミスさんを捜しています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② お腹が減って → looking for Mr.Smith
(完成文) → I am looking for Mr.Smith
(7) 私は,みんなに信頼されています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる → I am
② 叱られて → trusted by everyone
(完成文) → I am trusted by everyone
He is系列 ---- Tom, Mr. Suzuki, your brother, my father
She is系列 ---- Lucy, Miss. Suzuki, your sister, my mother
They are 系列 ----Tom and Lucy, your sisters, my mothers, my parents
○ファンクションメソッドによる様々な英語・英会話教材の解説
○「自由に話すためのたったこれだけ英文法」などファンクションメソッドによる電子書籍
☆ファンクションメソッドによる大好評動画
動画再生回数が1万名を越え、本日(4月16日)18,417名となりました。
最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
動画再生回数が本日(4月16日)8,217名となりました。
[お知らせ]
CD-ROMなどの郵送販売 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます