「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
教育文法やネットで流れているSVOOのしくみについて判で押したこう教えている。
S V O O
〜ハ スル 〜二 〜ヲ
みなさんも見慣れた図式だが、このような教え方が日本人を英語を話せなくしている元凶だ。
よく見ていただきたいが,このカナが付されているのは日本文法では、「助詞」と言われるものだ。いわゆる「テニオハ」と言われているものだが、これは日本語特有なものだ。しかし英語は「インド=ヨーロツパ語属」に属している。したがって中国語を初めとしてインド,ヨーロツパを含めて「助詞」がない。つまり彼らの言語では助詞がない分,「語順」ですべてなのだ。
結論を述べたい。「〜ハ スル 〜二 〜ヲ」と分析するのは「英語を日本語に変換する」ための方策に過ぎないをそろそろ知るべきだ。
私はこのブログでしきりに述べているのは、「世界水準の英会話学習」と述べているのはこのことだ。例えば以前このブログで、give a kiss, give a coldといった動詞フレーズを覚えたらそれがgive me a kiss, give me a cold, get me the saltなどに表現展開すると述べた。
それを以下の表現をするために、「する、私に、キスを」とか「うつす、私に、風邪を」とか「とる、私に、塩を」などと翻訳するする必要があるのか?
「キス」は「する」もの、「風邪」は「うつす」もの、「塩」は「とる」ものだが、これは日本語の発想に過ぎない。すくなくとも、日本人以外はそのままフレーズ(意味ある単位)として覚えてしまうのが常識だ,日本人だけがそれができないとは私はまったく理解できない。
Don't give me influenza 私にインフルエンザをうつさないで
She gave me a smile. 彼女は私に微笑みかけましたつまり、当オンライン講座の。「英語でも他の外国語でも『そのまま理解する』ことが重要だ」言葉を変えて言えば、「英語は英語でとらえるべきだ」というのはこのことを指している.
以下は,当講座主教材「イメトレ英語学習法」からの抜粋記事だ。
VOO感覚の動詞フレーズはVO感覚の拡大型だ
単に「~を与える」(VO感覚)というとではなく、与える対象動詞まで表 現するのが(VOO感覚)の動詞フレーズだ。
ただこれらの動詞はは限られ ている。ただし他の誰でもなく「私に」とか「あなたに」と強調したいと きは、到達点を表すものはto me, to youとなり、一方対象を表す表すも のは、for me,とかfor youと表現する。
(1)(到達点タイプ)
give, lend, hand, send, bring, pass, show, tell, drop ,etc.
Lend me your pen, please.
Lend your pen to me, please.
どうかあなたのペンを私に貸してください
Tell us your history.
Tell your history to us.
私たちにあなたの話を聞かせてください
(2)(対象 タイプ)
buy, make, save, order, cook, find, get, cook etc.
Will you please get me the salt?
Will you please get the salt for me?
塩をとっていただませんか?
I made her breakfast.
I made breakfast for her.
私は彼女に朝食を作った
ただし、「イメトレ英語学習法」での、ネイティブによる音声はまず動詞フレーズを読み上げ、次に完成文を読みあげている.
例 give me a hand → Will you please give me a hand?
(ちょっと私に手を貸してくれませんか?)
【一般動詞フレーズ5段活用】
give me a hand 「私に手を貸す」
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(1) give(s) me a hand 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形のみで使われる。
(2) gave me a hand 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形のみで使われる。
(3) give me a hand 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) giving me a hand ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) given me a hand ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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今回から,「情緒表現」について述べていくことにする。この「情緒表現」は私が名づけたものだが、「事実表現」というものと区別するためだ。
例えば,「ふだん行動を起こしている」とか、「行動を起こした」など、「事実そうした」といった表現だ.
一方、「情緒表現」は以下にとりあげた表現だ。
このことについては,すでにSTEP1でも述べたことだが、要するに以下の3つのタイプがある.
(1) 助動詞系列のフレーズ
(2) be動詞系列の動詞フレーズ
(3) 一般動詞系列の動詞フレーズ
「コミニカ英作法」
(1) 彼らは、(今,ふだん)私に手を貸してくれる
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~しない → They don't
(2) 私に手を貸す → give me a hand
(完成文) → They don't give me a hand.
(2) 彼らは、(その時)私に手を貸してくれかった
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~しなかった → They didn't
(2) 私に手を貸す → give me a hand
(完成文) → They didn't give me a hand.
(3) 彼らは、(これから)私に手を貸してくれるでしょう
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~だろう → They will
(2) 私に手を貸す → give me a hand
(完成文) → They will give me a hand.
(4) 彼らは、私に手を貸してくれるかもしれない
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~かもしれない → They may
(2) 私に手を貸す → give me a hand
(完成文) → They may give me a hand.
(5) 彼らは、私に手を貸してくれようとしている
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~しょうとしている → They are going to
(2) 私に手を貸す → give me a hand
(完成文) → They are going to give me a hand.
(6) 彼らは、(今)私に手を貸してくれている
<~は ドウする文>
(1) 彼らは、~しょうとしている → They are
(2) 私に手を貸す → giving me a hand
(完成文) → They are giving me a hand.
(7) 彼らは、ちょうど私に手を貸してくれたところです ※中3配当
<~は ユウする文>
(1) 彼らは、~ちょうどユウする → They have just
(2) 私に手を貸した → given me a hand
(完成文) → They have just given me a hand.
(8) 彼らは、私に手を貸してくれるつもりでした ※高1配当
<~は ユウする文>
(1) 彼らは、~つもりだった → They would have
(2) 私に手を貸した → given me a hand
(完成文) → They would have given me a hand.
【イメトレNo.40】 VOO感覚の動詞フレーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) Will you please give me a hand?
ちょっと私に手を貸してくれませんか?
(2) 私にお金をいくらか貸していただけませんか?
(3) 私に手紙をください!
(4) 私にそれを見せてください!
(5) Please show me the way to the police station.
どうか私に警察へ行く道を教えてください
(6) 私に一杯おごってよ!
(7) 彼女は私に身の上話をしてくれました
(8) 私に時間を教えていただけませんか?
(9) 500円硬貨と1000円札と5000冊をください (両替で)
(10) 頼むよ、助けてよ/チャンスをくださいよ
※ 文例は、すべてmeを使っているが、meをyouやher, him,themなどに変えて表現して いただきたい I will give you a hand. あなたに手を貸してあげましょう
(11) どうか私に水を一杯持ってきてください
(12) 彼は私にタクシーを見つけてくれた
(13) 母は私に手巻き寿司を作ってくれました
(14) 私にこの質問に答えてください!
(15) 私にお茶を一杯と、運転手にも一杯持ってきてください!
(16) 私にケーキを(一片)切ってくれませんか?
(17) お願いがあるのですが
(18) どうかカクテルを一杯作ってください
(19) 私をあなたノルマに乗せていってよ!
(20) 私に塩を手渡してください
【今日の学習】
次回からPART 3に移ります。
ネイティブの子どもは どのようにして表現を拡大するか? ~5つの動詞フレーズを使って~
動詞フレーズを使いこなす 1
●単に動詞の変化だけで生きた英語が見えてこない
PART 2 表現の屋台骨を支える動詞フレーズのしくみ
CHAPTER 3 VO, VOO感覚の動詞フレーズ について ---125
【イメトレ No.31】VO感覚の動詞フレーズ getの動詞フレーズ (1)
【イメトレ No.32】VO感覚の動詞フレーズ getの動詞フレーズ (2)
【イメトレ No.33】VO感覚の動詞フレーズ doの動詞フレーズ
【イメトレ No.34】VO感覚の動詞フレーズ haveの動詞フレーズ
【イメトレ No.35】VO感覚の動詞フレーズ takeの動詞フレーズ
【イメトレ No.36】VO感覚の動詞フレーズ makeの動詞フレーズ
【イメトレ No.37】VO感覚の動詞フレーズ giveの動詞フレーズ
【イメトレ No.38】VO感覚の動詞フレーズ keepの動詞フレーズ
【イメトレ No.39】VO感覚の動詞フレーズ その他の動詞フレーズ
【イメトレ No.40】VOO感覚の動詞フレーズ
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているFire foxのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。
以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となっている.
http://jet2020.blog.so-net.ne.jp
【世界水準の英会話学習法[製品版]をご覧できる2つの方法】
●ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座の副教材として閲覧
受講者の方には専用ブログのIDとpasswordをお知らせします。ブログには記事がアーカイブとして蓄積しているので期間・期限を問わず学習が可能!専用ブログは、So-Netブログを使用。
○ファンクションメソッド研究会カートで購入(登録)税込 8,500円
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○DL Marketで購入(登録) 税込 9.612円
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