ファンクションメソッド オンライン講座語彙力増強サポートプログ
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私は昔、塾を経営していた。この時使っていたのが「コミニカ中学英語基礎編」だ。この教材を使っていると、多くの生徒がだいたい中3の1学期頃になると学習事項を終えてしまう。しかしこれでは塾の経営は成り立たない。私が彼らに提案したのは「英検」を受けなさいということだった。その結果、多くの生徒たちは三級に合格した。さらに彼らは高校に進んだが、高校1年で二級に合格したといううれして報告を受けた。略
以上はFACE BOOK からの記事の引用です,興味にある方はFACE BOOKで続きを
「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
この当オンライン講座のSTEP1主教材「九九のように覚える英会話」で学習したことが,今回のSTEP3の表現展開でまさに「英語の九九」となっていることを知ってほしい。これがbe動詞系列の表現が基礎となって,一般動詞系列の運用に展開するという英語の発想、つまり「VC感覚からVOC感覚へ」なのだ。
さっそく、今回の補語が名詞のものについて述べる。
もうすでにSTEP1で「トランプ大統領」の就任演説の一節を参考に述べた。
We will make America great. アメリカを偉大にする
この表現は、America is great.(アメリカを偉大だ)というVC感覚が基礎となり,それを一般動詞makeを使ってVOC感覚にする英語の発想だ。
それを名詞を使って表現する。しかしSTEP1でも指摘したが,ネイティブの日常会話の表現の多くは,この「体言止め」、つまり名詞で終る表現だ。
We will make America a great country. アメリカを偉大な国にする
Little Rocket Man made Morth Korea dangerous.
北朝鮮を危険にした
Little Rocket Man made Morth Korea a dangerous country.
北朝鮮を危険な国にした
ここでもまた、Up!, Up!, Me up!, Pick me up!持ち出さざるを得ない。ここでは名詞を使って、以下のようになる。
A happy girl!
Me a happy girl!
(I am a happy girl.)
Make me a happy girl!
私を幸せな女の子に現実化させてよ
私を幸せ(な女の子にしてよ
ただし、このようなパターンとなる動詞は限られていて、make, find, call などがそうだ。
VOC感覚の動詞フレーズにはだいたい慣れたと思う。要するに、目的語(O)と補語(C)の間に be 動詞が省略されているということだ。
また、VOC感覚には、VC感覚が元になっていることを確認してほしい。
ここでは理解しやすいようにmeやyouなど格変化のないthe girlを主語にした。
(1) The girl is up. 女の子は上にいる
Pick the girl up. 女の子を抱っこしなさい
(2) The girl is on your shoulder. 女の子は肩に乗っている
Hold the girl on your shoulder.
(3) The girl is happy.
Make the girl happy. 少女を幸せにしなさい
(4) The girl is Hanako.
Call the girl Hanako. 少女を花子と呼びなさい
これらの動詞は、基本的には「〜な状態にさせる/する」ということになるが、これについては次のCoffee room 8で述べる。
Coffee Room
8. make と let, get と have
中嶋: VOC感覚の動詞フレーズを作るget, have, put, make, let, leave, keep のそれぞれの意味だけど、どう説明したらいいだろうか?
※ちなみに、上のleaveを除く動詞は,すべてC.K,OgdenのBasic Emglishの「基本16の動詞」に含まれている。彼が「よく働く動詞」と指摘するのはこのことを示している
.
Kenny: ぼくは日本語が十分じゃないので、詳しく説明できないが、一番わかりやすいものを対比させて説明したらどうかな。
中嶋: そうだね。一番わかりやすいのは make と let かな。make は「無理矢理現実化させる」、一方 let は「したいからそれを許す」ということになるね。犬はいつも free になりたいから、Let the dog free.となり、 Make me happy.は、努力なしに幸せになるわけないので make を使う。あるいは Don't make me sad. など、悲しくなりたくもないのに「悲しくさせられる」から make を使う。make には元々、「ものごとを現実化させる」という意味がある。
また、leave と keep は日本語の意味はよく似ていて、「そのままにしておく、持続させる」ということだ。ただ Leave には「人や物事の状態をそのまま残す」、一方 keep には「元々そうでないものをコントロールして保つ」といった意味がある。
Kenny: get, have, putはちょっと説明はむずかしいね。
中嶋: そう、この中で最もわかりやすいのは have かな。これは要するに「無理矢理」とか「許す」といった意味を含まず「付帯的な状態にさせる」ということだ。だから意味は中立的だ。一方get や put はより意味が強いと言える。put は積極的に「人や物事をある状態にあらしめる」、get は「人や物事をある状態に到達させる」ということだ。getはhaveに比べて動的な意味を含んでいる。
Kenny: とてもわかりやすい説明だ! (cynically)
中嶋: でも、ページ数が限られているから仕方がないよ。
Kenny: 英語の先生がいつも使う「逃げ口上」だね。
中嶋: そんな言葉いつ覚えたんだ。
(be動詞のフレーズのパターン)
[A グループ]
(1) be動詞 + 方位副詞* `方位副詞については79ページ参照
I am up. 起きている
(2) be動詞 +前置詞 + 名詞
I am in trouble. 困っている
(3) be動詞 + 形容詞
I am all right. 大丈夫だ
(4) be動詞 + 名詞
I am her child. 彼女の子どもだ
[B グループ] 補語が動詞フレーズのもの
(5) be動詞 + to + 原形動詞フレーズ(be to〜の構文)
I am to drink milk. 牛乳を飲む予定だ
(6) be動詞 +ing形動詞フレーズ (進行形)
I am drinking milk. 牛乳を飲んでいる
(7) be動詞 + ed形動詞フレーズ (受身形)
The milk is drunk by me. 牛乳は飲まれる
ただし、[B グループ]については、動詞フレーズの変化形なので、次のPART 3で説明する。
【イメトレ No.28】
(名詞.を使って) be動詞との結びつき
VC感覚の動詞フレーズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) I used to be a good singer.
私、(以前は)歌が上手だったんだよ
(2) あなた、よくタバコを吸うね
(3) 私、犬嫌いよ
(4) 妻は、(ふだん)一生懸命働きます
(5) あなた、音楽がお好きじゃないの?
(6) あなた、英語を上手に話しますね
(7) あなたのご主人、話が上手だね
(8) 私の夫、話が退屈なのよ
(9) あなた、よく食べるね
(10) あなた、大嘘つきだね
※ sing - singer, smoke - smoker, hate - hater, work - worker
love - lover, speak - speaker, talk - talker, eat - eater, lie - liar
(11) あなたはよい助けとなるでしょう
(12) あなたのご主人、料理は上手なの?
(13) 私、聞いていましたよ /聞いていますよ
(14) 妻は、やりくり下手なんだよ
(15) あなたはやりくり上手に違いない
(16) 私、ゴルフが下手だったよ
(17) 彼女は非常な読書家だよ
(18) あなた、朝寝坊なの?
(19) 彼は英語のネイティブスビーカーだよ
(20) 彼は、お酒は強くないよ
※ help - help, cook - cook, listen - listener, manage - manager
play - player, read - reader, sleep - sleeper, drink- drinker【イメトレ No.30】
(名詞.を使って) 一般動詞との結びつき
VOC感覚の動詞フレーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) I will make you a happy girl.
私はあなたを幸せ(な女の子)にします
(2) 父は私を医者にしたがっています
(3) 私はあなたにうちの系列のホテルの支配人になってもらいたい
(4) 私はそれは5ドルだと思います
(5) 私たちは彼が正直な少年だとわかりました
(6) 私は彼女が私の妻だとわかりました
(7) 私は彼が親切な少年だとわかりました
(8) 私はあなたをケイちゃんと呼んでいいの?
(9) 彼女は私のことを嘘つきだと言ったよ
(10) 私たちは息子を太郎と名づけました
※ VC感覚から VOC 感覚へ
You are happy. → I will make you happy.
You are a happy girl. → I will make you a happy girl.
【今日の学習】
PART 2 表現の屋台骨を支える動詞フレーズのしくみ
CHAPTER 0 パターンで知る動詞フレーズのしくみ ---64
CHAPTER 1 V感覚の動詞フレーズ について ---68
CHAPTER 2 VC,VOC感覚の動詞フレーズ について ---74
(1) 方位副詞を使って ---79
(2) 前置詞+名詞を使って ---90
(3) 形容詞を使って ---102
(4) 名詞を使って
CHAPTER 3 VO, VOO感覚の動詞フレーズ について ---125
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGOOGLE CHROMEのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。
以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となっている.
http://jet2020.blog.so-net.ne.jp
●ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座の副教材として閲覧
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第2節 形容詞の働きとはこんなこと
【ポイント】 形容詞には限定と叙述の2つの用法がある
【チャート】
● 形容詞の2つの働き、限定表現と叙述表現とは
[1] 「どんな〜」と飾る限定表現
[2] 「どんなだ」と説明する叙述表現
●WORD BUILDING [2] 動詞や名詞から形容詞を作る
●WORD BUILDING [3] im, in, unをつけて反意語を作る
[3] 喜怒哀楽を表す動詞を使った動的形容詞
●WORD BUILDING [4] 動詞から動的な形容詞を作る
[4] Determiners(限定詞)を知っておいてください
[4] Determiners(限定詞)を知っておいてください
【ポイント】 Determinersをきちんと教えないから日本人は英語音痴に
【チャート】
[4-1] 指示を表すもの 例 this girl(この女の子)
this, these, that, those
[4-2] 所有関係を表すもの 例 my girl(私の女)
my, your, his, her, its, our, their, Tom's, my father's
[4-3] 数・量を表すもの 例 one girl(一人の女子)
one, two, etc.
some, any, all, half, most, no
(a) few, (a) little, many, much,a lot of, lots of, plenty of
[4-4] 集団の中の物・人を特定するもの 例 each girl(めいめいの女の子)
each, every; either, neither; both; cf such
[4-5] 質・品質・特質。(人の)品性を表すもの 例 a pretty girl(可愛い女の子)
good, bad, clever, pretty, nice, easy, etc.
[4-6] 疑問を表すもの 例 which girl(どちらの女の子?)
which, what, whose,
[4-7] 不定数(量)を表すもの 例 someone(誰か)、something(何か)
someone, anyone, everyone, no one
something, anything, everything, nothing
[4-7] 不定数(量)を表すもの
「誰か」「何か」「どこか」と人や物事、あるいは場所を不特定に表現したいときがあります。これはWho?(誰?」、What?「何?」、Where?(どこ?)など、直接に疑問を発することばと対に活用されるものです。
これらはすでに登場した以下のことばと結びついた英語の造語です。
some ある一部
any ゼロに限りなく近く
every どれもこれも
no まったくのゼロ
one 者、人 body 体
thing 物、こと
where 場所
Who?(誰?」 →someone, anyone, everyone, no one
→everybody, anybody, everybody, no body
oneと比べると、bodyは個別性が強調されます。
Who is there? 誰がそこにいるの?
Is anyone there? 誰かそこにいるの?
What?「何?」 →something, anything, everything, nothing
What is there? 何がそこにいる(ある )の?
Is anything there? 何かそこにいる(ある )の?
Where?(どこ?) →somewhere, anywhere, everywhere, nowhere
Where are you going? あなた、どこに行くの?
Are you going anywhere? あなた、どこかに行くの?
anyone, anybody, anything, anywhereなど、anyがつくことばは基本的に否定形や疑問形で使われることが多いです。
Anybody can do that.
どんな人でもそれくらいできるよ
Anybody may use the library.
どんな人でもその図書館を利用してよろしい
Anything can happen.
何が起こるかわかりません
■文法を生かして英語表現を■
(1) Someone is waiting for you.
誰かがあなたを待ってるよ
(2) Is anyone there?
誰かそこにいますか?
(3) Everyone likes you.
誰もがあなたのことが好きよ
(4) 誰もそこにはいないよ
(5) 何か具合が悪いのね?
(6) あなた、何か買ったの?
(7) すべてが準備できたよ
(8) 私は何も買わなかったよ
(9) どこかに行きましょう
(10) あなたはどこかに行ったの?
(11) 私は京都のどこも(すべて)行ったよ
(12) 私はどこにも行かなかったよ
【受講生の方へ】
■文法を生かして英語表現を■の続きをご覧ください。