目を閉じた時、虹色の世界かやってきました。
七色の美しいカーブが手前から、姿を現しドンドンと向こうの方に広がる様子を見ていると、自分が虹の妖精になった気分になります。
キラキラした花びらのシャワーが注がれた場所には、どんな花が咲くのでしょう?
可愛らしい葉をつけたその上には、雫の形をした蕾がある様です。
そんな不思議なカラフルな世界は、別名:タオルタウンと言いました。
(街中がタオルで出来ているからね)
本屋にスーパーマーケット、病院に学校。
オフィスの中は、タオルで創られた文房具でいっぱいです。
(この消しゴム、本当に消しゴムなの?)
(PCは、ちゃんと使えるの?)
街中がタオルで出来ているだけでもビックリなのにこの世界には、あと二つビックリする事があったんです。
(ワアォ!)
(なんて美しい色なの!!)
(ここは、タオルで出来たカラフルな世界って事!)
突然、目の前に本が飛び出して来ました。
ゆっくりとアーチを描くように本が飛び出したと思ったら、ページが開き中からか蝶がヒラヒラ~。
よく見れば蝶も綺麗な色をしています。
ヒラヒラさせた羽根からは、金色の粉が出ていました。
(あなたは、蝶の妖精ですか?)
(本の中で何をされているのですか?)
(突然、飛び出すと危ないですよ)
(ご忠告、ありがとう)
(ここは、危険な事は、ありません)
(色が守ってくれていますから)
タオルの街は、温かくてホッとする場所。
綺麗な小川には、見た事無い色をした魚たちが優雅に泳いでいます。
動物たちも個性豊かな色をしています。
(色が守るとは、一体どうゆう事ですか?)
(・・・街の素材がタオルなのは、何か意味があるのですか?)
(本の中では、何もしていません)
(あなたにご挨拶をする為の演出です)
(????演出・・・)
(随分、手の込んだ事をされるのですね)
(でも、ありがとうございます)
(この世界は、タオルと色ともう一つ、特別な意味をもつものがあります)
(気が付きましたか?)
(???)
その、”もう一つ”が何かを考えました。
辺りを見渡し、右に左に上に下?と体の機能を可能な限り動かし感覚を研ぎ澄ませた時、
(むむむ!)
(あの・・・・、この香りは、なんでしょう?)
(気が付きましたね)
(この香りは、特に”何”と言う物ではありません)
(強いていうなら、この世界の香りですがその香りは、あなただけが知る香りです)
いよいよ、蝶の妖精が言っている意味がわからなくなった時、沢山のカラフルな本が一斉に舞い上がり中から、沢山の蝶達が・・・・。
(ギョっ!)
タオルの空は、アッと言う間に蝶たちのダンスフロア―となっていました。
ちょっと、状況を整理してみよう。
(私は、今、タオルの街にいて蝶の妖精と出会い挨拶した後、沢山の蝶たちがタオルの空でダンスをしている????)
(整理や理解は、不要です)
(あなたは、ただ、この世界を味わえばいいんでよ)
続けて蝶の妖精は、言いました。
(人は、皆、心の奥でいつも柔らかいタオルに包まれたいと思っています)
(柔らかいタオルは、産まれ落ちた後、すぐに自分の身を包んでくれ、安心出来ました)
(身を包んだ場所は、沢山の人達の”愛”と言う色に溢れた場所です)
(その愛と言う色には、それぞれ異なる香りが入っています)
(あなた方人間は、産まれた瞬間に何が一番大切なのかを体に染み込ませ生きているのですよ)
(つまりこの世界は、愛色のタオルに包まれた異なる香りのする世界と言う事です)
(あの、大変失礼な事を言う様ですが・・・)
(妖精さんが話してくれた事を私の言葉に言い換えてお話してもいいですか?)
(勿論です!好きな様に言い換えてみて下さい)
(では、お言葉に甘えて・・・)
”私達人間は、産まれた時、”おくるみ”にくるまれそれは、とても柔らかく温かいものだった”
”私達の誕生を親や親戚達が愛をもって歓迎してくれた”
”愛の性質は、人それぞれ異なり、沢山の異なる素材が入り混じって愛の色と香りが生れる”
(つまり、タオルの世界は、母親の子宮の様な存在・・・?)
(だから、温かく感じるし安心するし懐かしい香りがするのか?)
(お見事!!)
(その通りです!)
(いや~、それ程でも)
(褒められてちょっぴり嬉しいです笑)
(所で、私は、子宮の中にいるのでしょうか?)
(それは、違います)
(ここは、あくまでもカラフルなタオルの世界)
(ここに来るのは、それなりの理由があります)
(では、私がここに来た理由は、なんでしょう?)
(それは、第一段階としてここを知る為です)
(知ってどうするのですか?)
(それは、これからのお楽しみちゃんです!)
(お楽しみちゃん?ですか。。)
ハッキリしていた虹色の世界は、静かに閉じて行きました。
蝶の妖精が最後に言った”お楽しみちゃん”が気になりますが、カラフルなタオルの世界を知る事が出来て良かったと思っています。
そんな、不思議なカラフルなタオルの世界にこれから何回いくのかな?
(それが次お楽しみちゃん?)
(いや、それは、違う思うよ)
七色の美しいカーブが手前から、姿を現しドンドンと向こうの方に広がる様子を見ていると、自分が虹の妖精になった気分になります。
キラキラした花びらのシャワーが注がれた場所には、どんな花が咲くのでしょう?
可愛らしい葉をつけたその上には、雫の形をした蕾がある様です。
そんな不思議なカラフルな世界は、別名:タオルタウンと言いました。
(街中がタオルで出来ているからね)
本屋にスーパーマーケット、病院に学校。
オフィスの中は、タオルで創られた文房具でいっぱいです。

(この消しゴム、本当に消しゴムなの?)
(PCは、ちゃんと使えるの?)
街中がタオルで出来ているだけでもビックリなのにこの世界には、あと二つビックリする事があったんです。
(ワアォ!)
(なんて美しい色なの!!)
(ここは、タオルで出来たカラフルな世界って事!)
突然、目の前に本が飛び出して来ました。
ゆっくりとアーチを描くように本が飛び出したと思ったら、ページが開き中からか蝶がヒラヒラ~。

よく見れば蝶も綺麗な色をしています。
ヒラヒラさせた羽根からは、金色の粉が出ていました。
(あなたは、蝶の妖精ですか?)
(本の中で何をされているのですか?)
(突然、飛び出すと危ないですよ)
(ご忠告、ありがとう)
(ここは、危険な事は、ありません)
(色が守ってくれていますから)
タオルの街は、温かくてホッとする場所。
綺麗な小川には、見た事無い色をした魚たちが優雅に泳いでいます。

動物たちも個性豊かな色をしています。
(色が守るとは、一体どうゆう事ですか?)
(・・・街の素材がタオルなのは、何か意味があるのですか?)
(本の中では、何もしていません)
(あなたにご挨拶をする為の演出です)
(????演出・・・)
(随分、手の込んだ事をされるのですね)
(でも、ありがとうございます)
(この世界は、タオルと色ともう一つ、特別な意味をもつものがあります)
(気が付きましたか?)
(???)
その、”もう一つ”が何かを考えました。
辺りを見渡し、右に左に上に下?と体の機能を可能な限り動かし感覚を研ぎ澄ませた時、
(むむむ!)
(あの・・・・、この香りは、なんでしょう?)
(気が付きましたね)
(この香りは、特に”何”と言う物ではありません)
(強いていうなら、この世界の香りですがその香りは、あなただけが知る香りです)
いよいよ、蝶の妖精が言っている意味がわからなくなった時、沢山のカラフルな本が一斉に舞い上がり中から、沢山の蝶達が・・・・。
(ギョっ!)
タオルの空は、アッと言う間に蝶たちのダンスフロア―となっていました。
ちょっと、状況を整理してみよう。
(私は、今、タオルの街にいて蝶の妖精と出会い挨拶した後、沢山の蝶たちがタオルの空でダンスをしている????)
(整理や理解は、不要です)
(あなたは、ただ、この世界を味わえばいいんでよ)
続けて蝶の妖精は、言いました。
(人は、皆、心の奥でいつも柔らかいタオルに包まれたいと思っています)
(柔らかいタオルは、産まれ落ちた後、すぐに自分の身を包んでくれ、安心出来ました)
(身を包んだ場所は、沢山の人達の”愛”と言う色に溢れた場所です)
(その愛と言う色には、それぞれ異なる香りが入っています)
(あなた方人間は、産まれた瞬間に何が一番大切なのかを体に染み込ませ生きているのですよ)
(つまりこの世界は、愛色のタオルに包まれた異なる香りのする世界と言う事です)
(あの、大変失礼な事を言う様ですが・・・)
(妖精さんが話してくれた事を私の言葉に言い換えてお話してもいいですか?)
(勿論です!好きな様に言い換えてみて下さい)
(では、お言葉に甘えて・・・)
”私達人間は、産まれた時、”おくるみ”にくるまれそれは、とても柔らかく温かいものだった”
”私達の誕生を親や親戚達が愛をもって歓迎してくれた”
”愛の性質は、人それぞれ異なり、沢山の異なる素材が入り混じって愛の色と香りが生れる”
(つまり、タオルの世界は、母親の子宮の様な存在・・・?)
(だから、温かく感じるし安心するし懐かしい香りがするのか?)
(お見事!!)
(その通りです!)
(いや~、それ程でも)
(褒められてちょっぴり嬉しいです笑)
(所で、私は、子宮の中にいるのでしょうか?)
(それは、違います)
(ここは、あくまでもカラフルなタオルの世界)
(ここに来るのは、それなりの理由があります)
(では、私がここに来た理由は、なんでしょう?)
(それは、第一段階としてここを知る為です)
(知ってどうするのですか?)
(それは、これからのお楽しみちゃんです!)
(お楽しみちゃん?ですか。。)
ハッキリしていた虹色の世界は、静かに閉じて行きました。
蝶の妖精が最後に言った”お楽しみちゃん”が気になりますが、カラフルなタオルの世界を知る事が出来て良かったと思っています。
そんな、不思議なカラフルなタオルの世界にこれから何回いくのかな?
(それが次お楽しみちゃん?)
(いや、それは、違う思うよ)