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私のイメージめも

対人コミュニケーションアドバイザーの聖子です。日頃、感じた事をめもしています。よろしくお願いします(^_-)-☆

左目ウィンク

2017年07月31日 | 日記
目を閉じると色々なものが姿を現してくれます。

山や川、夜空を飛んでいる鳥や海に浮かぶ船・・・・。
とーーーーーーーーーおくの方にゆらゆらと浮かぶ小舟を見た時、

(あー、あそこに私がいるんだ)

とぼんやり感じる事もあります。

一番多く現れるのは、遥か昔にそこにあったと思われる濃い緑が生茂る山々です。
風に任せて山の上を飛んでいると下には、ゆっくりと流れる川がいつもあります。
シカやタヌキが不思議そうな顔をして下から私を見ている事もしばしば。

(あなた達も一緒にどうですか?)

声をかけるとヒソヒソ緊急会議を始めた所で現実の世界に。。。。

ある日、電車に揺られてウトウトしていたら、とても綺麗な光が南の方からやって来たんです。
近くに来るまで我慢をしていたら目の前にやって来た瞬間、突然、パぁ~っと何かが開きました。

(何が開いたの?)
(ちょっと眩しいんだけど~)


あまりにも大きくて、近すぎちゃって、眩しすぎた為、その輪郭がつかみきれません。
その、パぁ~って奴は、こっちから、離れようとするとググーっと寄ってくるんです。
アタフタしていたら、ふわぁ~っと優しい風を感じました。

(あら、気持ちいい風!)
(この風は、いったい、どこから?


しかめっ面をして辺りを見ていたら、そのパぁ~って奴が少しずつ離れて行きました。

”ぱさ~ん♬、ぱさ~ん♪”
”ぽろろろろろろ~ん♬”
”ぱさ~ん♬、ぱさ~ん♪”
”ちゅるるる~ん♬”


とても心地よいメロディーに合わせて何かがゆらゆらと。。。。いや、しなやかに波打ってる感じ。

優しい風は、どうやら、開いた光のパぁ~って奴がウィンクをして起っていた様です。
風の主は、左目さんと言う事ですね。ワァオ!

目を閉じて見たものは、なんとなんと、”とても大きな左目”だったのです。
左目がしなやかにウィンクをする度に風が起こりました。

(あの、左目さん?あなた、あまりにも大きくてちょっと、怖いんですけど。。。)
(あなたが起こす風は、気持ちいいけど・・・)
(どうしてここに居るのですか?)


左目は、ただ黙ってウィンクをしています。
長いまつげがクルーンとカールしていて眼尻は、シャープなラインをしていました。

印象的だったのは、なんと言っても大きな黒い瞳。
その瞳の中には、キラキラと輝く宇宙が見えました。ワァオ!

(あなたの瞳から、宇宙が観えます)
(とても綺麗で美しい惑星が観えます)
(あなたは、宇宙と一体なのですか?)


左目のウィンクが少し変わりました。

(ふむふむ)
(その微妙な動きの変化があなた流の表現なのですね)


ウィンクでコミュニケーションなんて考えた事も無かった私は、左目さんに夢中で話しかけていました。笑
左目は、目を閉じたり時々、しなやかなウィンクをしながら私の話しを黙って聞いてくれていましたがある程度、思いの丈を発散した私は、ようやく落ち着きを取り戻しそして、尋ねました。

(会ったばかりのあなたにこんなに沢山、話を聞いてもらい感謝しています)
(でも、不思議です)
(どーして、こんなに沢山、話してしまったのか・・・・)

(いつかまた、お会いできますか?)
(宇宙から、また、やってきてくれますか?)


左目は、最後に大きく瞳を開き大宇宙の様子をみせてくれたあと、

”ぱさ~ん♬、ぱさ~ん♪”
”ぽろろろろろろ~ん♬”
”ぱさ~ん♬、ぱさ~ん♪”
”ちゅるるる~ん♬”


とても心地よいメロディーを置いて帰って行きました。

(いつかまた、あの美しい大宇宙をみせて下さいね~)

そして、目的の駅に到着した私は、弾む心と共にハッピーな一日を過ごしました。

目を閉じて見えてくるものは、いつも大胆で豪快です。
時々、あっけにとられたり圧倒されちゃう事もありますが最後は、なぜか心に何かが響きます。

時間に関係なくやってくる様々なビジョンは、私の弱い心を丸ごと包んでいつももそばにいてくれるのだと感じました。


黒ねずみ

2017年06月07日 | 日記
空に広がる重たい雲を見つめながら、少しの隙間を探しているその様子は、洞窟に迷い込み途方に暮れながらも一筋の光を見つける時に似ている。

そして、私は、辺りにチカチカと渇いた音がした瞬間、多くの人が行きかう雑踏の真ん中に立っていたんです。

(いつから、ここに?)

渇いた音が消え湿った風がブワァ~と体をすり抜けた時、少し離れた所に黒い物があるのに気が付きました。
その黒い物は、小刻みにモサモサと動いていました。

(むむむ、何かしら?)

ゆっくりと近づいてよくよく見たら、なんと、その動く黒い物は、毛のふわふわした小さなねずみ!!!
まん丸な体をチョコマカと動かして、誰かが落としたクッキーを食べていました。

一口食べては、チョコマカとまた、一口食べては、チョコマカと八の字に動いています。

(あれは、野良ねずみ?)
(ちょっと、可愛いかも・・・)
(近くに行きたいけどやめた方がいいかな・・・)

そんな事を思っていたら、

(野生的でとても強い生命力を持ち、人間で例えると、かなり要領がいいタイプ)
(食いッぱぐれない)
(自分を誰よりも綺麗だと思っていて、自信に満ち溢れている)


そんな印象を強く受けた後、

(頑固で怖い物知らずなんだ)

と付け加えていました。

突然、出会った小さな黒ねずみからの積極的なアピールを受け、私もアピール返しをしようとした時です。
バチンっ!と大きな音と共に、

(今の状況に注意を払いなさい)
(周りの様子をしっかり確認する事)
(悲観的な考えは、持たないで!)


と忠告の様なアドバイスをしてきました。

(”アドバスを頂いた”ってのが正しい言い方じゃいの!)

(そんな細かい事は、今は、いいでしょ?)
(それより、何で突然?)


(それは、きっと、今、周りがグダグダだからだと思うよ~)

(グダクダって言われてもね~)

黒ねずみは、クッキーを食べながら、こんな事も伝えてきました。

(その言葉を言った人物が重要なんじゃない)
(重要なのは、言葉そのものに隠されている)


メッセージの意味は、すぐに理解出来ました。

(私もそう思ってます)
(だから、今、その隠されている事を見つけたいと思っています)


(見つけようしても見つからないよ)
(方法が違う)


いつもなら、すぐにその方法を教えてもらうのでしょうが今回は、自分でみつけたい!と思いました。

黒ねずみは、一体どこからやって来たのでしょう?

空から?
土の中から?
それとも。


そうです。
黒ねずみは、湿った風と共にやって来たんです。

ブワァ~と体をすり抜けた時、クッキーのある場所に華麗に着地を決めた黒ねずみは、ほっぺにクッキーを頰張りながら、大切な事を教えてくれました。

妙に毛並みがよく、ツヤツヤした黒ネズミの正体は、どんな姿なのでしょうか?

(・・・・・)
(どんなに想像しても、やっぱり黒ねずみの姿しか浮かんでこないよ)


(それは、仕方ない事だ!)
(真の姿は、決して人が想像できるようなものじゃないのだからね)


黒ねずみの正体は、さておき、言葉に隠された秘密を暫く、探ってみようと思います。


鏡の中の宝物

2017年05月23日 | 日記
鏡に映る姿は、いったい誰なのだろう。

鏡に尋ねてみたら、何も答えてくれなかった。

暫くそのままでいたら、そいつの後ろに沢山の姿が見えて来た。

その様子は、夕暮れ近いスーパーのレジに並ぶ人の列にとても良く似ている。

列は、ずっと後ろの方まで続き、時折、ウネウネと蛇行していた。

(手に持ってるかごには、何が入っているのだろう?)
(肉・魚・野菜にドリンク・・・・・)
(生きる為に欠かせない物?)
(いや、違うらしい)


かごの中にある物は、形を留めない透明の何かだった。

三人目に並んでいる奴が変な事を言い出した。

(このかごには、今の感情が入っているんだ)

するとその後ろの奴がこんな事を言う。

(今、必要な感情なんだ!)

少しややこしいが、どうやら鏡の中に居るのは、今、自分が必要としている感情らしい事がわかった。

一体、どんな感情が選ばれているのか興味が湧き中身を見ようとした時、

(ちょっと、あんた、何を期待しているんだね)

(期待に応える様な物は、入っちゃいないよ)

(まったく、ちっとも自分をわかっちゃいない奴だ!)


そう言われてハッとした。

(期待?)
(私が?・・・そんなはずはない!)
(だって、期待という感情は、遥か遠くに捨てて来たじゃないの。。。)


鏡に映るその姿は、グルグルと変化しながら叫んでいる。

(どの姿が望ましいか?、どの姿が好きか?ではない!)

(いつも笑っていたいだと?)

(綺麗ごとを言うのも大概しなさいよ!)


なんか良くわからないけど、どうやら私は、鏡の中の”感情”に怒られているらしい。

とても奇妙だけど、何故か心地よい感じがした。

心のこもった言葉には、血が通っているのがわかる。

透き通ったサラサラした血は、体をゆっくりと巡り癒してくれるものだ。

反対に心無い言葉は、トゲがあるからズキズキと痛む。

この時、心地よく感じたのは、きっと、心がこもった言葉だったからだろう。

鏡に映る姿には、善と悪,正と誤,光と影,明と暗・・・・が入り混じり、時々、どうしていいかわからなくなるけど、そんな時にかごの中に必要な感情が一つ選ばれるのかもしれない。

たまたま、鏡に映る姿を見て

”あっ。なんか寂し気だな”

と思ったら、その時に必要な感情は、”悲しみ”が選ばれるのではなく

”思いやり”

が良いなーと思った。

寂し気な時に悲しみが選ばれたら、もっと寂しくなっちゃうけど、それが思いやりだったら、そっと傍にいてくれる気がするから。。。

最近、明るさと笑いに少し影がかかっている様に感じたから、気を取り直してもう一度、鏡を覗いて見た。

そしたら、どんな物がかごに入っていたと思う?

”笑顔”とか”元気”とか?

(うん、それもいいよね)

(でも、ちーーーーっと違うじゃん)


かごの中に入っていた物は、”ゆ・と・り”でした。

(感情カードは、”ゆ・と・り”)

アクセクしないでゆったりと腰を落ち着けて、大声出して笑えって感じでしょうか?

鏡は、色んな所にあるから、いつでもどこでも手軽にサクッと感情チッェクが出来ますね。

中々、面白い事を教えくれた鏡の妖精に金一封を贈呈!!。


双星(ふたほし)の道

2017年04月08日 | 日記
同じ場所で生き、同じものを食べそして、同じモノを見たり聞いたりして来た存在。
とても良く似ているけど、感じた事や進む道は、違う。

それが双星です。

双星は、自分に足りないものが何かを知っていました。
だから、相手を尊重し心から信頼する事が出来た様です。

いつも一緒に笑ったり、泣いたり、怒ったりしながら時間(とき)と自然を味方に今日まで生きて来た双星に別れの時がやってきました。

双星には、でっかい夢がありますがそれについて今まで話した事は、ありません。
でっかい夢について考えた瞬間にしっかり伝わっていたからです。
特に思いが強い時は、静かな沈黙だけが辺りを覆い尽くしました。

ピンク色オレンジ色に包まれる静かな沈黙の色。

それが双星が持つ不思議な力です。
二つの色が混ざり合った時、想像を超えるほどの癒しのエネルギーが撒き散らされます。

今まで一緒に生き、お互いに力を合わせて取り組んで来た事がようやく一つの力になった時、次のステージとして別々の道が用意されたのです。
やりたい事、行きたい場所、今まで出会った人やこれから出会う人達が違っても、でっかい夢のてっぺんにあるものは、同じなんだと感じています。

キラキラ輝く二つの星は、宙の上から水平線を目の前にして言いました。

(いよいよ・・・ですね)

(はい、いよいよです)

(天辺で会うのを楽しみにしています)

(はい、天辺でまた、会いましょう)


宙の上では、初めて短い会話がされました。

今までお互いの思いを感じ取り、理解してきた双星が初めて会話をした瞬間です。
双星は、何故、会話をしたのでしょうか?
それは、とても簡単な理由でした。

(どうてしてですか?)
(今までみたいに心を読めばいいのでは?)


(お互いのエネルギーで思いが伝わる時、そこに音は、いりません)
(相手を理解すればいいのですから。。。)

(会話をする時は、どちらか二つの理由がある時です)

(一つは、心が通わない時)
(もう一つは、とても大切な事を伝えたい時です)


(では、今回の会話は?)
(・・・・)

(そうです)
(貴方が思っている事ですよ)


(大切な事を伝えたい・・・ですか?)

(はい、そうです)

(人は、時々勘違いをする様ですね)
(何も言わなくてもわかっているよ、と)
(そして、何も言わなくてもわかって欲しいとも)


そう言われて思い当たる事が沢山出てきました。

(確かにそうかもしれません!)


(心が通いきれていない時は、沢山の言葉で伝える)
(また、大切だからこそ、しっかりと言葉で伝えたい)


(貴方たちは、とても素晴らしい能力を与えにれているのに、何故、その能力を使わないのでしょう?)
(それが一番不思議な事ですがなかなか、答えが見つからないのです)
(どんな生きものでも、どんなモノでも完璧なんてありません)
(泣いたり笑ったり、怒ったりしながら多くの事を経験しその全てを自分の財産にしていくのです)


(しかし、得たものだけが財産では、ありませんよ)
(時には、大きなものを失いますがそれも、また、財産ですからね)
(悲しみ、苦しみ、喪失感、絶望・・・がそれです)


双星は、まだまだ未熟な自分を成長させる為に・・・・。
そして、誰かの役に立つためにこれから新たな道を進むと話してれました。

”ライバルは、誰ですか?”と聞かれた時、

(ライバルは、私自身です)
(なかなか手強くて、それでいてヘッポコなんです)


そう言うと、双星は、笑いながら

”それは、かなりの強敵ですね。
向き合い甲斐がありそうだ!”


と、まるでわが身の事の様に言いました。

そんな双星は、大切な存在。
色んな事を知っていて、全てを承知しているかの様に思える双星が自分はまだ未熟だと言った時、心臓がドキドキとました。

この言葉には、どれ程の思いが込められているのでしょうか?

もうじき、双星は、宙の上から舞い降りて人々の元へやってきます

双星の姿がどんなものか・・・・・。
考るだけでワクワクする私は、ほんの少しだけ不安がありました。

(双星だっ!ってわかるかな・・・・)

すると、

(きっと、気づくと信じていればいいんだよ)

と遥か遠くの方から教えてくれました。

二つ寄り添って輝く星。。。それが双星です。
今まで一緒にいた場所を離れ、いよいよ別々の道に行く双星に対して、

(双星が目指しているでっかい夢の実現に少しでも役に立てたらいいな~)

そんな事を思いながら、宙をみたらもう、姿はそこにありませんでした。

((いつか、必ずてっぺんで会いましょう))


12本のポピー

2017年03月18日 | 日記
春がぐそこまで来ています。
水たまりで小鳥達が楽しそうに遊んでいる様子を見て感じました。
小さい音をパチパチと立てながら、小鳥たちは、どんな事を話しているのでしょう?

春は、街中が自然からもたらされる恵みの色で溢れる季節。
赤・緑・黄・オレンジ・ピンク・・・・白。
一つひとつの色から、いつも沢山のメッセージを受け取りますが今回は、菜の花の妖精がメッセージを届けてくれました。

(この蕾は、間もなく大きな花を咲かせます)
(一つひとつの花とその色には、大切メッセージが込められていますよ)
(どうぞ、受け取って下さい)


続けて菜の花の妖精は、言いました。

(メッセージは、一つではありません)
(誰もが自由に選ぶ事が出来ます)
(貴方は、どんなメッセージを受け取るのでしょうね?)


目の前に大きな蕾を付けた12本のポピーが置かれ、暫くすると少しずつ動きだしました。

(そろそろ、だね~)
(いったいどんな花が咲くのかな?)


菜の花の妖精が届けてくれたポピーの蕾は、下を向きながら何か話している様です。

(誰が一番に咲く?)
(この位置は、ちょっと、都合が悪いよ)
(下ばかり向いて疲れちゃったよ)
(今日は、良い風が吹いてるね~)
(お水、美味しいですぅ~)


と、それぞれ言いたい事を言っています。

白や薄ピンク、そして、ビビットなオレンジが咲きだしました。
ゆったりした時間の流れに浸りながら、蕾から花に変化する様をこんな間近で見たのは、初めてでした

白は、うつむき加減ですがオレンジは、ビシッと正面を向いています。
薄ピンクは、、、、。
この子は、ちょっとへそ曲がりさんみたいでそっぽを向いていました。

(この子達にもしっかり個性があるのね)

(クヨクヨ考えたりしていても仕方ない)
(前を向いて行こうよ!)
(嫌な事に目を背けないで!)


と言う事でしょうか?
残りの蕾達は、まだ、眠っていますが、この子達も間もなく目を覚ますでしょう。

12本のポピーが全部咲き揃った時、蕾の中のメッセージが部屋いっぱいに広がる光景をイメージした時、じんわりする物を胸の真ん中に感じました。

菜の花の妖精は、その様子を空の上から、見ている様です。

(今回は、12本届けました)
(既に咲いた花から、受け取っているのでお解りでしょうが・・・)
(1本の蕾には、沢山のメッセージが込められていますが受け取るメッセージは、一つだけです)
(12本咲き終えた時、一番大切なメッセージが一つ示されます)
(その時また、お会いしましょう)


(はい、素敵な報告が出来ると良いのですが・・・・・)
(また、お会い出来るのを楽しみにしています)


菜の花の妖精とそんな約束をした今日一日は、なぜか時間がゆっくりと流れている気がしました。

(早く咲かないかな~)
(何色か楽しみだね~)


(咲くのなんか待ってないで、殻をむしればいいじゃん!!)

(コラっ!)
(なんて恐ろしい事を言うの!)


(殻じゃなくて蕾だよ~)