過疎化の暮らし

姪がお中元を贈ってくれたので、夜お礼の電話。

姪の住んでいいるところは私の実家の近く、1軒あったスーパーは何年か前に撤退、
今はよろず屋が1軒あるだけという厳しさ。
温泉もあったけど、コロナで閉鎖になったきり、再開の目途はない。

1軒だけあったよろずの病院も閉めてしまったという。
病気にでもなって病院に罹ろうと思ったら大変らしい。
日々過疎化しているということだった。



私も高校を卒業した時点で、父母が冗談めかして
「この家継いで、後を取ってくれへんか？」
「家を建て直してもいいから。」って。

エエ～～！私が跡取り？冗談やおまへん。
跡取り息子は、もう所帯を持って大阪で暮らしているから
私に言ってきたのは分かるけど、当時家に残る人は本当に少なかった。

私は敢然と拒否して、スタコラ家を出たのでありました。
（家出ではありません。）
我儘娘、今にしてみたら正解やったなあと思うのです。

姪は一度は京都の大学に行って就職したのだけど、
体を壊して一旦田舎へ帰ってしまった。
その後実家の店の手伝いをしているうちに、父母の介護の担い手となり
都会に出るチャンスを失ってしまいました。

田舎も良いことは沢山あるし、空気はいいし、慣れれば暮らし安いとは
思うものの、あらゆる面で不便になってきている現状を思えば
かわいそうな気がします。
とにかく毎日元気で暮らしてほしいと願っています。



もうかなり以前に教室に持ち込んだ作品。
みんな覚えているかな。








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