今日も外出、本日は友達と会う約束していた。
遠くはないが知らないところなので電車でいくことにした。
朝、電車を調べてみると1時間に3本しかなかった。
10時台2本目はもう間に合わない。
3本目ギリギリか、少し遅刻になるが仕方ない。
駅に着くと運よく電車が遅れていて、ホームに停車していた。
すぐに発車するのかと思ったら止まっているので、息を切らして駆け込んだ。それからしばらくして電車は発車した。ラッキー(*^-^*)
薬局の前で待ち合わせていた友達と会って、
入ったお店はマクドナルド。
マクドナルドなんて何十年ぶりだろう。
お店は若い人が大勢入っていてエネルギッシュな大声でしゃべっているので、すぐに退散、その後ウェルネスパークに。
ここは広大な公園や音楽ホール、図書館、ジムがある。
サウナや半身浴ができる温浴施設のついたプールもある。
50台のころ友達と3人でこんな遠くまで週に数回泳ぎに来ていた。
他の2人の友達はほんの数メートルだけど泳ぐ?ことができた。
全くカナヅチだった私。泳がず歩いてばかりいたが、ある日一念発起。
泳ごうとしたら2メートルも行かず、ブクブク沈没。
それでもめげずくじけず泳ぐ真似していたら、3人組のシニアのオジサンたちが寄ってきて私たちに泳ぎの指南をはじめたのだ。
「あんた、手の動きが早すぎる」「もっとまっすぐ手をあげて」「こういう具合に」とか口々にウルサイ。
オジサンたちってとにかく教えるのが好きなようだ。
何とか言われる通りやっていたらカナヅチだった私、やっと向こう岸までたどり着けるようになった。
オオ!50台でやっと泳げるようになった私。大感激!
それから記録を伸ばしてプール10往復くらいは平気で出来るようになった。
二人の友達はオジちゃんたちの声援は無視、無視、「ゴチャゴチャ言わないでよ」ってマイペース。
無視せず言うことを聞いた私だけがまともに泳げるようになった。
大体、私って根がスナオだから。
何でも先人の言うことは聞くものだと思った。
とりあえず、水泳教室に入らずタダで泳ぎを習得できたのだった。
あの頃は、定年過ぎの60過ぎのオジサンたちがプールに入っていた。
今は?定年になっても働かねばならないからどうだろう?
今日会った友達と、「あの頃が懐かしいね。」
「あのオジちゃんたちどうしたかな?」
私ももう十数年プールなんて行ったことないから、また元のカナヅチに戻っているかもしれないし、
クロールで1往復もしたら昇天するかもしれない。
屋内でお茶を飲みながら下を覗くと、
若いお姉さんの掛け声に合わせて水中体操真っ最中だった。
明日は授業日、遊び惚けた代償が待っているかもしれない。