昨夜ひと雨あったらしく、今朝は爽やかな秋晴れのような空である。
ちょうど米が切れかかっていたので、夫婦二人してエッチラオッチラ庭まで重い米袋を運び、ビニールシートの上に広げて籾干しをすることにした。
ラーは写真のように無造作に足元に籾をぶちまけているが、私などはすぐに肌がかぶれてしまう。
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日本からは、しきりに桜の便りが届いている。
週末は、花見で大賑わいだったのだろうなあ。
コメントやメールを通じて、新刊が手元に届いたという連絡も寄せられている。
テレビ放送を見たという見知らぬ人たちからも、ブログを通じてありがたいメッセージをいただいた。
やはり、テレビの影響力は絶大だ。
だが、私自身の手元には、まだ新刊見本も放送映像も届いておらず、ひとり蚊帳の外だ。
ちぇっ、つまんないの。
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思いついて番組ホームページのバックナンバーを見れば、私の泣き顔を映したみっともない写真が掲載されている。
ということは、やっぱり最後の最後になって演出の罠にはまったときの映像も放送されてしまったのだろうなあ。
ああ、嫌だ、イヤだ。
デイレクターのSさーん、あのひどい写真、もっと楽しいシーンに差し替えてもらえませんかあ?
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本の刊行にも、テレビ放送にも現実感のないまま、オムコイでひとり蚊帳の外にいる私は、ブツブツ言いながら次の作品をしこしこと書いている。
明日は、従兄マンジョーの息子の結婚式があり、ラーはその準備を手伝いながら、一日中干し籾を狙って集まる鶏たちを追い払わなければならない。
式の供物となる運命の黒豚が、逃げ出そうと垣根を突き破ってヒーヒー鳴いている。
隣家の女房と娘たちは、「雨後の竹の子が出た!」と叫びつつ、山の方へ走った。
息子たちはすでに、魚獲りに出かけた様子だ。
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本が出るとのことで楽しみにしていましたところ本日、新宿の紀伊国屋にて購入させていただきました。
じっくりと、読ませていただきます。
昨日アマゾンから本が届き早速読ませて頂き、全部一気に読み終えました。
トォン師の言葉響きました。ラーさんとの馴初めもキュンとしました。運命ってあるんだなと・・・
私も一昨年最愛の祖母を亡くし思い出すと涙がでます。祖母にはタイ人の夫との結婚を最後まで認めてもらえませんでした。私の選択が間違っていたのかと今でも考える時があります。祖母の反対は私の将来を心配しての事だと思います。来年にはタイに移住する予定です。私達なりの幸せを見つけ楽しく暮らしていれば祖母もあの世で認め、見守ってくれるのではないかと思います。
クンター様のブログを読んでいると近い将来のタイ生活の勉強になります。続編も楽しみにしています!
未だ行った事のない『オムコイ』にますます惹かれると同時に最近あまり読書をしない僕に改めて本を読む楽しさと大切さを再認識させて頂きました。
ようやく落ち着いてきたうちのお店に、来て頂くお客様達にも是非紹介させて頂きたいと思います。
ブログは以前から拝見していたのですが、今日、
ようやく本が届きました。
読み始めたばかりですが、同い年というのは驚きでした。
私なら、タイの僻村での生活などは、十年若くても無理かもしれませんね。
(この間、大学の同期会が有り、その中で「日本の田舎暮らし」の話題が出たのですが、誰かが、「やはり年を取ったら、歩いて病院に行ける処でないと無理だよ」と言うのを、皆、頷いて聞いていました…(^_^;) )
やはり、環境が人を鍛えるのでしょうか?
これからもお元気で、第二、第三の続編を期待しております(*^_^*)。
インターネットで予約していたクンターさんの本が届きました(^^) ゆっくり読ませていただきます。
・・・楽しみ~。
初めまして。ブログのご愛読、そして本のご購入、ありがとうございます。よろしかったら、ご感想などお聞かせください。
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チョンケオさん
嫁の名はカムラーなので、ダブルミーニングになったようです。カレン語の愛称は「ボビー(赤ちゃん)」です。
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mimiさん
本のご感想、ありがとうございます。昨日はこちらにも本が届いたので、ラーと祝杯をあげながら出会った頃のことを語り合いました。お祖母さんのこと、今はきっとニコニコしながら見守っていてくださると信じます。
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なかちゃん
とても嬉しい感想をいただき、ありがとうございます。お店も落ち着いたそうで、何よりです。横浜方面での売り上げ倍増に期待しております(笑)。
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Q太郎さん
ご購読、ありがとうございます。まあ、私の場合は成り行きで暮らし始めたようなものですから、先のことなんぞ何も考えていませんでした。今も、綱渡りのようなものです。病気だけはできません。無謀といえば、実に無謀です(笑)。
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のりさん
ご購読、感謝します。ご感想など、ぜひ。
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tomtomさん
ご視聴、ありがとうございます。こちらにはまだ届いておらず、取材を受けた姉にもまだ届いていないそうです。いつまで、「蚊帳の外」が続くのでしょうか(笑)。いやいや、このまま永久に見ない方が健康にはいいのかなあ。
壮大な,ラブレターでしたねぇ.うんうん.
ラーさんとオムコイに対する愛情があふれていて,心温まる物語でした.
タイ語に翻訳して,ラーさんにも読んでもらったらいかがですか?
本のご感想、ありがとうございます。「ラブレター」とは、自分でも思いがけない視点で、大変うれしいお言葉です。
翻訳してラーに読んでもらうのは、危険かもしれません(笑)。