【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【ノッケウ女将の手作り味噌】

2014年05月31日 | オムコイ便り

 怒濤の結婚ラッシュが終わっても、なかなか疲れがとれない。

 私にしては珍しいことに、あんまり食欲もない。

 おそらく、連日の黒豚料理に食傷してしまったのだろう。

 こんなときにふと食べたくなるのは、やはり胃に優しい日本食である。

 そこで取り出したるは、とっておきの手作り味噌。

 これは、チェンマイ門そばにある姉妹宿(タイウエイ・ゲストハウス)の女将ノッケウが作ってプレゼントしてくれたものである。

 麹の薫りが高い。

 市販のものとは違って、余計なものは一切混じっていないという感じ。

 もともと味噌というものはこんな風だったのだろうなあと思わせる素朴で懐かしい味わいだ。

 味噌汁にすると、大豆の形が残るのも嬉しい。

 むろん、使う材には限りがあるけれど、ありあわせの大根や菜っ葉を煮込んで。

 わが村の米はジャポニカ種なので、味噌汁にはうってつけだ。

 白いご飯の上に、これまた到来ものの梅干しなどを載せたりして。

 いただきま~す。

 ハフハフハフ。

 うーん、オイテテ(カレン語でおいしい)。

 いや、ここはやはり故郷のなまりで「うまかあ」と言うべきか。

 舌先に、麹の薫りが残る。

 胃袋が、じんわりと暖まる。

 かあちゃん、お代わり~!

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