早朝に起き出すと、近隣のあちこちで焚火の煙があがっている。
このところの明け方の気温は15℃前後。
今年の冬季は、中国からの猛烈な寒気が入り込んできた去年とは違って、はるかに凌ぎ易い。
ところが今朝になって、にわかに13℃まで下がった。
わずか2℃の違いだが、やはり「冬だなあ」という感じがする。
そこで、村の衆はさっそく焚火を囲むわけだ。
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なにしろ、家の中に暖房器具なんぞはない。
家によって、台所に囲炉裏があるくらいだ。
衣服も、基本的には半袖で冬服の備えは少ない。
そこで、焚火や日向ぼっこが暖房の代わりになるという次第。
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それでも日本の冬に較べれば甘っちょろいものだが、タイの犬たちも寒さにはきわめて弱い。
とりわけ、純粋のタイ犬で毛足が短い飼い犬の元気などは、冬季になると家の中でないと眠れなくなり、おまけに親バカの母ちゃんが毛布を掛けたりするもんだから、ますます寒さに弱くなる。
だから焚火をすれば炎のギリギリそばまで近寄り、うずくまる。
日本の童謡では、雪や霰が降れば犬は喜び庭駆け回り、猫が炬燵で丸くなるはずなのだが、タイの犬は焚火を喜び、元気なんぞは足にひどい火傷をしても気づかないくらいに体を丸めて惰眠をむさぼるのである。
もっとも、日中は30℃近くになるから、今度は日陰でぐったりと寝そべることになるんだけどね。
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日本の猫も,たまに毛が焦げて来院します.
日本の犬は,チョット寒くなるとジャンパー着てたりします.雪を喜ぶ犬は余り見かけません...
いずこも同じか....
猫も毛を焦がしますか。でも、元気は肉が丸くえぐれるほどの深手でした。誰かに似ています(笑)
ぼくの家の柴犬は、本当に寒がりで、冬は床暖房の熱源の真上で腹這いになったり、横になったりして過ごしていましたが、今年の大雪の、羽生選手がソチで金メダルをとったところで亡くなりました。(横浜の寓居では50cmくらい積もりました。)
大兄におかれては、二頭もご一緒で羨ましいです。
私自身はさほど犬好きという訳ではないのですが、居なくなったら寂しくてガックリくるかもしれません。亡くなった柴犬、何歳だったのでしょうか?