昨日の夕方、突然くしゃみと鼻水が出始めた。
うーん、3男ポーのインフルエンザが移ったか?
しかし、熱はない。
ちなみに、ポーも朝から平熱を保っているのだが、まだ喉の痛みと軽い咳が続いている。
念のためにふとんにもぐり込むと、そこへラーが魚捕りから戻ってきた。
「あれえ、今度はクンターも病気?ああ、病人だらけであたしも病気になりそうだよお」
そう言いながら晩飯を作り終えると、本当に病気になってしまった。
くしゃみを連発し、しきりに鼻をかむ。
しまいには「寒い、寒い」と、頭から毛布をひっかぶる。
ま、まずい。
本当にインフルエンザが移ったのかもしれない。
しかし、熱は平熱である。
ポーも、平熱。
「とにかく、飯を食ったら薬を飲んで寝よう。夜中に誰かが熱を出すかもしれんからな」
というわけで、早々と7時半に消灯した。
*
それにしても、よく寝た。
目覚めると、風邪の症状は完全に消えている。
ポーも、平熱。
だが、ラーひとりが「うーん」などと唸っている。
熱を測ると、35℃。
はあ?
「寒くて、頭の半分と腰が痛いの。クンター、コーヒー湧かしてくれる?豚の世話と野菜穫りもお願いね。それから、ご飯も炊いて・・・」
矢継ぎ早の注文である。
仕方がないのでこれらを一気にこなし、料理の下ごしらえも済ませた。
そこへ、ふらふらという感じでラーが起き出してきた。
準備万端整った様子を見ると、突然鼻歌を歌いながら味付けを始める。
「よーし、おいしくできたよお!」
味見を済ませると、今度は踊り出した。
「おい、おい、おい、大丈夫かあ?」
急速な体温上昇を懸念して体温を測ると、今度は平熱である。
そして、朝飯を普通に食べ終わると、小雨の中、止めるのも聞かずに鼻歌まじりに野菜の種まきに出かけて行く。
いったい、何だったんだ、さっきまでの症状は?
これって、「自分も構ってもらいたい病」?
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しかし、熱はない。
ちなみに、ポーも朝から平熱を保っているのだが、まだ喉の痛みと軽い咳が続いている。
念のためにふとんにもぐり込むと、そこへラーが魚捕りから戻ってきた。
「あれえ、今度はクンターも病気?ああ、病人だらけであたしも病気になりそうだよお」
そう言いながら晩飯を作り終えると、本当に病気になってしまった。
くしゃみを連発し、しきりに鼻をかむ。
しまいには「寒い、寒い」と、頭から毛布をひっかぶる。
ま、まずい。
本当にインフルエンザが移ったのかもしれない。
しかし、熱は平熱である。
ポーも、平熱。
「とにかく、飯を食ったら薬を飲んで寝よう。夜中に誰かが熱を出すかもしれんからな」
というわけで、早々と7時半に消灯した。
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それにしても、よく寝た。
目覚めると、風邪の症状は完全に消えている。
ポーも、平熱。
だが、ラーひとりが「うーん」などと唸っている。
熱を測ると、35℃。
はあ?
「寒くて、頭の半分と腰が痛いの。クンター、コーヒー湧かしてくれる?豚の世話と野菜穫りもお願いね。それから、ご飯も炊いて・・・」
矢継ぎ早の注文である。
仕方がないのでこれらを一気にこなし、料理の下ごしらえも済ませた。
そこへ、ふらふらという感じでラーが起き出してきた。
準備万端整った様子を見ると、突然鼻歌を歌いながら味付けを始める。
「よーし、おいしくできたよお!」
味見を済ませると、今度は踊り出した。
「おい、おい、おい、大丈夫かあ?」
急速な体温上昇を懸念して体温を測ると、今度は平熱である。
そして、朝飯を普通に食べ終わると、小雨の中、止めるのも聞かずに鼻歌まじりに野菜の種まきに出かけて行く。
いったい、何だったんだ、さっきまでの症状は?
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