どうも、煙草がやめられない。
前回は2ヶ月ほどやめていたのだが、嫁の入院にまつわるストレスで、あっという間に元通り。
その後も、たびたび“煙草を買わない”禁煙法に挑んだのであるが、今度は度重なるネット不通によるストレスで、気づいてみれば雑貨屋の前でサイフォン・キオ(雨降りブランド・緑色パッケージ/メンソール)に火をつけている始末。
そこで、一箱ではなく20バーツのバラ売り(60バーツのサイフォンは6本)を買うようにしているのだけれど、イライラしているときは6本などあっという間で、またまた雑貨屋に足を運ぶのだから、まったく意味がない。
「クンター、なんで一箱買わないの?ばら売りだと、2本も損するのに」
雑貨屋の女店主にはいつも笑われるのだが、いや、なに、こちらにはあなたには伺い知ることの出来ないほどの深い事情があるのです、などと訳のわからん言い訳を考えても、それをカレン語に代える能力は私にはない。
そこで毎度、「マイミーサタン(持ち合わせがない)」というタイ語でお茶を濁すことになる。
*
すでに書いたように、私の場合手元に煙草がなければ吸わないのである。
だから、買わなければいいのである。
だから、やむなく(?)買ってしまった場合には、次の煙草を買うまでの時間をできるだけ引き伸ばせば、禁煙第一段階の節煙につながる。
そこで考案したのが、“シケモク節煙法”だ。
まず、新しい煙草を吸う場合にはこれを根元まで吸い切らずに、半分ほど残して揉み消す。
そして、一箱を消費したら、次はこの揉み消したシケモクの形を整えて、吸い直すのである。
つまり、“一箱で二度おいしい”作戦なのであるが、幸いなことに一度揉み消したシケモクはいがらっぽくて、うまいものではない。
そこで、一服、二服で「もういいや」となり、これで「新しい煙草を買いに行きたい」という気持ちはかなり紛らわせることができる。
さらにはまた、「こんなことまでして、俺はいったい何をやっているんだ・・・」と、自分を非常にみじめな心理状態に追い込む効果があり、「もう煙草なんか二度と吸うもんか!」とついつい口にしてしまうのである。
すると、本当に煙草なんか吸いたくなくなるから不思議なものだ。
それじゃあ、なぜ私は今もって煙草をやめることができないのか。
それは、私の意志薄弱のせいなどではなく、人間の本能に根ざす深遠な哲学性に起因する(何のこっちゃ?)。
つまり、人間、あらゆることに馴れてしまうのである。
シケモクのまずさにも馴れるし、シケモクを吸うみじめさにもすぐに順応する。
ある日のこと、私は見てしまったのである。
草木も眠る丑三つ時、ゴミ箱の中のシケもくを拾い、これに火をつけて深々と紫煙を吸い込むおそろしい“シケモクピー(お化け)”の姿を・・・。
あれは、決して幻ではなかったはずだ。
☆応援クリックを、よろしく。
前回は2ヶ月ほどやめていたのだが、嫁の入院にまつわるストレスで、あっという間に元通り。
その後も、たびたび“煙草を買わない”禁煙法に挑んだのであるが、今度は度重なるネット不通によるストレスで、気づいてみれば雑貨屋の前でサイフォン・キオ(雨降りブランド・緑色パッケージ/メンソール)に火をつけている始末。
そこで、一箱ではなく20バーツのバラ売り(60バーツのサイフォンは6本)を買うようにしているのだけれど、イライラしているときは6本などあっという間で、またまた雑貨屋に足を運ぶのだから、まったく意味がない。
「クンター、なんで一箱買わないの?ばら売りだと、2本も損するのに」
雑貨屋の女店主にはいつも笑われるのだが、いや、なに、こちらにはあなたには伺い知ることの出来ないほどの深い事情があるのです、などと訳のわからん言い訳を考えても、それをカレン語に代える能力は私にはない。
そこで毎度、「マイミーサタン(持ち合わせがない)」というタイ語でお茶を濁すことになる。
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すでに書いたように、私の場合手元に煙草がなければ吸わないのである。
だから、買わなければいいのである。
だから、やむなく(?)買ってしまった場合には、次の煙草を買うまでの時間をできるだけ引き伸ばせば、禁煙第一段階の節煙につながる。
そこで考案したのが、“シケモク節煙法”だ。
まず、新しい煙草を吸う場合にはこれを根元まで吸い切らずに、半分ほど残して揉み消す。
そして、一箱を消費したら、次はこの揉み消したシケモクの形を整えて、吸い直すのである。
つまり、“一箱で二度おいしい”作戦なのであるが、幸いなことに一度揉み消したシケモクはいがらっぽくて、うまいものではない。
そこで、一服、二服で「もういいや」となり、これで「新しい煙草を買いに行きたい」という気持ちはかなり紛らわせることができる。
さらにはまた、「こんなことまでして、俺はいったい何をやっているんだ・・・」と、自分を非常にみじめな心理状態に追い込む効果があり、「もう煙草なんか二度と吸うもんか!」とついつい口にしてしまうのである。
すると、本当に煙草なんか吸いたくなくなるから不思議なものだ。
それじゃあ、なぜ私は今もって煙草をやめることができないのか。
それは、私の意志薄弱のせいなどではなく、人間の本能に根ざす深遠な哲学性に起因する(何のこっちゃ?)。
つまり、人間、あらゆることに馴れてしまうのである。
シケモクのまずさにも馴れるし、シケモクを吸うみじめさにもすぐに順応する。
ある日のこと、私は見てしまったのである。
草木も眠る丑三つ時、ゴミ箱の中のシケもくを拾い、これに火をつけて深々と紫煙を吸い込むおそろしい“シケモクピー(お化け)”の姿を・・・。
あれは、決して幻ではなかったはずだ。
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まだ具体的な検証がなされていない物質も4.000種類。食品に微量の1種類でも検出されたら大騒ぎですよね~クンターさんもその食品は美味しくても買わないでしょ?
私はたばこ病、つまり58歳の肺気腫の患者です、この病気は治らない病気です、罹ったら進行するだけです、こんな病気があるなんて、たばこを吸っている時、注意書きなんて、読みませんでした、COPD(肺気腫)と診断されて、恐ろしい病気だと、知りました。
周りに、禁煙したぞーと宣言すると、男の意地で止められるかもしれませんね。
百害あって一利なし、をみおもって知りました。
こちらのブログいつも、楽しみに読ませていただいています、これからも、ずっと楽しみにさせて下さい。
僕はたとえ世の中で愛煙家最後の一人になろうとも笑いながら『ラヴ・ミー・煙(エン)ダー♪』を唄いたい!(>ε<)
突如現れた『シケモクピー』、実は鏡に映るあなた自身だったのでは..。(^.^;)
決して勧めは致しませんが、無理はかえってお身体に毒ですよ!(^^)
すいません、最近パソコン調子悪いので携帯で送ってるのですが途中で途切れてしまいます。(-_-;)
途中からですが..
突如現れた『シケモクピー』の正体、実は鏡に映った貴方自身のお姿だったのでは..(^.^;)
喫煙の方も決して勧めは致しませんが無理はお身体に毒ですよ!(^^)
そして本当はタバコが嫌いな自分に気がつきました。それ以来一本も吸っていません。
数年後経過しても年に数回タバコが気になりますが本当の自分の気持ちを知ってから(覚醒)
自信をもって禁煙の継続ができるようになりました。
今は本当に体力・気力が復活しました。
33歳から22年間禁煙していたときは、もう二度と煙草など吸うことはないと思っていたのですが・・・。コメントをいただいて、タイ煙草のえぐいパッケージ写真をじっと眺めているところです。
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POAD58さん
初めまして。ご体験にもとづく貴重なコメントをありがとうございます。おかげさまで、禁煙に再挑戦しようという気持ちになりました。肺気腫は、非常に苦しい病気だと聞いたことがあります。くれぐれも、ご自愛ください。
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旅人さん
私もとっくに「覚醒」はしているのですが、「行動」が伴いません。「夢」の代わりに、皆さんからいただいたコメントが禁煙のきっかけになればと思います。
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なかちゃんへ
ここだけの話ですが、ピーの姿を見たとき、私が震えながら「なかちゃん!」と叫んだようだと嫁が申しております。最近、オムコイにいらっしゃいましたか?(笑)