弱り目に祟り目、とはこのことだろうか。
右の肋骨が痛くて、夜もろくろく眠れない。
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原因は、体力への過信である。
材不足で工事が止まっている家の窓枠の外から、内側の床の上にある物を取ろうとした。
自分の感覚では、軽々と飛び上がって窓枠に乗せた腹筋で体重を支え、向こう側に身を乗り出すはずだった。
ところが、跳躍力が足りず、しかもバランスを崩して、右側の肋骨を窓枠材の角にゴリッ、ゴリゴリッ。
ウッと呻いて、その場にしゃがみ込んでしまったのである。
これまたドア枠だけが付いた玄関口から上がり込めば、なんということはなかったのである。
それを、ついつい若い頃の感覚のままで、横着をしてこの始末だ。
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塗り薬と飲み薬を併用して1週間は経つのだけれど、痛みは一向に治まらない。
回復力も、想像以上に低減しているのだろう。
一時の激痛は去ったものの、寝返りを打つたびに「ウッ」、立ち上がるたびに「ウッ」、クルマをバックさせるたびに「ウッ」。
これでは、麺屋用の飲み水タンクやプロパンガスタンクの交換作業もままならない。
日が経つにつれて、なぜか痛みが増しているような感じもあり、今日などは歩くのもそろそろといった具合だ。
いかに剛力ラーのマッサージも、骨には効かない。
業を煮やして、ついには「体操をしろ」と言い出したが、現時点ではそういう問題でもないのである。
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高齢になると、わずかな段差につまづいて転んだりするという。
今度の私の事故は、その前兆と言えなくもない。
クンター(爺様)はクンターらしく、自らの体力の衰えを自覚して、それなりの心構えと体力維持に努めなくてはなるまい。
しかし、私の場合、人様よりも喉が短いという生まれつきの欠点がある。
つまり、“喉元”で熱さを感じて反省する時間がきわめて短いのである。
ハッキリ言えば、いくつになってもおっちょこちょいなのでありましょう。
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2度経験しました自分の症状と同じですので、肋骨にヒビが入っているか骨折ではないのでしょうか。病院へ行きましても治療の方法はなくてひたすら元に戻るのを待つしかないのです。出来るだけ動かさないように、固定すると痛みが和らぎましたので、私の場合は和服の伊達締め(マジックテープつき)で締め付けて過ごしました。
その時、ウェアの左右のポケットにはデジカメと携帯が入っており、その分だけ肋骨がへこんだ感じで(大げさ!)その後2ヶ月ほどの間痛みました。 その痛みを思いだしましたよー
私は若い頃は結構ジャンプ力があり、その場跳びが73センチありました。
止せばいいのに、50歳を過ぎてからジャンプをやりました。
その後ある時、左鼠蹊部がプクンと飛び出しているのを発見、指で押すと引込み暫らくして
むっくりと又飛び出してくる。
病院に行くと「鼠蹊ヘルニア」でした。
下腹の筋肉が衰えていたのですねぇ…
と,いい加減なことを言っていみますが....