幼児の能力の凄さ実感

もう40年程前の事だが、いまだにはっきり覚えている。時々楽しく思い出している。
それは幼児の能力の凄さだ。
実家に帰省した時、妹が赤ん坊（女の子）を連れて帰っていた。
私は、その赤ん坊と遊んだ。這い這い出来るようになった赤ん坊だ。一緒に這い這いしたり等々。私も赤ん坊になった気分も味わい純粋気分で一緒に遊んだ。妹は隣の部屋の隣の炊事場にいた。赤ん坊が一人遊びしている時に、私は、充分に赤ん坊と遊んだ気分になり、郷土の新聞（信濃毎日新聞）を読みたくなり2階に上がった。2階の畳の上で寝転んで懐かしい気分で郷里の新聞を読んでいた。
しばらくした時に、階段口の方からウーウーと声がした。寝転んだまま、新聞をよけて見ると！なんと赤ん坊が畳の上を這い這い途中にいた。ウーウー（遊ぼうよ）と言いたくて階段を上って来たのだ。
びっくり仰天！！！なんと赤ん坊が階段を這い這いして上がってきていたのだ！大人の手を借りず。しかも、一緒に遊んでくれたおじさんが、二階に上がったのを認識して！一緒に遊んだ居間からは階段が見えたのだ。部屋の障子を閉めずに階段を上がったから。

新聞を置いて立ち上がって、赤ん坊を抱き上げて階段を見た。この階段を赤ん坊は上がってきたのだ。改めてびっくり仰天！！！赤ん坊は誰の手も借りずに誰にも見守られずに一人で上がって来たのだ。びっくりすると共に大変な驚き！もし、途中で手が滑ったり足が滑ったりしたら、階段から転げ落ちる。そしたら、怪我をする。命の危険もある。この赤ん坊は見事に階段を上ったが。
赤ん坊を抱いたまま一階に降り、母親である妹に報告。妹は、私ほど驚いていない様子だった。日々赤ん坊と接していて慣れている点もあるのだろう。
この赤ん坊も今では、子供の母親である。

私は、時々懐かしく思い出している。
ただひとつ「注意して下さい」と言いたいことがある！！！
赤ん坊の能力は時に、凄いことがある！大人の想像を遥かに超えた能力を発揮することがある！！！それは、怪我や命の危険と隣り合わせの事も多いということ！！！
窓から転落するとか。手の届かないはずのものに触るとか、とんでもないものを口に入れるとか等々！！！